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ライブハウスツアー2019~Listen to the MUSiC~@名古屋 [エビ中-ライブレポ]

いよいよ今年もエビ中さんに春ツアーの季節がやってきました。

今年は「Listen to the MUSiC」と銘打ち、3月に発売されたアルバム「MUSiC」を前面に押し出したツアータイトル、さらには10か所全てがライブハウスでの開催ということで、近年にない試みとなった春ツアー。
しかも、そのツアーの幕開けが名古屋ということで、愛知在住のオタクからすれば、こんなにワクワクすることはないんですよ。

ないんですが。

日頃の行いの悪さですかね、FC先行、オフィシャル先行、ぴあ先行、一般、すべての争いにことごとく敗れ去ってしまいまして、チケットをご用意して頂くことができず。
もちろん、ツイッターで探すこともできたんですけど、名古屋しか行けないって人がチケット探してるかもしれないし、他に何か所も行くようなオタクが出しゃばってもなー、なんて、いつものように弱気の虫がもぞもぞと動き出してしまいまして。
そうこうしてるうちに、あっという間に迎えた当日。
それでも、行けば知り合いにも会えるだろうし、ツアー初日特有のちょっとソワソワした緊張感も味わいたいし、ってことで、いざとなったら隣の109シネマで映画でも見て帰ればいいかー、ぐらいの、半ばあきらめの気持ちでzepp名古屋へ。

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到着してすぐ、知り合いのオタクにかくかくしかじか話をしますと、「自分がツイッターで探しますよ!」と、ありがたいお言葉。
さすがに今日の今日では厳しいんじゃないかなーと思ってたんですが、ほどなくして「見つかりました!」と連絡が。
いやホント、ツイッター凄い…そして、オタクの優しさに感謝…。
去年の秋ツアー福井のぬいぐるみ紛失事件だったり、今回の件に関してもそうですけど、なんかもう、いつもいつも助けられたり頼ってばかりで申し訳ない…。

そんなこんな、ドタバタで始まった春ツアーですが、どうやらネタバレ自粛の様相?
前日の東京ツーショ会のときに、自分は行ってないのでよく分かりませんが、どうやらそういう話が出たみたいで。
公式に明言してるわけではないみたいですけど、現時点でFCサイトやナタリーもセトリを上げてないところを見ると、今後の春ツアーで何かしらの仕掛けがあるのかもしれないですし、それをわざわざぶち壊す必要もないので、セトリに関してはとりあえず封印で。
まあ、そもそも、セトリに関してはいつもFCサイトとナタリー頼りですから、どっちにも上がってない状態ではネタバレしたくてもできないんですけどね笑

とはいえ、なにも書かないのもアレなので、とりあえず「MUSiC」の中から、昨日の名古屋で初披露となった曲たちについての感想をつらつらと。


Family Complex
やっぱり岡崎体育さん凄いっすね。
ただでさえ、エビ中ファミリーの新曲に対する反射神経の速さには目を見張るものがあるんですが、1500人あまり全員が見事に岡崎体育の音楽に飲み込まれてましたから。
しかもこの曲に関しては、盛り上がるポイントも分かりやすいですし、ファミリー以外の人も一発でノれるんじゃないかと。
そういう意味でも、完全にフェス向きの曲。
あと、誰ひとり躊躇することなくブヒブヒ叫んでたのは、さすが。
みたことない虫を見せつけるぽーちゃんと見せつけられるりったんも、注目ポイント。


明日もきっと70点
先日の大阪フリラでも披露しましたが、ちゃんとしたステージで見るのは初めて。
tiktokによる振り付け動画もありますし、サビに関してはコピってる人も多かったかな。
最後、メンバーがステージに寝そべって頬杖を突く、いわゆるジョニーのアウトロみたいな振りがあった(ような気がする)んですけど、あれって大阪フリラのときもありましたっけ?
またもや最前優勝案件じゃないですか。

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踊るロクデナシ
今回の初披露曲の中で、ライブで一番大化けしたな、と思うのが、この曲。
先日の全曲感想ブログの中で、この曲だけがイマイチまだピンときてない、なんてことを書きまして、もちろん、あのあと聴きこんでいくうちにだんだん耳にも馴染んでいったんですが、ライブでここまでカッコ良くなるとは。
たぶんカッコ良くなるんだろうなー、というぐらいの予想はしてましたけど、それをはるかに超えていきましたね。
カッコいいんだけど、けっしてお行儀の良くない感じ(いい意味でね)がまた、ライブハウスという空間に合うんだろうなあ、なんてことを思ったり。


星の数え方
そして、とにかく素晴らしかったのがこの曲。
これまた先日の自分のブログからの話で恐縮ですけれども、「歌唱集中型のパフォーマンスだったらいいなあ」なんてことを書いていたんですが、まさにその願望通りの、振り付けのほとんどない、歌唱のみのパフォーマンス。
ダンスを封印して歌唱に全振りしたときのエビ中さんのパフォーマンスの凄さは、ちゅうおんですでに体感済みではあったんですが、まださらに進化してるというか。
こういう表現が合ってるか分からないですけど、目隠ししたまま聴いても十分おカネの取れるパフォーマンスなんじゃないかと感じました。
なにより、小林歌穂さんの表情がね…素晴らしいんですよ…。


COLOR
「この曲は披露しないのでは?」という声も聞かれましたが、ももクロパートはエビ中で振り分けての披露となりました。
ももクロとのコラボ曲になりますが、熟女とか、なんなら明日もきっと70点だってコラボ曲ですけど問題なく披露してますし、ライブでの扱いはこういう感じで良いんじゃないでしょうか。


元気しかない!
これはもう予想通り、と書いちゃうとアレですけど、文句なしに楽しい!
途中のコント部分はCD音源通りで、今後サドンデスみたいにパターン変えてくるんじゃないか、という声もありますが、港カヲルやあっちゃんに再録頼むのも大変そうですし、フェスでの共演とかじゃない限りは、このままで行くような気がします。
あと、アナーキーやナチュメロみたいに、出席番号順にメンバーカラーのペンライトがリズムよく代わる代わる掲げられる景色が大好きなオタクなので、「真山です!安本です!…」のくだりはホントたまらないですね。
最前には最前の、後方には後方の楽しみ方があるんですよ。


その他、MCでの諸々を書ける範囲で。
・安本さんの自己紹介、最初の手拍子のところで、三三七拍子(りったんの自己紹介?)と勘違いしたのか、「パンパンパン…」のあとに「オイ!」と合いの手を入れてしまう小林歌穂さん。可愛い。
・おなじみ、小林歌穂さんのご当地煽り。「名古屋城の上に乗ってるシャチホコまで声が届くぐらい盛り上がりましょー!」。可愛い。
・フロアを上手下手に分けてのコール&レスポンス対決。先行真山さんはチームしゃちほこの掛け声で攻めるも、後攻柏木さんの「美怜!美怜!」\無敵の美怜!/の前に惜敗。「改名したからね」という、小林歌穂さんの冷静な敗因分析。ちなみに最初、「お、ウォールオブデスでも始めるのか?」と思ったことは内緒で。
・どこのMCだったか、「MUSiC」の話題をさんざん振ったあとに「あの曲もあの曲もまだやってないですよね!」という煽りからのMC明け1曲目が「MUSiC」未収録曲でちょっと笑ってしまった。

美怜ちゃんは、昨日に関しては3曲(だっけ?)のみ参加。
FCイベでは参加してた曇天が不参加だったのを見ると、やっぱり以前言ってたように日によって体調の波があるんだろうな、と。
MCのときなんかは、いままでと変わらないぐらい元気に振舞ってますし、その分、パフォーマンスできないもどかしさを一番感じてるのは本人なんだろうな、っていうのは、昨日の美怜ちゃんのブログからも十分伝わってきますしね。
メンバーが何度も口にした「6人で春ツアーを完走する」という言葉。
その言葉を信じて、いまは見守るだけです。

それにしても、自分の中で音楽という文化が育てられた場所がライブハウスだっていうのもありますが、やっぱり音楽を全力で楽しむにはライブハウスが一番だなあ。
去年の春ツアー熊本のレポブログでもこういうことを書いてますが、

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この考えは昔からずっと変わらなくて、そして今回、「MUSiC」というアルバムを引っ提げてのツアーで、この挑戦的なタイトルに込められた、昨今のインタビューで語られてる思いを考えると、この「MUSiC」というアルバムを余すことなく輝かせられる場所は、やっぱりライブハウス以外にないんじゃないかと。
もちろん、自分の勝手な解釈ではありますけど、昨日のライブを見て、その思いはより一層濃くなったように思います。

そんなこんなで、いよいよ幕を開けたエビ中さんの春ツアー。
あとは、セトリネタバレ自粛というのが、今後どんな展開を見せてくれるのか。
とりあえず自分の足りないアタマでは「全公演まったく同じセトリなんじゃね?」程度のことしか考えが及びませんが、まさかそんなことはないでしょうし、とりあえずは来週の仙台で正解の一端にでも触れられる…のかな?

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千秋楽の長野公演まで、6人で走り切ることができますように。

次は仙台だ!



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