パシャサ会レポ@名古屋

昨日は、私立恵比寿中学12枚目のシングル「でかどんでん」の発売記念イベント、「パッと見てシャッと書いてサッとお渡し会」（以下パシャサ会）が名古屋で開催されまして。
せっかく行ってきたのでレポとか書いてみようと思うんですが、最初に言っておきます。
何ひとつ面白いことなんか起きませんし、何ひとつ参考になることもありませんからね。
自戒と反省の意を込めて書き記すだけですので、そのつもりで読み進んでください。

というわけで。

シングルやアルバムが発売されると、トリッキーでファンタスティックな特典会を毎回開催するエビ中さんですが、個人的にはけっこう久しぶりの参加となりまして。
なんせ、小林歌穂さんの前に立つと思考が停止し、語彙力を失い、手足は痺れ、血液は逆流し、全身の毛穴が開きっぱなしになってしまうという特異体質で。
ましてや、肌に触れるだなんてとてもじゃないけどムリなので、でかどんでんゲームとか、シンガアル・シンガナイゲームとか、ハイタッチが絡むようなのは参加しなかったんですね。
ただ、今回のパシャサ会は、事前に公式から発表されたのはこんな感じで。



これなら、終わった後にハイタッチもしなくていいし、こちらから何かアクションを起こす必要もないし、ほんの数秒ならなんとかギリギリ耐えられるんじゃないだろうか？
とはいえ、さすがに2回も3回も行くのは無理なので、名古屋のパシャサ券を1枚だけ確保して、エビクラシーのサイン会以来、1年半ぶりに特典会に参加しようと決意しました。

ところが、ですよ。
先月、すでに大阪と福岡でパシャサ会が開かれてたんですが、そのレポを見てみると、

全然パッでもシャッでもサッでもねえじゃん！
なんだよ似顔絵って！
小林歌穂さんにじっくり顔を見られるなんてそんな大それたことできなばばばばばばばbbbb

てな感じで、ここ一カ月ぐらいは、いっそ干してしまおうかとけっこう本気で悩んでて。
でも、ツイッターで諸先輩方からお叱りの言葉を頂いたり、前日には若いファミリーさんから飲み会の場でも煽られて、もうこれは…と腹を括りましたよ。

そして当日。

ひとまず、似顔絵になったときのことを考えて、普段被ってる帽子を脱ぎすて、普段かけない伊達メガネをかけて、プチ変装で最低限の防御態勢は整えて。
自分が参加する2部は11時スタートだったんですが、とりあえず場の空気に体と心を慣れさせないといけないと思い、少し余裕をもって出発。
意気揚々と駅で切符を買おうと財布を開いて、

「…あ、パシャサ券忘れた」

慌てて家に取りに帰るという大失態。
最寄りの路線がICカード対応してたら、財布を出すこともなく、そのまま気づかなかった可能性もあったんですが、いまにして思うと、忘れたままの方が良かったかもしれない…。



会場の吹上ホールには、ギリギリ11時に到着。
当然、心の準備する時間なんてなく、一向に気持ちが落ち着かない。
気分的には、バンジージャンプ待ってる時のような感じ。
バンジーしたことないけど。
自分のタイミングを計りながら、立ったり座ったり手のひらマッサージしたり、20分ぐらい逡巡してたんですが、受付締め切りのアナウンスも流れ始めたので、意を決して受付に。

あとむ「あ、あの…」
スタッフ「ちょっと列が伸びてるので少しお待ちください」

せっかく意を決したのに！

そこからまた5分ぐらいソワソワソワソワしたのち、ようやく受付を済ませて待機列へと。
列の中に顔見知りを見つけて少しは落ち着くも、パーテーションの向こうから小林歌穂さんの笑い声が聞こえるたびに、胃は痛くなるし頭は痺れるし、なんでこんな思いしないといけないのかと、再び頭をもたげる後悔の念。
一歩進むたびに大きく深呼吸をするその姿は、どっからどう見ても完全な不審者。
なんならもう、いっそスタッフにつまみ出してほしい…。
てなことを考えながら、徐々に列は短くなり、あと3人、あと2人、あと1人、そして…


ス「次の方どうぞー」
あ「ア、ドモ、コンニチハ…」
ぽ「こんにちはー！」



あ（女神だ…女神がおる…）

しばしの沈黙。
定まらない視線を小林歌穂さんの手元に移すと、ヤバい…似顔絵だ…。
小林歌穂さんがこっちを見てる…。
いまだ続く沈黙。
なにか、なにか話さないと…。
ヒリヒリと貼りつくような喉の奥から声を絞り出す。

あ「アノ、来月、秋田、秋田分校ト、次ノ日、舞台、行キマス…」
ぽ「そうなんだー！10月もいろいろあるからねー！」（ホントは他にもいろいろ言ってもらえたような気がする。というか、この言葉を本当に小林歌穂さんが発したのかどうかという記憶すら怪しい）

そして再び訪れる沈黙。

ス「そろそろでーす」
遅いよスタッフさん！空気読んで！こっちはもう満身創痍だよ！もっと早くタオル投げて！

ぽ「はい、ありがとうございました！」
あ「アリガトゴザイマシタ…」
剥がし。


…ねえ！なにこれ！
もっと言うことあったじゃない！
ファミえん楽しかった！とか！
インスタ楽しみにしてるよ！とか！
舞台の稽古始まってる？とか！
メガネどうしたの？とか！
ねえってば！
オタクのスケジュールなんか伝えてどうすんだよ！
てめえの予定なんかどーでもいいわ！

…いやもう、自分がイヤになるな。
さすがにひどい。

終わったあとからいろんな人に慰めの言葉をかけていただきましたけど、ホントにもう情けないというかなんというか。
一日経った今日も、思い出しては心がジタバタしてます。
接触イベ行かない、って言うと、よく「そういうポリシーなんだ」的な感じで返されるんですけど、ポリシーだなんてそんな立派なものじゃなく、ホントにただただメンタルが豆腐並みなだけなんすよ…。
やっぱり自分には向いてないんだろうな…。

パシャサ会はこの後も東京、神奈川と続きますけど、行かれる皆さんはこんなことにならないように気を付けてくださいね！
精いっぱい楽しんで、メンバーを楽しませてあげてください。
自分はもう、皆さんのレポで、楽しそうなメンバーの姿を思い浮かべるだけで幸せですので笑



頭皮は自主規制

コメント 2

突然のコメント失礼致します。
わたしもエビ中が好きですが、2s会、サイン会でド緊張、自分のどうでもいい予定を推しに伝える、全然話せないという結果に終わり、とても共感致しました。笑
私だけじゃないんだ、と心が軽くなりました(*^^*)
ありがとうございます^^*
by kiki (2019-12-22 11:02) 

コメントありがとうございます！
自分は特にひどいですが、自分の周りも、推しの前に出ると言おうとしてたことなんかひとつも出てこない、って人たくさんいますよ笑
やっぱり緊張しちゃいますよね…。
ちなみに自分は、この日以降いっさい接触イベント参加できてないです笑

by あとむ (2019-12-23 18:14)