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別の心にしまうもの [音楽]




ゴメンネ たまにしか思い出さなくて

とくに楽しい時などは まったく忘れていたのです。

生きている人たちに「そんなに気にしないでよ」と

言ってくれてんじゃないのかと

勝手なメッセージ 自分で作りあげた

あまりの忘れかたに ふと思い出して


ゴメンネ たまにしか思い出さなくて

あんな事 こんな事 楽しい思い出はでるものの

名場面はいくつも笑った顔がかさなり

楽しかったと言ってますョね

勝手なメッセージ 自分で作りあげた

あまりの忘れかたに ふと思い出して


だとしても 思い出せばどこか悲しくて





『別の心にしまうもの』/所ジョージ




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気仙沼サンマフェスティバル2018 [音楽]

レポが少し遅くなりましたが、今年も行ってきました、気仙沼サンマフェスティバル
…なんて、毎年行ってるような雰囲気出してますが、昨年に引き続き2回目の参加。

名古屋からだと、仙台からさらに向こうの気仙沼でのフェスということで、興味はあっても一昨年以前まではなかなか足が向かなくて。
それが去年、エビ中さんの秋ツアー結城公演と日程が重なってたのもあって、せっかくだからと行ってみたところ、これがまあ、むちゃくちゃ楽しかったんですよ。
てことで、今年はもうサンマフェスを3連休メインの予定に据えて、他にもいろいろくっつけながら、気仙沼まで行ってきました。

今年も2days(10/6~10/7)での開催で、当初は2日間とも行こうと思ってたんですが、JUNIORを筆頭に、RADIOTS、STOMPIN'BIRD等々、見たいバンドが初日に集まってたり、他の予定との兼ね合いも考えて、初日のみの参加。
金曜の夜に名古屋から夜行バスに乗り込み、一路仙台へ。
いちおう3列シートだったんですが、普段使ってるバスと比べると若干座席が狭かったり、なかなかしっくりくるポジションがなく、あまり寝られなかったのが残念。
座席の狭さ意外は快適だったんですけどね。
道中、3回ほど休憩をはさんで、出発から9時間後の朝8時に仙台到着。

仙台から気仙沼までは、昨年はバスツアーを利用したんですが、集合時間が朝早く、前乗りじゃないとさすがに間に合わないので、今年は仙台在住のエビ中ファミリーと待ち合わせて、車に同乗させてもらって移動。
道中はほぼエビ中トーク笑
あのライブのこの曲が良かったなあ、とか、この曲のこの歌い方が良いんだよ、とか、そんなんばっかし2時間半語ってたら、あっという間に気仙沼到着。



台風の影響が心配でしたが、幸いこの日は風もほとんどなく、曇天ではあったものの、少し霧雨が舞うことがある程度で、フェスとしてはむしろちょっと快適なぐらい。
昼前だったので、まだそれほど人も多くなく、まずはやっぱりサンマでしょ!ってことで、サンマ配布列へ。
いちおう30分待ちということでしたが、15分ほどでサンマゲット!



不漁だった昨年とは打って変わって、今年は大漁で、しっかりした身に脂も程よく乗ってて、そこにすだちとポン酢でさっぱり仕上げれば、これ食うためだけに遥々やってきたと言っても過言ではないほどの美味しさ。
これを無料で配ってるんだから、アタマおかしいでしょ(褒めてる)
もちろん、協賛金や募金という形で協力させてもらってますが、地元の方々や実行委員の方々の努力と誠意には頭が上がらないですね。
今年も美味しいサンマをありがとうございました。


もうひとつのお目当て、ライブステージは、まずはSTOMPIN’ BIRD
去年は見られなかったんで、かなり久しぶりにステージ見たような気がする…下手したら10年以上ぶりかな?
パンク現場からはしばらく離れてた時期があったんで、当時ぶりに見るバンドはどれもそれぐらいのスパンはあるんですけど、その間も変わらず音楽続けてたバンドっていうのは、やっぱりそれなりに芯があるというか。
いい意味で年輪を感じさせない、相変わらずの楽しさ。
客層もちゃんと若返ってるし、変わってないのに古臭さも感じさせないっていうのが、長く活動できてる所以なんでしょうね。

そしていよいよJUNIOR
やっぱり最高!の一言に尽きますね。



「FRIEND SHIP」に「パールハーバー」に、去年はセトリに入ってなかった「ガイコツ島」もありましたし、直前まで飲み食いしてて腹いっぱいなのを後悔するほど、終始踊り狂ってました。
JUNIORの音楽×港町ですもん、そりゃ楽しいに決まってる。
しかもただ楽しいだけじゃない、どこか風情があるというか、気仙沼という東北の地でも、しっかりと有田PUNKの風を感じることができるというか、音楽を土地から土地へ運んで届けてる感じが、すごく伝わってくるんですよね。

そのあとはしばらく休憩。
遠目でライブを見つつ、ビール飲みながらまたエビ中談義に戻ったりして。
the LOW-ATUSは、さすがにステージに耳を傾けちゃいましたね。
いうて、半分ぐらいはトシロウさんと細美さんのトークショーでしたけど笑
かと思えば、河島英五の「酒と泪と男と女」や、ブルーハーツの「青空」のカバー弾き語りに胸が熱くなったり、ホヤボーヤとの絡みでまた緩い空気になったり。
肩の力は抜けてるんだけど、ちゃーんと熱い想いの伝わってくる、いいステージ。

そしてトリはRADIOTS
この頃になると、すっかり日も傾いて、冷えた体に霧雨が冷たく吹き付けるような状況で、ただそれすらもうすでにエモいぐらいに、RADIOTSのステージが圧巻でした。
ここでもホヤボーヤが呼び込まれてステージダイブかましたり、普段のライブでは絶対に見られないような、なかなかむちゃくちゃなステージで。
バンドと、観客と、さらには運営スタッフまでも巻き込むような、三位一体の一体感というか、その場にいる全員がフラットに楽しんでる感じは、まさにサンマフェスならでは。
アンコールはSTOMPINとのコラボで〆。


昨年のレポでも書いたように、サンマフェスは、こうやって全員が支え合ってる感じが強く表れている、その雰囲気が好きで、だからこそこうして2年連続で足も運んだわけでして。
じつは翌日の7日は、天気は良かったみたいなんですが、台風の影響で風が強く、フェスは中止になってしまったんですが。
ただ、そんな中でも、サンマの無料配布は予定通り行われ、ライブも、ステージは使わずに、出演者の有志が路上で弾き語りをしてたということで。
そういう、このフェスに対する強い想いを持った人たちが集まってるから、ここまで素敵なイベントになっているんだろうなあ。

また来年も行くぞ!



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RYOKO&KNOCKERS"我喜愛滴台湾"2018台湾巡回 [音楽]

HERE10周年企画のハイテンションフェス(行きたかった…)も終わり、明日からエビ中さんたちはハワイ(行きたかった…)へ出発。
来週の林檎さんトリビュートアルバム発売ぐらいまでは何も動きがないだろう、ということで、たまにはエビ中さん以外の話題でも。

こないだここにも書いた、先週末の台湾の話。
目的は、RYOKOバンドの台湾ツアー
去年の夏ぐらいだったか、Rockin’Pizza行ったときにRYOKOさんから「来年台湾行くよー」なんて話を聞いてたんですが、札幌のKNOCKERSや台湾のB.B.BOMBと一緒に高雄→台北を回るということで、はるばる台湾まで行ってきました。

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本当なら金曜の高雄から行きたかったんですが、さすがに仕事は休めないので土曜の台北のみ。
しかも、日曜には静岡でエビ中さんのライブ。
というわけで、一番安い飛行機が台湾のLCCタイガーエアだったんですが、土曜の14時にセントレア発→桃園空港着が現地時間の16時→ライブ開始時間が19時→翌朝9時には桃園空港発、という、国内だとしてもなかなかタイトなスケジュールになってしまいまして。

タイガーエアは初めて乗りましたが、なかなか快適。
台湾のLCCだけあって、おそらく乗客の9割ぐらいは台湾の方だったと思うんですが、ほぼ全員が機内食頼んでたのはビックリしましたね。
せいぜい3時間弱のフライトだし、時間的にも食事時ってわけでもないし、日本のLCCだと機内食のオプション付ける人なんてほとんどいないような気がするんですけど。
けっこう美味しそうだったんで、今度乗る機会があればちょっと頼んでみようかしら。

桃園空港には、時間通りに到着。
気温は30℃、暑い。
バスで台北市内に移動して、まずはホテルでチェックイン。
とりあえずライブハウスまで地下鉄1本で行けるところで、と思ってSantosHotelというホテルにしたんですが、もうほぼ寝るだけなのに、ちょっと勿体ないぐらいの立派なホテルで。
Wifiも電波弱いし、去年の2月に泊まったホテルにしとけば良かったかな…。
まあ、その辺は需要と供給のバランスの問題ですけど。

ホテルに着いた時点ですでに18時前だったので、一息ついたらすぐさま移動。
中正紀念堂近くのREVOLVERというライブハウスで、1階は一般客も自由に飲めるBarスペース、2階がライブスタジオという造り。

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開演時間ギリギリぐらいに着いたんですが、時間通りに始まるなんてことは、当然のようにあるはずもなく。
RYOKOバンドの軍曹さんとアメテツさんがいたので、前日の高雄のことだとか、いろいろ喋りながら飲んでたら、しばらくしてRYOKOさんも2階から降りてきたのでご挨拶。
物販にはTHUG MURDERのワッペンなんてのが売ってたんで、即買い。

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純粋に日本から客として来てたのは、自分含めてたぶん3人だけだったような。
とはいえ、KNOCKERSのスタッフの人とか、台湾に住んでる日本人とか、そもそも台湾の人もかなり日本語上手ですし、コミュニケーションはそんな困らなかったかな。
拙いながらも、英語と、日本語と、ジェスチャーと、あとはビールがあればだいたい通じる笑
てなわけで、程よく酔いが回ってきたところでライブスタート。

最初の2組は台湾のバンド。
少年AXHARKiEというバンドだったと思いますが、どっちがどっちだったか、すでに記憶が定かではなく笑
テレサテンの「時の流れに身をまかせ」のカバーやったのだけ覚えてる。

3組目がKNOCKERS
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4組目がB.B.BOMB
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B.B.BOMBは10年ぶりぐらいに見ましたが、当時とはメンバーも変わって、youtube見た感じだと音楽性も変わったのかな?なんて思ってましたけど、相変わらずカッコエエPUNKやってて、なんかすごい嬉しかったです。

もうこの辺りは飲みすぎて記憶があやふやなのでレポは割愛。
いや、むちゃくちゃ楽しかったんですけどね。
1組終わるたびに、1階のBarに降りてたんですけど、けっこう有名な店なのか、時間が経つにつれてライブ客以外の人がどんどん増えてて、しかもそのほとんどが外国人観光客。
台湾人はもとより、ドイツ人やらアメリカ人やらと絡みながら、けっこうなハイペースで飲んでたような…。
しかもここまで、台湾着いてから何も食わずにビールだけ飲み続けてたもんだから、そりゃアルコールも回るよなあ…。

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そして、トリはいよいよRYOKOバンド
最近はずっとRYOKOさんソロしか見てなかったんで、バンド見るのは5年ぶりぐらいかな?
アメテツさんがドラム叩くようになってからは、初めてかもしれないぐらい。
ソロももちろん良いんですけど、やっぱりRYOKOさんはバンドやってる方が良いなあ。
いや、あくまで個人的な感覚なんですけど、RYOKOさんがバンドでステージに立ってるってだけで胸が熱くなる思いがするというか、決して昔を回顧してるとかではなく、なんかこう、情熱の根っこの部分をグッと掴まれて叩き起こされるような、そんな感覚。
これはホント、他では絶対に味わえない感覚がありますね。

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セトリもほぼ覚えてないんですが、「今を生きる」「核へ」「我が路」あたりはやった、はず。
そして、アンコールはもちろん「Song for TAIWAN」。



RYOKOさんのFACEBOOKに映像が上がってて、当然のようにバッチリ映っちゃってるわけですが、なんていうか、やっぱり年食ったなあ笑
酔ってるのもあるんだろうけど、動きがもうフラフラだもの。
まあでも、あれだけフロアで動き回ったり、ステージにも上がるぐらいテンション上がったのは久々だったし、ホントに楽しかった。

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終演後は、RYOKOさんに挨拶だけして離脱。
バンドの人たちもけっこうスケジュールがタイトだって聞いてましたし、なにより、この時点ですでに23時回ってて、翌日のこと考えたらあまり長居もできないのでね。

帰りの地下鉄で居眠りして乗り過ごしたりしながら、なんとか日が変わる前にホテル帰着して、この日はそのまま倒れるように就寝。
翌日は朝5時起きで、シャワー浴びて6時のバスで空港へ。
前日にホテルのフロントで「9時の飛行機に間に合うには何時のバスに乗ればいいか?」って聞いたら「6時だ」って言うもんだから、かなり無理して早起きしたんですが、けっきょく1時間ぐらい空港でヒマを持て余すという始末。
こんなことなら、もうちょっとゆっくりして台北市内でメシでも食いたかったな…。

というわけで、滞在わずか17時間で台湾離脱。
台湾に来るのはこれで4回目?になるんですが、なんかもう毎回バタバタしてる気がしますし、一度ぐらいは2泊3日とかでゆっくり観光もしてみたいなあ…。
…っていうのも、毎回言ってる気もしますが笑

そして、去年叶わなかった、エビ中さんの台湾ワンマンライブも、いつか実現できるように期待したいですね。




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ばってん少女隊『MEGRRYGOROUND』リリイベ@エアポートウォーク [音楽]

ばってん少女隊の4thシングル『MEGRRYGOROUND』のリリースイベントツアー「廻る」を見るため、今日はエアポートウォーク名古屋へ行ってきました。
ばっしょーちゃんは音楽的にもどストライクですし、前々から興味はあったんで一度ぐらいは現場行ってみたいなーと思ってたんですが、しばらくエビ中さんの現場もないですし、せっかく名古屋でフリラやるんなら、ってことでね。
けっしてDDへの第一歩じゃないですよ()


4thシングル「MEGRRYGOROUND」MV

最近では珍しく知り合いのいない現場で、ちょっとした緊張感もありながら、ただ、イベントスペースがフードコートの隣で、わりと一般の人も多く往来する場所だったんで、オタク感を消しつつ一般人のフリしながら後方待機。
動員は、整理番号の感じを見ると200人前後ぐらいかな?
福岡拠点にしてて、名古屋でこの集客なら大したもんじゃないでしょうか。
休日とはいえ、名駅からのアクセスもそんなに良くないですしね。

定刻より10分ほど遅れてイベントスタート。

完全に初見でしたが、やっぱりみんな可愛くて、ものすごく良かったです。
パフォーマンスはまだまだ拙いところはあるものの、それを補って余りあるぐらいエネルギーに溢れたステージで、昨日からのモヤモヤ()が一気に吹き飛びました笑
「ますとばい」のなかで一番好きな『STORM!』も聴けましたしね。
欲を言えば『おっしょい!』の盛り上がりを見てみたかったですが、それはアレですね、ワンマン行けってことですかね笑

ちなみに「まだまだ拙いところはある」とは書きましたが、それはあくまでエビ中さんと比較して、というか、そもそも比較すること自体にすら意味はないんですが、初見の人を魅了するには十分すぎるほどのステージングで。
可愛らしさの中にしっかりと力強さもあって、なんていうか、高く飛ぶための良い助走をしてるなあ、というイメージ。
さすがに、メンバーひとりひとりの細かいところまで観察はできませんでしたが、全員が楽しそうに歌って踊ってるのがホントに印象的でした。
歌もダンスも好きで、なにより、楽曲を大事にしてるんだろうなあ、と。

でもホント、後ろの方で見てると、一般の人たちの反応も見られるんですけど、けっこう多くの人が足を止めてましたし、これを機に興味持つ人もいるんじゃないかな?
フリーライブってやっぱり"一般の人に興味を持ってもらう"ってのが一番の狙いですし、あれぐらいの規模でああいう場所でやるのがベストなんじゃないかと。
エビ中さんぐらいの規模になると、どうしても場所を選ばないといけないですし、後ろからだとほとんど見えなかったりもするでしょうから、通りすがりにちょっと足を止めて…なんていうのは難しいでしょうしね。
もちろん、だからと言ってやる意味がないとは言いませんけども。

ただ、そんなに音響が良いとは言えない場所だったせいか、後ろの方だとMCの声が少し聞き取りづらかったのもあって、MCに入ると人がばらけるのが少し残念だったというか。
MCを減らす必要はないですけど、そこはちょっと一考の余地ありなのかな。
まあ、よほどヒマじゃないとMCまで足を止めて聞く人なんていないでしょうから、気にする必要ないっちゃないですけど。
MCで言うたら、エビ中さんの方がよっぽどアレですし笑
ていうか、ばっしょーちゃんの自己紹介って、全員手拍子なんですね。
なんか新鮮で面白かったです。

ライブ後は握手会、2SHOT、グループSHOTと特典会があったみたいですが、さすがにそれには参加せず。
握手も写真も、まだぽーちゃんとしたことないのに浮気するわけにはいきませんから!
…まあ、んなこと言ってたら一生できそうもないですけど笑

しかし、先ほどもちょっと触れましたけど、昨日から今日にかけてエビ中さん周辺が騒がしくてモヤモヤしてる中で、こういうイベントに行けたのはホントに良かったですね。
自分自身のエビ中さんに対する熱量は変わらないんですけど、なんていうか、周りの空気が澱んでくるとこっちも息苦しくなってきますし。
昨日の今日だから言うわけじゃないですが、なにがあっても、ステージの上でキラキラ輝いてる姿こそが、やっぱり魅力の全てなんだよなあ、と。
もちろん、そこ以外の部分に魅力や輝きを感じてる人もいるのは理解してますからそれを否定はしませんけど、あくまで自分としては、というか、自分のスタンスを再確認できた、という意味では、ね。
ばっしょーちゃんのパフォーマンスを見て、改めてそんなことを感じました。

また近いうちに、今度はガッツリしたライブ見てみたいですね!



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GROWING UP!有田2017 [音楽]

昨日は佐賀の有田まで、「GROWING UP!有田」を見に行ってきまして。
CRACK The MARIAN/JUNIORのKAZUKIさんが発起人となって、地元・有田でデッカイ音楽イベントをやろう!ってことで去年から始まったこのイベント。
今年はKEMURIも出るってことで盛り上がってましたが、ワタシのお目当ては、なんと言っても三代目魚武濱田成夫さん!
朗読ライブはおそらく10年ぶりぐらい?なので、むちゃくちゃ楽しみにしてました。

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会場は、炎の博記念堂
片道6時間半かけて到着したころには、もうすでにイベントは始まってて、台風だというのに場内はなかなかの集客。
先週のエビ中もそうだったけど、ドルオタもパンクスも、台風なんか関係ないんだな笑

twitterで知り合った方とご挨拶もして、会場ウロウロしてたら、おもむろに魚武さん登場!
出演時間以外は、有田焼の絵付けをするみたいで、全部で5枚ぐらい絵入れしてたかな?

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魚武さんと、手前にKAZUKIさん。
ステージの写真は不可だったけど、これなら大丈夫、よね?

絵付けの合間にちょっと話させてもらったんですが、10年ぶりぐらいに話した(というか、話したのもその10年前の一度きりぐらい)だけなのに、顔見るなり「あれ?どっかで会ったことあるやんなあ?」って!
実は10年前に会ったときに、ちょうど魚武さんの"俺リング"を真似たものを作って、それを魚武さん本人に見せたんですが、それを覚えててくれたみたいで。

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左が魚武さんの俺リング。右が自分の俺リング。

まあ、細かいことを言えば作品を真似て贋作作っちゃうのはアウトなんだろうけど、魚武さん自身から「ちゃちいヤツじゃなくて、こんなゴッツイの作ってくれたから」っていう理由で快諾も頂きましたし、いやもうホント、感動どころの話じゃないですよ。
それにしても、おそらく俺リングの件があったから覚えててくれたんだろうけど、でも、それ見せる前に顔見て「会ったことある」って言ってくれたのがホントに嬉しくて。
なんとなく、アイドルから認知欲しいっていうオタクの気持ちが分かったような笑

そうこうしてるうちに、魚武さんの出番。
ステージ脇から登場したと思ったら、客席に座ったり別のステージ上がったり、SE鳴り止んでるのに全然自分のステージに上がらなくて、なんかもう自由すぎる笑
でも、ステージ上がってからの詩の朗読は圧巻でしたね。
ポスターの文句じゃないですけど、まさに「言葉、そびえたつ」って感じで。
楽器がなくてもロックはできる!(あれ、どこかにそんなアイドルいたような…笑)って仰ってましたが、身体ひとつ、言葉ひとつだけで魂にまで届く魚武さんの朗読は、やっぱり強く心を揺り動かされるというか、簡単に言ってしまえばカッコエエ!!!の一言に尽きる。
新作の朗読もありましたが、相変わらずカッコエエ詩やったなあ…。
あー、早く新しい詩集出てほしい…。

出番が終わったあとはまた絵付けに戻ってたんですが、書き終わったとあと、会場の外でタバコ吸ってるとこに呼ばれて、また1時間ほどゆっくり話し込んだりして。
「日本住所不定」の裏話とか、いま現在の活動の話とか。
オフレコなのであまり詳しくは書きませんが、54歳になった今でも、常に現状に妥協しない、いつでも自分を不安定な状況に置いて、自分がどれほどのものかを試しながら挑み続けてるってのは、やっぱり凄いですね。
いつまでも"路上"で戦う詩人、それが三代目魚武濱田成夫なんだろうな。

いやホント、いい話聞かせてもらいました。

あ、ライブも楽しかったですよ笑
KEMURIは全部(?)再結成前の曲で知ってる曲ばっかりだったし、仲野茂さんは相変わらず無茶苦茶だし、CRACK The MARIANはライブ初めてで曲も全部知ってるわけじゃなかったけどスゲー楽しかったし、他にもホネホネロックスとかPinch Of Snuffとか音的に好きなバンドばっかりで、純粋な音楽イベントとしても十分楽しめました。
会場も家族連れが多くて小さいお子さんもたくさんいましたし、単なるゴリゴリなロックイベントってだけじゃなく、KAZUKIさんの言う「有田に恩返ししたい」って気持ちが伝わってくるような、ホントに暖かいイベントで。
こないだのサンマフェスもそうですけど、地域と音楽の結びつきというか、地方の小さな町が音楽で活気づく様っていうのは、やっぱり面白いです。

最後は出演者全員で「Rockn’Roll Pearl Harbor」を歌って大円団。



日程さえ合えば、また来年も行きたいね!



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気仙沼サンマフェスティバル2017 [音楽]

少し遅くなりましたが、先週の日曜日、気仙沼サンマフェスティバルに行ってきました。

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2年前から行きたいと思っていたものの、なかなか予定が合わなかったり、なにより気仙沼までのアクセスを考えると、どうにも気後れしてしまってたんですが。
今年はエビ中さんの秋ツアーを絡めれば、移動もワンクッションできるってことで、2年越しの念願かなっての参加となりました。
土曜日、結城でのエビ中さんを見終わったあと、仙台に移動して一泊。
翌朝、仙台からのバスツアーで気仙沼へ。

仙台から気仙沼までは約2時間、予定より20分ぐらい遅れて会場到着。
前日はあいにくの雨模様だったみたいですが、この日は夏の名残を惜しむかのような快晴と陽気で。
朝ホテルを出たときはちょっと肌寒くて、ヒートテック着ておけばよかったかな、なんて思いましたが、そんなん着てたら確実に熱中症になるんじゃないかってぐらいのフェス日和。
ステージではすでに気仙沼向洋高校軽音楽部の演奏が始まってて、心はもうウッキウキですよ。
とはいえ、まずはやっぱりサンマを食べないとね!

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ニュースにもなってたように、今年は例年になくサンマが不漁で、このサンマフェスの開催もどうなることかと心配してましたが、運営さんの尽力で、気仙沼で水揚げされたサンマをたくさん用意して頂きまして。
いつも通りの無料配布でしたが、敬意を込めてしっかり(といっても2kほどですが…)募金してきましたよ。
肝心のサンマも、気仙沼の塩がいい塩梅に効いてて、脂のノリも最高でしたし、思わず2尾頂いちゃいました笑

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ステージでは、地元のバンドやアイドル、八幡太鼓に祭りの踊りに、まさに地元に根差したフェス!って感じで。
お目当てのJUNIORの前にはマキタスポーツも出てきて、「ミスチルのトイレの歌」やら「いとしのエリーに乾杯」やら、テレビで何度も見たネタだけど、相変わらず面白いっすね。
サチモス音頭とか、原曲知らんでも面白かったってのは、やっぱり腕があるんだろうな。

で、いよいよJUNIOR
セトリははっきり覚えてないけど、「七つの海」「パルヴィーノ」「スパゲティ」「ルーシー」「ありたの歌」「パールハーバー」だったかな?
なんか忘れてるような気もするし、おそらく順番もぐちゃぐちゃなので、あんまり信用しないように。
ライブは、毎回言ってますけど、やっぱり楽しいの一言に尽きる。
野外ってのがまた楽しさを増幅させてて、おそらくひと回り以上若いような連中と踊り狂ってました。
…まあ、途中から完全に息も上がって、半分以上はモッシュから離れて休憩してましたけど笑
これで「ガイコツ島」なんかやられてたら、たぶんぶっ倒れてましたね。
とはいえ、逆に自分よりもふた回りは上と思われるような年配の方がリフトされたりしてましたし、いやいや、たかだか40歳で老け込んでちゃいかんなあ…。
ライブ前にはGoさんにもご挨拶できましたし、もう大満足です。

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JUNIOR終演後は、小腹も空いたので気になってた屋台をちょこちょこつまみつつ、体力回復のためにしばらく休憩。
ここで、ツイッターのフォロワーさんと合流。
お互いエビ中ファミリーで、初めましてがパンク現場っていうのもなかなか不思議な感じで。
しばらくエビ中談義してたんですが、年齢も一緒で、エビ中にハマったのもほぼ同時期ってなると、意気投合するのにそんなに時間はかかんなかったです笑
あ、ビールごちでした。また今度はエビ中現場で。

その後、RADIOTSMONOEYESあたりは、後ろの方でまったりと。
RADIOTSは相変わらずのカッコよさ。
MONOEYESに関しては、前日に初めて知ったんですが、ELLEGARDENの細美さんのバンドなんすね。
エルレはまったく追ってなかったんで、全然知らんかった…。
音楽好きみたいなツラして偉そうなこと書いてるくせに、如何せん偏食が過ぎるから、有名どころの知識がほぼ皆無ってのが俺のダメなとこだな。
エルレなんかは別に嫌いじゃないというか、むしろ好きなんですけど、人気があるからってだけで触手が伸びない、この無駄な天邪鬼。
かといって、いまさら治す気もないですけど笑

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アンコールでは、毎年恒例なのかな?細美さんだけがステージに残って、地元の高校の軽音楽部の子たちが演奏するって形で、2組が1曲ずつ披露。
どちらも演奏やMCがしっかりしてましたし、単なる思い出作りじゃない、本気のステージ。
2組目のボーカルの子なんか演奏始まったとたんに感極まって泣き出しちゃうし、こういう経験が財産になっていくんだなあ、なんて、オジサンの心はエモで満たされましたよ。
図らずも、2日連続でオジサンが肩を並べて涙を流すっていうね笑
細美さんは2012年の第1回からサンマフェスには参加してるみたいですし、地域のこと、若者たちのこと、本気で考えてるからこそできる演出で、ホント素晴らしいよなあ。

2012年、前年の東日本大震災からの復興を目指して、気仙沼のサンマ祭りとコラボして始まった、この気仙沼サンマフェスティバル。
6回目を迎える今年は、前年までのイオン気仙沼から、気仙沼向洋高校の旧校舎裏側へと会場を移動しての開催で。
この旧校舎が、震災時に多くの人々の命を救った「震災遺構」として保存されるということで、サンマフェスもその意向を汲んでの会場変更となったみたいです。






生まれて初めて訪れた気仙沼。
かつては活気ある港町だっただろうことが容易に想像できる街の雰囲気と、それでも会場に向かう道中、バスから見える景色には、震災の爪痕を感じさせるようなものもいまだに数多く残されてて。
震災から6年が経ち、普段の生活の中で被災地に想いを巡らせることも、正直、少なくなってきてます。
そんな自分が軽々に口にすべきではないのかもしれませんが、それでもこうして、しっかり前を見すえて進もうとする若い力、その背中を後押しする音楽の力、そしてそれを支える地域の力に触れ、そのどれもが素晴らしく輝いて見えました。

実行委員、ボランティア、出演者、そして気仙沼の方々とサンマフェスに関わったすべての人に感謝と敬意を込めて。

気仙沼サンマフェスティバル、最高でした!

また来年も行くぞ!



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SETA FES@名古屋ReNY limited [音楽]

この週末はいろいろバタバタ動き回ってましたが、日曜にちょっとコチラを見に行きました。

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SETA FES

少し話をさかのぼって説明しますと、基本的にはエビ中以外のアイドルさんにはほとんど興味のない自分ですが、やっぱりツイッター始めてからというもの、いろんな情報も目にするようになりまして。
中でもフォロワーさんイチ推しだったのが「sora tob sakana」(以下、オサカナ)さん。
CDも頂いたので聴いてみたんですが、むちゃくちゃカッコいいポストロック?な感じで、プロデュースしてるのがエビ中の「春の嵐」作詞作曲の照井順政さんなので、ああいう音楽だって言えば分かりやすいですかね?
そのオサカナさんが名古屋でライブやるってことで、これは一度見てみようと。
あともう一組、これまた最近よく目にする「amiinA」さんも含め、この2組目当てで行ってきました。

会場に着くと、すでに整理番号の呼び出しが始まってて、自分の番号(339番)は過ぎてたんですが、400番台前半ぐらいのタイミングで入場。
始めて来たハコだったんですが、名古屋のライブハウスとしては比較的大きい方で、キャパは多分800ぐらい?だと思うんですが、開演時間にはすでにパンパン。
ちなみにこの日、1組目がオサカナさんで、2組目がamiinAさんだったので、当日朝まで東京で映画オールナイト見てた自分には、非常に優しいタイテ。

てな感じで、ライブスタート。

まずはオサカナさん。
先ほども書いたように、CD頂いてたので予習済みだったんですが、思ってた以上にパワフルで驚きました。
音源聴いただけだと、もっと大人しいというか、ステージ上のパフォーマンスだけで完結させる感じだと思ってましたが、客席への煽りもアグレッシブで、トップバッターにもかかわらず、一気にフロアの温度が上がっていくのは素晴らしかったです。
パフォーマンス自体も、凄く面白くて良かったですよ。
歌に関しては、けっこう音響のいいハコで爆音ガンガンで音圧凄かったですけど、それに負けない声量もあって。
ダンスも、一つ一つの動きが可愛らしいですし、4人のフォーメーション合わせるところはしっかりカッコよく魅せるものになってて、知らない曲も数曲セトリに含まれてたんですが、後ろの方で見ててもまったく飽きることなく見られました。
今回は1000人弱のステージでしたけど、たぶん、1万人規模のステージでのパフォーマンスを、まったく質を落とさずにやってる感じがして、そりゃ盛り上がらないわけないよなあ、なんて。
MCもフニャフニャしてて可愛らしくて良かったです。
惜しむらくは、自己紹介みたいなのがなかったので、最後まで全員の顔と名前が一致しませんでしたが、4人とも可愛かったですよ!
やっぱりアイドルは正義だ。

続いてはamiinAさん。
こちらは予習もなく、完全に初見。
2人組のユニットという事しか情報はなかったんですが、ツイッターでamiinAさんの名前を目にすると、とにかく絶賛の嵐で。
どんな感じなんだろう?と、ちょっと品定めぐらいの気持ちで見てたんですが、いやいや、確かに凄かった。
とにかくステージ上でのパフォーマンスが圧巻で、完成度は高いのに、どこか粗削りな感じがあるというか。
おそらく全く手を抜いてないからそう感じるんだろうけど、それもあって、会場全体を巻き込んでいく力みたいなのをヒシヒシと感じるステージで。
MCで垣間見える2人のキャラクターもあるんだろうけど、下手に奇をてらおうとはせず、まっすぐぶつけてる感じに、すごく惹きつけられるものがありました。
オサカナさんとは逆に、このまま1万人規模までもっていったらどんなことになるか、すごく楽しみです。

そんな感じで、このあとも何組かアイドルさんはいたんですけど、体力の限界につき、残念ながら2組で離脱。
とはいえ、ちょっと見てみようぐらいの感覚で行った割には、この2組だけでも十分楽しめたライブで。
ハコの雰囲気としても、普段はなかなか足を運ばないような感じのライブでしたし、どんなジャンルであれ、音楽好きな人たちが集まる空間ってのは、なんかやっぱりいい空気感ありますね。
こういうものはCDだけではなかなか伝わりにくいというか、ステージ上でのパフォーマンス、フロアの熱気、すべてひっくるめて音楽ってのは完成するもんだと思ってるので、そういう意味でも、無理して行った甲斐がありました。

ただ、いっこだけ、これは完全に自分の"慣れ"の問題なんですけど、2組とも声のキーの高さが普段聞き慣れないものだったのもあって、ところどころ受け付けにくい部分があったのが少し心残りかなー。
自分に合う合わないってだけの話で、たぶん、慣れればどうってことないんでしょうけど。
よく言われてますけど、改めてエビ中のキーの低さを実感しました笑
それも抵抗なくハマった要因なのかなあ、なんて、他現場行って発見したのもまた収穫、ってことで。

とはいえ、ライブはホントに素晴らしいものでしたし、2組ともあまり名古屋まで来ることはないみたいですけど、また機会があれば見てみたいと思います。
同じスタダで言ったら、ばっしょーや桜エビも気になりますし、他の現場もできる限り足を運ぶようにしようかな。

もちろん、あくまで軸足はエビ中ですけどね!



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Negicco ライブハウスワンマンツアー ~ライブハウスのネギ~@名古屋 [音楽]

昨日、NegiccoさんのワンマンライブをE.L.Lで見てきました。

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そもそもこのライブに行くきっかけとなったのは、今年の1月3日に大宮ソニックで行われたエビ中とNegiccoさんのツーマンライブ「新春特別公演 私立恵比寿中学×Negicco~当日までには仲良くなろうね~」に行けなかったことが発端で。
もともと、エビ中に限らず、いろんな趣味に関して言えることなんですけど、1つのジャンルに対して好きになるのはたいてい1つで、あまり他に手を伸ばさないんですよね。
なのでアイドルに関しても、他のアイドルはもとより、スタダの姉妹グループにすらあまり関心がなくて。
敢えてそうしてるつもりもないんですけど、広く浅くや狭く深くというよりは、ワカサギ釣りのような、1つ穴掘ったらそこで延々釣り続ける、みたいな。
ただ、そのエビネギライブの評判がとんでもなく良くて、それがあまりにも悔しかったので、もうこれは行くしかない!と。

まだ大阪と東京の公演も残ってるので、あまり詳しくは書きませんが、とにかくムチャクチャ良いライブでした!

正直、今回のライブにあたってはあまり予習できず、youtubeとアルバム2枚(「Rice&Snow」と「ティー・フォー・スリー」)を一通り聴いたぐらいだったんですが、まったく問題なかったですね。
もちろん、曲がどれも好きな感じのものばっかりだってのもあるんですけど。
ただそれ以上に、Negiccoの3人の作り出す雰囲気というか、空気感というか、前に真山がラジオでNegiccoを評して「貫禄があるのにフレッシュ感もあって…」というようなことを言ってましたが、その意味がすごくよく分かりました。

パフォーマンスはもちろん、MCも含めて、まるまる2時間「Negiccoのライブ」の空気をしっかり作り上げているんですけど、でも全体で見るとどこかフワフワしてて。
なんだろう、パフォーマンスとMCの境界線が良い意味でハッキリしてないというか。
MCは終始ユルーい感じなんですけど、決してグダグダにはならず。
で、そのまま空気感を途切れさせることもなくフワッとした感じで曲に行くんですけど、パフォーマンスはピシッとキメてて。
経験の成せる業なんでしょうけど、見てて、「いやこれは楽しいわ」って何度も思いましたもん。

あと驚いたのは、パフォーマンスに遊びの部分がすごく多いということ。
歌詞にしても、振りにしても、もちろん初めて見るので正解なんて分からないんですけど、会場の反応見てると、所々にアドリブが入ってたみたいで。
3人がホントに心から音楽が好きで、ライブが楽しくて、楽曲を大切に思う気持ちがないと、ああいうことってなかなかできないですからね。

そしてやっぱり楽曲が素晴らしい。
詳しいセトリは書かない(というか、あまりタイトルが分からない笑)ですが、前半はしっかり楽曲を聴かせる感じで、後半からアンコールに向けて段々と盛り上がっていくような感じの構成だったんですが、どれもまさにドストライクで。
こうなると、他のアルバムも聴いてみたくなるなあ。
そしてなんと言っても、「ねぇバーディア」が素晴らしすぎる。



池ちゃん最高。

なんかもう、絶賛しかしてませんが、ホント笑っちゃうぐらい素晴らしいライブだったので。
エビ中も、素晴らしい先輩に出会えたというか、最終的にエビ中が目指すべきはこういうことなんじゃないかなあ、なんて、ファミリー目線ではそんなことを考えたりもして。
そして結果的に、正月のエビネギ行けなかった悔しさが倍増するっていうね笑
なんとかして円盤化できないかなあ。
それが無理なら、毎年の恒例行事にしてほしいぐらい。

そしてもし機会があれば、一度新潟でもNegiccoさんのライブ見てみたいですね。
新潟を愛して、新潟から愛されてるNegiccoさんが、地元でどんなライブをしてるのか。
ちょっと考えただけでニヤニヤしちゃうぐらい、幸せの現場なんだろうな、というのが容易に想像できるだけに、是非この目で見ておきたいですね。

Negiccoさん、推していきますよ!



ONE SHOT,ONE KILL [音楽]

昨夜、twitterで流れてきた、エビ中「梅」のジャケ写。

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もともとはフォロワーさんが、撮影場所が新宿LOFTの楽屋だってことを特定した、っていうツイートだったんですが、ほぉ~と思いながらよぉーく見てみると・・・

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こ、これはっ・・・!!

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LAST TARGETのステッカーじゃないかああああっ!!!

いやもうね、夜中に1人でめちゃくちゃ興奮してしまいまして。
エビ中ファミリーさんは、たぶん誰一人として知らないでしょうけど、LAST TARGETってのは、いまから10年ぐらい前に自分が人生捧げたと言っても過言ではないぐらい追いかけまくって、2009年に解散してしまったんですが、ホントにいまでも大好きな唯一無二のバンドで。
おそらく、実際にライブを見た回数は、誰よりも多いんじゃないかってぐらい。

そんなバンドのステッカーが、エビ中のジャケットに写ってたんだから、そりゃテンションも上がりますよ。
むしろ、なんでいままで気が付かなかったんだ、っていうねw
「梅」はダウンロードで済ませちゃったからなあ。
そういうこと思うと、やっぱりちゃんとCD買わなきゃダメですね。

LAST TARGETを初めて見たのはいつだったかと、昔のブログを漁ってたんですが、おそらく2005年4月の高円寺20000Vだったんじゃないかと。
てことは、追いかけてたのはせいぜい4年だったわけだけど、ホントに濃い4年間でしたね。
台湾も行ったし、韓国も行ったし、ツアー追いかけて北海道から九州まで行ったこともあったし。
・・・って、いまのエビ中もそんなに変わらないけどww
でも、途中から物販とかスタッフ的な手伝いしたり、いい経験させてもらったなあ。

ちなみに、去年のファミえん終わったあとに甲府まで行って見たライブが、LAST TARGETのボーカルRYOKOさんの弾き語りで。
同い年なんだけど、PUNK ROCKを地で行くその生き様は、心から尊敬できる。
三代目魚武濱田成夫と並んで、俺のカリスマですね。

もう解散してしまったんで、あんまり宣伝してもアレですけど、LAST TARGETホンマにカッコエエですから。
youtubeに、1stアルバム「ONE SHOT,ONE KILL」と3rdアルバム「TOKYO SHAKEDOWN」がアップされてたんで、興味ある人は聴いてみて下さいな。


「ONE SHOT,ONE KILL」


「TOKYO SHAKEDOWN」



ヤロウドモとダイヤモンドの心臓 [音楽]

この土日、日本列島はとんでもない寒波に包まれましたが、そんな中、福岡までJUNIORワンマンライブ「ヤロウドモとダイヤモンドの心臓」に行ってきました。

すでに解散したバンドも含め、いままで見てきたバンドの中でも五指に入るぐらい、JUNIORは好きなんですが、実はいままで一度しかライブを見たことがなくて。
これも10年ぐらい前になるのか、浜松のG-SIDEだったか、そこで見たのが唯一で。
今回のワンマンも、最初はどうしようか迷ってたんですが、やっぱりワンマンだし、見られるライブを見たいと思ったときは見られるうちに見ておく、というのが一番大切なんで、思い切って参加することに。

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会場は福岡graf。キャパは150人ぐらい?

会場に到着してすぐ、Goさんとバッタリ。
自分の魚武パーカーを指さして、ニヤリ。
いやあ、着ていって良かったw

O.AのROZWELLSが会場をキッチリ温めて、いよいよJUNIORワンマンスタート!

セトリ。JUNIORのFacebookより拝借。
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いやもう、なに、この見たかったやつ全部乗せみたいなセトリ。
オープニングは「MOTHERLAND」で始まって、いきなり「アディオス」から「龍門谷」まで、アルバム「ジュニオール号の世界一蹴」M1~M6までを立て続けにぶっ放すんだもの。
「ガイコツ島」とか、そりゃもう最高にぶち上がるよね。

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中盤にはHOOKERさん曲の「BOOTS&~」「親父の怒号~」挟んで、「飲んだくれ~」「スパゲッティ~」のあたりとか、みんな思い思いに踊ったり拳突き上げたり、まさに海賊船「ジュニオール号」パーティー。
しかもここまで、ほぼMCなしでノンストップ。
ここまで、っつーか、メンバー紹介以外は最後までほとんどMCなかったですけど。
KAZUKIさんも50歳越えて(ていうか、あと2週間で51歳!)るのに、ホント若いよなあ。
10年後、俺はあんなカッチョエエ大人になれてるんだろうか…。

そして後半は、いきなり「ルーシー」2連発から始まって、今回のワンマンで絶対に聴きたいと思ってた、俺が一番大好きな「FRIEND SHIP」


いやもう、これ聴けただけで、大満足です。
アウトロとか、これでもかってぐらいに踊りまくったよね。
そして本編最後は、これまた大好きな「ポパイ~」で〆。

でも当然これで終わるはずもなく、アンコール。
1発目がいきなり、CRACK The MARIANの「家出少年のメロディ」
これも聴けたのは嬉しかったなあ。
そして前日に書き上げたという、未完成の新曲「ピーターパンの穢れたブーツ」
メンバーも、まだタイトルすら知らなかったらしいw
KAZUKIさんも、おもっきしカンペ見ながら歌ってるしw
でも、JUNIOR節全開の、すんげー楽しい曲。
んで、最後はもちろん「ROCK'N'ROLL PEARLHARBOR2」でオーラス。

ホントにね、当たり前の感想っちゃ感想なんですが、大好きなバンドのライブを2時間ぶっ通しで見られるってのは、これ以上の幸せはないよね。
やっぱりワンマンっていいよなあ。
多少無理してでも福岡まで行って良かった。

そして物販では、お目当てのこれを購入。

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中身はコチラ。

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KAZUKIさん特製の有田焼皿と、20周年記念のDVD!
美味い肴をこれに盛り付けて、DVD見ながら酒を飲む。
最高じゃあないか。