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私立恵比寿中学秋田分校~お待たせしました美の国感謝祭~ [エビ中-ライブレポ]

エビ中さんにとって、もはや欠かすことのできない行事となりました、秋田分校。
中止となった2020年、フェス形式となった2021年。
なかなか思うようにいかない2年間を経ての開催となった今年の秋田分校は、3年ぶりに秋田の方々とのコラボレーションを楽しめるライブとなりました。


自分は例年通りの、前日からの秋田入り。
そしてこれまたいつもと変わらず、前日から盛り上がりを見せる秋田駅前。
もうなんだか当たり前のような光景になってますけれど、こっちが勝手に前日から押し掛けてるだけなのに、こうしてあたたかく迎え入れてくれるんだから、そりゃあ居心地も良くなるってもんですよ。

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もう少し時間があれば、ひとつ前の週にタマリバで歌穂ちゃんが訪れた五城目町にも足を延ばしてみようか、なんて考えてましたけど、秋田駅前だけでも見どころたっぷり過ぎて、もろもろ踏まえて今回は断念。
また来年以降のお楽しみ、ということで。

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さて、ライブ当日の午前中はめちゃくちゃ気持ちのいい晴天で、天気予報を信じて持ち歩いてた傘が無駄になっちゃったなあ、なんて笑ってたんですが、そこはさすがエビ中さん。
昼ごはんを食べ終わってホテルで休憩していると、次第に怪しくなる雲行き。
開場時間の13時ごろには、雨に加えてカミナリまで鳴り出す始末で、ホテルから出るに出られない状況に。
これはどうしようかと思いましたが、雨雲レーダーを信じて30分ぐらい粘ったところでようやく雨も止んできたので、いざ会場へ。
雨雲レーダーすごい。

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会場は、今年9月にグランドオープンしたばかりの、あきた芸術劇場ミルハス。
壮大で近代的な外観でありながら、千秋公園や久保田城跡といったロケーションにもマッチするような伝統も感じさせる、めちゃくちゃ素敵な建物。
すでに山下達郎や郷ひろみ、THE ALFEEといった錚々たる顔ぶれがライブを行ったそうで、いよいよ満を持しての秋田分校開催ですよ。
いや、なんせこちらは3年前から佐竹秋田県知事直々の約束を取り付けてますからね。

この日の座席は14列目の下手サイド。
席幅もわりかし広めで、なにより列ごとに半席ずつずらしてるのと緩めの傾斜で、めちゃくちゃ見やすい。
2階席は少し奥まっているようにも見えたんですが、着席指定の友人曰く2階席でもまったく問題ないほど見やすかったとのこと。
来年はちょっと着席指定で申し込んでみようかしら。

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さあそして、いよいよ開演。
オープニングには、関向アナと、我らが小林歌穂生徒会長さまがご登場。
歌穂ちゃんの秋田弁での挨拶も、秋田に来ると自然と訛っちゃってるんじゃないかしら、と思うほど板についてきましたね。
秋田分校では恒例の制服衣装も、まだまだお似合いです。


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華々しくオープニングを彩るのは、もうすっかり秋田分校に欠かせない存在となりましたキャミソウルブラザーズ。
エビ中さんに先んじてのパフォーマンスにも、良い意味でまったく気負いのなさそうな、お二人のゆるーいキャラクターが良いですねえ。
「オメカシフィーバー」では真山さん、安本さん、莉子ちゃんの"どてらシスターズ(?)"も登場してのコラボパフォで、しっかりと会場を盛り上げてくれました。


M01:エビ中出席番号の歌 その3
M02:Family Complex
M03:YELL


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M04:イヤフォン・ライオット

NAMAHAGE郷神楽のみなさまとは、イヤフォン・ライオットでのコラボ。
和太鼓の重厚感あるドラミングが、曲にもめちゃくちゃマッチしていて素晴らしかったです。
ナマハゲ様の演舞は、やはり少し背筋が伸びますね。


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さらに続いて、超神ネイガーとだじゃく組合のヒーローショー。
今年は星名さんに加えて柏木さんまでホジナシにされてしましましたが、ファミリーの力も借りて、ネイガーがこともなく撃退。
めでたしめでたし。
生徒会長のきりたんぽソード捌きも、相変わらずカッコよかったです。


M05:HOT UP!!!
M06:売れたいエモーション!
M07:Anytime,Anywhere

HOT UPの直前、何かトラブルがあったのか袖に捌けてた小久保さんがステージに戻ってきて、水を飲み始めた瞬間にイントロが始まるというハプニング(?)
さすがのマイペースで良いですね笑
隣にいた美怜ちゃんが笑いを必死で堪えてるのが可愛かったです。


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M08:アフタヌーン・グラフィティ
M09:おねがいよ
M10:ラブパレード
M11:AM0805の交差点

つい先日メジャーデビューを果たしたばかりのukkaさん。
6人体制になってから拝見するのは初めてでしたが、すっかりメジャーアイドルの貫禄すら感じさせるほど、調和されたパフォーマンスだったように感じました。
新曲の「ラブパレード」めちゃくちゃ良かったです。
そしてukkaさんとは、桜木さんが「AM 0805の交差点」でコラボ。
終演後コメントでは「リハでバキバキに踊りすぎて浮いてた」なんて桜木さん自身が仰ってましたが、たしかにかなり気合入ってた感じがしましたね笑


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M12:スズメDANCE
M13:メタハンマー
M14:シャチョサン
M15:うぢらとおめだづ

いぎなり東北産さんのパフォーマンスも、相変わらず楽しくていいですね。
小久保さんとコラボした「うぢらとおめだづ」以外の3曲はどれも初見だったんですが、初見でも問答無用に楽しませてくれる"圧"はさすがです。
そしてその「うぢらとおめだづ」での小久保さんの何とも言えない"妹感"というか、それでもあの個性派集団の中に入ってまったく埋もれない存在感もあって、今回の全コラボのなかで一番ハマってたような気がします。
やはりどこかローカリズム精神のような、共鳴し合うものがあるのかしらね。


M16:もっと走れっ!!
M17:感情電車
M18:ヘロー

どういう思考回路だったら、こんな変態的(褒めてる)なセトリが組めるのか。
まさに感情のジェットコースターですよ。
ヘロー歌い出しの小久保さんが、すこしソワソワしながら、それでもしっかりと自分の"間"を作っていたのがすごく印象的でした。


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M19:ドンパン節
M20:Bang Bang Beat

お待たせしました、秋田分校のマドンナ、藤原美幸ちゃん。
ドンパン節では柏木さんとのコラボで、じつはこの日、柏木さんはあまりノドの調子が良くなかったのかかなり抑え気味のパフォーマンスが続いていたんですが、この日に備えて小湊さんにご指導いただいたという歌声は、さすがの一言だと思います。
エビ中楽曲では「Bang Bang Beat」でコラボ。
三味線と尺八の刻むビートに、美幸ちゃんの歌声が重なって、なんだかとても贅沢な気分になりましたね。


M21:まっすぐ
M22:スーパーヒーロー
M23:なないろ

なんというか、今回のセトリはいろんな意味で容赦ないですね。
出し惜しみなし、とにかく強い手札をどんどん切っていく感じ。


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今回初参加となったTDK応援団のみなさまと、ブラウゴン。
のっけからかなりの熱量で圧倒されっぱなしでしたが、次第に会場もその熱に飲み込まれるように盛り上がっていきましたね。
そしてバックには、明桜高校吹奏楽部の生徒たち。
こちらは3年ぶりということは、ステージに立ってる子たちにとっては初舞台となるわけで、こうしてどんどん新しい世代へ受け継がれていくというのも、長く続けているからこそなんだろうなあと、感慨深くもなりました。

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M24:MISSION SURVIVOR

そして本編ラストは、出演者勢ぞろいでの「MISSION SURVIVOR」。
ステージからあふれんばかりの人影と、アイドルも、ヒーローも、ナマハゲも、誰も彼もが肩を並べてタオルを回す光景に、これこそが秋田分校のあるべき姿だよなあと、少し涙なんかも出ちゃったりして。
この日積み重ねてきたコラボの集大成が、そこにあったような気がします。




EN01:ジャンプ
EN02:BUZZER BEATER

アンコールラストを飾ったのは、ひょっとしたら3年前の秋田分校ぶりの披露なんじゃないかしら、という「BUZZER BEATER」。
正直あまり好きな曲ではなかったりもするんですが、この日のパフォーマンスはすごく心に響きましたね。
3年ぶりにかつての形式を取り戻した秋田分校、新体制を迎えようとしているエビ中さん、新しくオープンしたばかりのミルハス、そして、変わらぬ温かさで我々を迎え入れてくれる秋田の街。
まるでブザーが鳴り響いたあとにふわりと舞いあがるボールのように、ゆっくりと歓喜の瞬間を待つかのようなニュートラルな時間が、古き良き伝統も、新しい未来も、すべてを包み込むようにあの瞬間に流れていたような、そんな気がしています。


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少しずつではあるけれど、元の姿を取り戻しつつあった今年の秋田分校。
直前での風見さんの欠席があったり、柏木さんも本調子でなかったり、文化祭がなかったこともそうですけど、まったく心残りがないわけではなくて。
それでも、今回初参加のTDK応援団の方々だったり、ステージ外でも日の丸醸造さんとのコラボだったり、また新しい未来へ向けた一歩も確実にあって。
来年、再来年と、ますます素敵な秋田分校へと、きっと発展していくんじゃないかと、そんな予感に溢れた2日間でございました。

大好きなこの街に、また訪れることができますように。

へば、まんず。




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コメント 2

いっくん。

どてらシスターズは真山・彩ちゃん・莉子ちゃんだよん。
by いっくん。 (2022-12-20 02:17) 

あとむ

おっと、これは失礼。
by あとむ (2022-12-22 20:20) 

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