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私立恵比寿中学 New style 大学芸会~run in our ebichu family~ [エビ中-ライブレポ]

行ってきましたよ、エビ中の年末恒例の大学芸会へ。
今年は『私立恵比寿中学 New style 大学芸会~run in our ebichu family~』と銘打って、10月に加入したエマユナ(出席番号16番・桜井えま、出席番号17番・仲村悠菜)の初お披露目も兼ねての開催。
前日には柏木ひなたの卒業という大きな転機があって、その翌日ということで、どことなく2018年の新春大学芸会「ebichu pride」を思い起こさせるような、でもあのときとはまったく違う空気感でこの日を迎えることとなりました。

会場は、フルバッテリーサラウンドの2019年以来となる幕張メッセ。
Cブロックだったのでアリーナほぼ中央ぐらいかしら、下手のいちばん端っこという、踊るには最高だし視界もそれなりに良好な席。
ありがたいねえ。
開演前には、スクリーンにセゾンカードのコラボPR動画が流れてました。

定時よりやや遅れて、いよいよ開演。

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M01:未確認中学生X
開場前にオタクと「1曲目なんだろうねえ」「やっぱり仮契約じゃない?」なんて話をしてたんですが、オーディションのタイトルにもなってたこの曲にまったく思い至らなかった、自分の思慮の浅さよ。
いや、そんな事より。
歌い出しからエナユマちゃんの堂々とした歌声に、開始5秒で度肝を根元から引っこ抜かれてしまいまして。
youtubeの全マシMIXでレッスンの様子は何度か見てましたが、声量もリズムも音程もそのころとは比べ物にならないほど、さすがに想像のはるか上を行き過ぎてて、ずっと「マジか…」って口パクパクさせてました。
ちなみに、歌穂ちゃんの変顔も想像のはるか上を行き過ぎてて、こちらの衝撃もハンパなかったです笑(スクショ撮ったけど自重)



M02:仮契約のシンデレラ
これまたイントロからエマユナちゃんの見せどころ。
ココユノノカの3人での寸劇も良かったですけど、ここはやっぱり2人でのやりとり、というのがしっくりきますね。
後半の「私と契約してください!」を小久保さんに残したのも、すごく良かったです。

M03:売れたいエモーション!
ここで早くもトロッコ演出。
エマユナちゃん、近くで見るとむちゃくちゃ可愛い!お顔も小さい!
早めの段階でこうやってファミリーの近くまで来てくれたのは、ナイスでした。
そしてラストの「Yo!DJ!」を、えまちゃん、悠菜ちゃん、莉子ちゃんと繋いでいったんですが、可愛らしいお声のあとのクソデカ莉子ちゃんボイスに思わず爆笑。
ていうか、この2日間、莉子ちゃんの気合が凄くなかったですか?
もうホント、ちゃんとギアの歯車噛み合ってるか確認してる?って心配になるぐらいエンジン全開のパフォーマンスで、圧倒されっぱなしでした。

M04:ハイタテキ!
莉子ちゃんの「惚れた!」がキープされてたのも嬉しかったですが、個人的には、1Aパートの歌穂ちゃんフォーメーションが変わらなかったのも嬉しかったり。
歌穂ちゃんひとりだけ違う動きをしてる、というのが好きなんですよ。
変わるところと、変わらないところと。


そしてここで自己紹介。
悠菜ちゃんは、博多ローカルネタの「やー!」を取り入れたコール&レスポンス形式。
えまちゃんは会場全員で「にこーっ!」って笑顔になれるような、楽しい感じに。
ここで早くも泣き出しそうになるえまちゃんを、両脇のじいちゃんばあちゃん(まやさん&歌穂ちゃん)が優しくなだめる姿にホッコリしましたね。
そんななか安本さんが「やさしい目で見て、なんて言いません。嘘のないパフォーマンスを厳しい目で見てください」とピリッとする一言。
でもそれが自信の裏返しであることは、ここまでの4曲で十分伝わってましたよ。

M05:ハッピーエンドとそれから
M06:新未来センセーション
M07:イヤフォン・ライオット
M08:Bang Bang Beat
そんな安本さんの言葉を体現するかのように、9人時代の曲を4連発という思い切ったセトリ。
例えば8人時代以前の曲であれば、これまでも何度かパート変更もされてきましたし、新しくエマユナちゃんが入ることへの"違和感"も多少は軽減されるはずで。
それに対して9人時代の曲は、柏木さんの"穴"というものを否でも実感してしまうわけで、正直そんなに多くはセトリに入らないだろうと思ってました。
なので、このブロックだけでも相当な気合の入りようが伺えて、実際、違和感はまったく感じさせなかった10人の底力。すごい。

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ここで転換VTR。
「エビ中の個性とは何か?」をテーマに会議中のエビ中さん。
なんやかんや紆余曲折あって、「同期」がひとつのテーマだというところに辿り着き…

M09:青い青い星の名前
真山さんソロでの歌唱ということで、やはりどうしてもノドの具合を心配してしまいますが、おそらくもう具合が良いとか悪いとかではなく、新調した声帯のチューニングがまだ整ってないだけ、なんだろうな。
パフォーマンスを重ねるごとに安定してきてるのは伝わってきますし、また年末までゆっくり調整してほしいですね。
ところで、「碇ゲンドウになった気分」というのは、メンバーに伝わっていたんだろうか…?

M10:禁断のカルマ
曲前の映像演出で一瞬「ゴーストかな?」と思いましたが、なんとココユノノカの3人による禁断のカルマ!
オリジナルバージョンの振りも、歌割りも、この3人にしか出せない個性でもってしっかり表現されていて、改めてこの3人は凄いな、と。
2019年春ツアーの衣装をココユノノカが着ているというのも、なんか感慨深かったなあ。
ところで、「小久保柚乃セクシー」ってなんですか…?

M11:きゅるん
美怜ちゃんがひとりでアリーナのトロッコから登場!という演出が、2015年のビッグガレージを思い起こして「キミに39かな?」なんて思ったり。
高音から低音まで、美怜ちゃんのテクニカルシンガーっぷりを余すところなく堪能できて楽しかったですねー。
ただ、そんな美怜ちゃんはずっとベルトが気になってたようで。
トロッコのなかで隠れながらアタフタしてる美怜ちゃん、なぜか容易に想像できますね笑

M12:友情ラブレター
かほりこでの友情ラブレターはあまりに予想外過ぎて、さすがにこれはズルいってばよ。
いや、もちろん、杏野さんや裕乃さんの時代のことを知らないオタクなんですが、黄色と水色のペンライトの光の中でこの曲が歌われるということが、どういう意味があるのか、ってことぐらいはね。
アウトロでは、お互いに宛てた「ラブレター」がモニターに映し出されてましたが、お互いがともに相手のことを"相方"と表現しているのに、思わずにっこり。
テーマは"同期"なんですけど、やっぱりこの2人は"相方"なんだな。

M13:ちがうの
安本さんソロで、この選曲と、この衣装(aoop)は、マリアナ海溝よりも深い感慨深さがありましたね。
真山さんも美怜ちゃんもそうですけど、"同期"というテーマで、でもステージには自分一人で、っていう部分の難しさはあったと思いますが、それぞれの年月で積み上げてきたパフォーマンスを魅せる、というところでの表現だったのかな、と。
柏木さん企画でも「ひなたは同期だと思ってる」という言葉がありましたし、安本さんのそういう色んな想いがたっぷり詰まってたんだろうな。

M14:スーパーヒーロー
この日最大のハイライト。
ここまでの流れは分かってますから、さあ最後はエマユナの2人でなに歌うんだろうなー、なんて軽率にワクワクしてた脳みそに流れてきたイントロのストリングスに、大げさでなくマジでひっくり返りそうになりました。
この発想が出たことも、この曲を託そうと決断したのも、そしてそれを受け止めたエマユナも、すべてが素晴らしいですね。
そして2Aからメンバーが逆順に加わっていく演出は、去年のスターダストライトを踏襲していて、なにからなにまで完璧なパフォーマンスでした。
いま、ここがスタートライン。

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そして再び転換VTR。
「なにか物足りない!」と美怜ちゃんが電話した先は、エビ中バンドリーダーのshinさん。
「いまから行くよ」と二つ返事で快諾するshinさん。
ということで…

M15:CHAN-CHARA-CHAN
バンドセットで、しかも久しぶりのCHAN-CHARA-CHAN!
いやあ、やっぱり楽しいですね。
しかも1A1Bを完全に若手組に任せていて、出だしに少し音が上手く取れてないようなところもありましたが、そこでの初々しさも相まって、ホントに楽しかったです。
落ちサビ歌穂ちゃんの卓球部には、風見さんが新入部。
この曲、もっと見たいなあ。

M16:制服"報連相"ファンク
M17:HOT UP!!!
これもまた初々しさというか、個人的には初披露だったファミえん2017を彷彿とさせるような、荒々しい熱を帯びたパフォーマンスだったんじゃないかしら。
こういう曲はホント、これぐらいの刺々しさがあってちょうど良いですね。
年甲斐もなく踊り狂って、汗だくになりました。

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M18:ラブリースマイリーベイビー
からのラブスマで、ここはもうファミえん。
再びのトロッコ演出もあったんですが、エマユナちゃんの表情からは、もうすっかり緊張の色はなくなってましたね。
HOT UPで上がり切ったテンションそのまま、ただただ楽しい時間だったなあ。

M19:BUZZER BEATER
M20:曇天
10人初ステージでいきなりこれをやるか、という、この日いちばん意表を突かれた曲。
6人でも目が足りなかったのに、10人て。
とか言いながら、けっきょくは歌穂ちゃんしか見てなかったりもするんですが笑
落ちサビ「(ポケットに入れたままの)言葉をひろげてみたけど」パートからのダンスはいままで以上に妖艶で、情熱的で、完全に見とれてました。
またいつかみたいに推しカメラで全員分のダンスを見てみたいなあ。

M21:星の数え方
声の音圧が本当に凄くて、その上で、もっともっとブラッシュアップされる未来への期待も感じられるようなパフォーマンス。
まだまだ未完成。
でもその未完成な現状を「嘘のないパフォーマンス」でこの日に見せるエビ中さんの矜持が、ビンビンに伝わってきました。
エビ中さんの言う"横一列"って、結局はこういうことなんだろうな。
あとはやっぱり、2Aの柏木さんパートを歌穂ちゃんが引き継いだというのが、たまらなく嬉しかったですね。

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M22:ジャンプ
M23:君のままで
ラスト2曲に安本さんフィーチャー曲を重ねた、っていうのがまたなんとも意味深で。
これからのエビ中の"軸"というか"芯"というか"核"というか、なんだかそのどの言葉もしっくりこないですけど、でもやっぱり安本さんの"意志"が大きな支えとなっていくことを示唆するかのような…うーん…、語彙力。
や、でも、これだけの人数となるとやっぱり誰かがそのポジションに収まらないといけないわけで、方向性としてそれを示したんだと、勝手に解釈してます。
まあ、まったくの見当違いかもしれませんが。

EN1:ボイジャー
EN2:シンガロン・シンガソン
EN3:永遠に中学生
ちょっとだけ、この日はボイジャーやらずに10人での新曲の可能性も…なんて考えてましたが、さすがにそこまでは。
でも改めて、ボイジャー良い曲です。
そしてラストは、10人になっても、いくつになっても、永遠に中学生。
今年に関してはツーマンツアーで幾度となくやってますから、例年よりはレア感ないですけど、それでも久しぶりに肩を組んでみたりして。
本編ラストではこれまた久しぶりに銀テも飛んだりしてましたし、なんだか少しずつでも懐かしい景色が戻りつつあるなあと、そんなことを感じながら、この日の公演が終了。

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そんなわけで、オタクの不安や期待に対して120%の回答を叩きつけてくれた、新体制の私立恵比寿中学。

まずは新加入のエマユナ。
文中に何度も書いてますが、どれだけの努力を積み重ねてこの日の舞台に備えてきたか、もはや想像もつかないほどの、本当に心から素晴らしいパフォーマンスだったと思います。
そして、計り知れないほどのプレッシャーのなか、真山さんも言っていたように、桜井さんらしく、仲村さんらしく、しっかりと個性を出していったこの日の2人を見て、この先も絶対に大丈夫だと確信いたしました。
感情的で涙もろい桜井さん。
何事にも動じなさそうな仲村さん。
良いコンビじゃないですか。
まだまだこれから、たくさんの経験を重ねて進化していく2人が、本当に楽しみです。

そしてココユノノカ。
ここまでの1年半がもう本当に凄すぎて完全に麻痺しちゃってますが、1年半のキャリアでこの2日間を乗り切ったのは、並大抵のことではないはずで。
なんだかんだ、いちばん大変だったのはこの3人なんじゃないかしら。
エマユナの2人も、きっとココユノノカの姿勢が良いお手本になってるんだと思うし、お互いに良い方向で刺激し合ってるんだろうな。
これから少しずつ、ココユノノカとエマユナの境界線がボヤけて、5人がひとつになっていくことが、エビ中にとって明るい未来へ近づくひとつの目安になると思ってます。

そしてなんと言っても、姉さんがた5人ですよ。
ebichu prideのときとは違う、どこか余裕をも感じさせるようなパフォーマンス。
でもきっと、"柏木ひなたが抜ける"ことがどれほど大きいことかなんていうのは、長年一緒に活動してきた5人が誰よりも感じていただろうし、それでも涼しい顔で、厳しい言葉で、頼もしい背中で、そして大きな愛で、ココユノノカとエマユナを支え続けた5人には、ホント頭が上がりません。

最後のMCで真山さんが掲げた、エビ中の次なる目標。
さいたまスーパーアリーナ。

けっして小さい目標ではないですが、この日のパフォーマンス、そしてここまで積み上げてきたものを考えれば、手の届かない目標でもないはず。
ここ最近のメンバーの活動を見ていても、しっかりと活動の幅を広げる布石を打ってるように見えますし、おそらくかなり前から、メンバーとスタッフの間で目標の共有ができてたんだろうな。
歌穂ちゃんのウクレレ然り、莉子ちゃんのカメラ然り、桜木さんのグラビア然り。
もしかしたら、メンバーの相次ぐSNS開設も。
とくに桜木さんのグラビアなんて、いままでのエビ中では届かなかったところまでその名を轟かせていますし、きっとこれからは小久保さんや風見さん、そして桜井さんや仲村さんが、さらに大きな風を吹かせてくれるんじゃないかと思います。
その大きな風を帆に受けた、10人のエビ中を乗せたボイジャー号の旅路が、きっと明るい未来であることを、心から期待しています。

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逆風に立ち向かったebichu prideも。

追い風を目いっぱいに起こしたrun in our ebichu familyも。

いつだってエビ中は最強だ。


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真山りか26thBirthDay [エビ中-BirthDay]


本日、真山りかさんが26歳の誕生日を迎えられました!

今年の真山さんは、すごく丸くなったと言いますか、いままで以上に雰囲気が柔らかくなったという印象がありますね。
昨年末に告げられた柏木さんの卒業だったり、9月に行った声帯ポリープの除去手術だったり、真山さん自身や周りの環境が大きく変わった、というのも影響しているのかしら。
いや、もしかしたらそれよりずっと前からなのかもしれませんが。

とくに個人的には、秋田分校のときの真山さんがすごく可愛く見えたんですよね。
いままではどちらかというと、カッコ良かったり、頼もしかったり、そういう印象で映ってたので、それがすごく印象的で。
真山さん自身も、術後のパフォーマンスについてブログで述べてますが、けっして本調子の歌声ではないながらも、どこかそれを受け入れ楽しんでるような、そんな雰囲気が見て取れたからかもしれません。
そういう、パフォーマンス含め、エビ中のことも、ご自身のことも、すごく優しい眼差しで見つめている、というのがここ最近の真山さんなんじゃないかしら。
10月に加入したエマユナの2人からも、そんなに怖がられてないみたいですしね笑

そんな真山さんの26歳は、また新たに10人のエビ中として進んでいきますが、真山さんにとっても、素敵で麗しい一年となることを、心から期待しています。






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私立恵比寿中学秋田分校~お待たせしました美の国感謝祭~ [エビ中-ライブレポ]

エビ中さんにとって、もはや欠かすことのできない行事となりました、秋田分校。
中止となった2020年、フェス形式となった2021年。
なかなか思うようにいかない2年間を経ての開催となった今年の秋田分校は、3年ぶりに秋田の方々とのコラボレーションを楽しめるライブとなりました。


自分は例年通りの、前日からの秋田入り。
そしてこれまたいつもと変わらず、前日から盛り上がりを見せる秋田駅前。
もうなんだか当たり前のような光景になってますけれど、こっちが勝手に前日から押し掛けてるだけなのに、こうしてあたたかく迎え入れてくれるんだから、そりゃあ居心地も良くなるってもんですよ。

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もう少し時間があれば、ひとつ前の週にタマリバで歌穂ちゃんが訪れた五城目町にも足を延ばしてみようか、なんて考えてましたけど、秋田駅前だけでも見どころたっぷり過ぎて、もろもろ踏まえて今回は断念。
また来年以降のお楽しみ、ということで。

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さて、ライブ当日の午前中はめちゃくちゃ気持ちのいい晴天で、天気予報を信じて持ち歩いてた傘が無駄になっちゃったなあ、なんて笑ってたんですが、そこはさすがエビ中さん。
昼ごはんを食べ終わってホテルで休憩していると、次第に怪しくなる雲行き。
開場時間の13時ごろには、雨に加えてカミナリまで鳴り出す始末で、ホテルから出るに出られない状況に。
これはどうしようかと思いましたが、雨雲レーダーを信じて30分ぐらい粘ったところでようやく雨も止んできたので、いざ会場へ。
雨雲レーダーすごい。

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会場は、今年9月にグランドオープンしたばかりの、あきた芸術劇場ミルハス。
壮大で近代的な外観でありながら、千秋公園や久保田城跡といったロケーションにもマッチするような伝統も感じさせる、めちゃくちゃ素敵な建物。
すでに山下達郎や郷ひろみ、THE ALFEEといった錚々たる顔ぶれがライブを行ったそうで、いよいよ満を持しての秋田分校開催ですよ。
いや、なんせこちらは3年前から佐竹秋田県知事直々の約束を取り付けてますからね。

この日の座席は14列目の下手サイド。
席幅もわりかし広めで、なにより列ごとに半席ずつずらしてるのと緩めの傾斜で、めちゃくちゃ見やすい。
2階席は少し奥まっているようにも見えたんですが、着席指定の友人曰く2階席でもまったく問題ないほど見やすかったとのこと。
来年はちょっと着席指定で申し込んでみようかしら。

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さあそして、いよいよ開演。
オープニングには、関向アナと、我らが小林歌穂生徒会長さまがご登場。
歌穂ちゃんの秋田弁での挨拶も、秋田に来ると自然と訛っちゃってるんじゃないかしら、と思うほど板についてきましたね。
秋田分校では恒例の制服衣装も、まだまだお似合いです。


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華々しくオープニングを彩るのは、もうすっかり秋田分校に欠かせない存在となりましたキャミソウルブラザーズ。
エビ中さんに先んじてのパフォーマンスにも、良い意味でまったく気負いのなさそうな、お二人のゆるーいキャラクターが良いですねえ。
「オメカシフィーバー」では真山さん、安本さん、莉子ちゃんの"どてらシスターズ(?)"も登場してのコラボパフォで、しっかりと会場を盛り上げてくれました。


M01:エビ中出席番号の歌 その3
M02:Family Complex
M03:YELL


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M04:イヤフォン・ライオット

NAMAHAGE郷神楽のみなさまとは、イヤフォン・ライオットでのコラボ。
和太鼓の重厚感あるドラミングが、曲にもめちゃくちゃマッチしていて素晴らしかったです。
ナマハゲ様の演舞は、やはり少し背筋が伸びますね。


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さらに続いて、超神ネイガーとだじゃく組合のヒーローショー。
今年は星名さんに加えて柏木さんまでホジナシにされてしましましたが、ファミリーの力も借りて、ネイガーがこともなく撃退。
めでたしめでたし。
生徒会長のきりたんぽソード捌きも、相変わらずカッコよかったです。


M05:HOT UP!!!
M06:売れたいエモーション!
M07:Anytime,Anywhere

HOT UPの直前、何かトラブルがあったのか袖に捌けてた小久保さんがステージに戻ってきて、水を飲み始めた瞬間にイントロが始まるというハプニング(?)
さすがのマイペースで良いですね笑
隣にいた美怜ちゃんが笑いを必死で堪えてるのが可愛かったです。


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M08:アフタヌーン・グラフィティ
M09:おねがいよ
M10:ラブパレード
M11:AM0805の交差点

つい先日メジャーデビューを果たしたばかりのukkaさん。
6人体制になってから拝見するのは初めてでしたが、すっかりメジャーアイドルの貫禄すら感じさせるほど、調和されたパフォーマンスだったように感じました。
新曲の「ラブパレード」めちゃくちゃ良かったです。
そしてukkaさんとは、桜木さんが「AM 0805の交差点」でコラボ。
終演後コメントでは「リハでバキバキに踊りすぎて浮いてた」なんて桜木さん自身が仰ってましたが、たしかにかなり気合入ってた感じがしましたね笑


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M12:スズメDANCE
M13:メタハンマー
M14:シャチョサン
M15:うぢらとおめだづ

いぎなり東北産さんのパフォーマンスも、相変わらず楽しくていいですね。
小久保さんとコラボした「うぢらとおめだづ」以外の3曲はどれも初見だったんですが、初見でも問答無用に楽しませてくれる"圧"はさすがです。
そしてその「うぢらとおめだづ」での小久保さんの何とも言えない"妹感"というか、それでもあの個性派集団の中に入ってまったく埋もれない存在感もあって、今回の全コラボのなかで一番ハマってたような気がします。
やはりどこかローカリズム精神のような、共鳴し合うものがあるのかしらね。


M16:もっと走れっ!!
M17:感情電車
M18:ヘロー

どういう思考回路だったら、こんな変態的(褒めてる)なセトリが組めるのか。
まさに感情のジェットコースターですよ。
ヘロー歌い出しの小久保さんが、すこしソワソワしながら、それでもしっかりと自分の"間"を作っていたのがすごく印象的でした。


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M19:ドンパン節
M20:Bang Bang Beat

お待たせしました、秋田分校のマドンナ、藤原美幸ちゃん。
ドンパン節では柏木さんとのコラボで、じつはこの日、柏木さんはあまりノドの調子が良くなかったのかかなり抑え気味のパフォーマンスが続いていたんですが、この日に備えて小湊さんにご指導いただいたという歌声は、さすがの一言だと思います。
エビ中楽曲では「Bang Bang Beat」でコラボ。
三味線と尺八の刻むビートに、美幸ちゃんの歌声が重なって、なんだかとても贅沢な気分になりましたね。


M21:まっすぐ
M22:スーパーヒーロー
M23:なないろ

なんというか、今回のセトリはいろんな意味で容赦ないですね。
出し惜しみなし、とにかく強い手札をどんどん切っていく感じ。


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今回初参加となったTDK応援団のみなさまと、ブラウゴン。
のっけからかなりの熱量で圧倒されっぱなしでしたが、次第に会場もその熱に飲み込まれるように盛り上がっていきましたね。
そしてバックには、明桜高校吹奏楽部の生徒たち。
こちらは3年ぶりということは、ステージに立ってる子たちにとっては初舞台となるわけで、こうしてどんどん新しい世代へ受け継がれていくというのも、長く続けているからこそなんだろうなあと、感慨深くもなりました。

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M24:MISSION SURVIVOR

そして本編ラストは、出演者勢ぞろいでの「MISSION SURVIVOR」。
ステージからあふれんばかりの人影と、アイドルも、ヒーローも、ナマハゲも、誰も彼もが肩を並べてタオルを回す光景に、これこそが秋田分校のあるべき姿だよなあと、少し涙なんかも出ちゃったりして。
この日積み重ねてきたコラボの集大成が、そこにあったような気がします。




EN01:ジャンプ
EN02:BUZZER BEATER

アンコールラストを飾ったのは、ひょっとしたら3年前の秋田分校ぶりの披露なんじゃないかしら、という「BUZZER BEATER」。
正直あまり好きな曲ではなかったりもするんですが、この日のパフォーマンスはすごく心に響きましたね。
3年ぶりにかつての形式を取り戻した秋田分校、新体制を迎えようとしているエビ中さん、新しくオープンしたばかりのミルハス、そして、変わらぬ温かさで我々を迎え入れてくれる秋田の街。
まるでブザーが鳴り響いたあとにふわりと舞いあがるボールのように、ゆっくりと歓喜の瞬間を待つかのようなニュートラルな時間が、古き良き伝統も、新しい未来も、すべてを包み込むようにあの瞬間に流れていたような、そんな気がしています。


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少しずつではあるけれど、元の姿を取り戻しつつあった今年の秋田分校。
直前での風見さんの欠席があったり、柏木さんも本調子でなかったり、文化祭がなかったこともそうですけど、まったく心残りがないわけではなくて。
それでも、今回初参加のTDK応援団の方々だったり、ステージ外でも日の丸醸造さんとのコラボだったり、また新しい未来へ向けた一歩も確実にあって。
来年、再来年と、ますます素敵な秋田分校へと、きっと発展していくんじゃないかと、そんな予感に溢れた2日間でございました。

大好きなこの街に、また訪れることができますように。

へば、まんず。




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