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私立恵比寿中学ようこそ秋冬ホールツアー2019~@上越 [エビ中-ライブレポ]

エビ中秋冬ツアーも早くも6公演目、上越公演です。

土曜日に日本を襲った台風19号の影響で、北陸新幹線が運休、高速道路も軒並み通行止めと、関東から上越までの交通網も制限され、開催そのものすら危ぶまれていましたが、日曜の夕方に開催決定のアナウンス。


こういう状況での判断は、どちらに転んでも少なからず批判の声が出るのは仕方のないことですが、動けるところはなるべく通常通り動く、というのが最善策だと思いますし、開催するにもかかわらず払い戻しの対応までする運営には感謝しかないです。

自分も長野道や上信越道の状況を見ながら、東海北陸道から富山を回っていくルートも視野に入れてましたが、高速道路は無事復旧。
上越に向かう道中もたくさんの作業車を見ましたが、本当にお疲れ様ですと、頭の下がる思いで見送っておりました。

上越には4時間ほどで到着。
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会場の上越文化会館はなかなか年季の入った建物でしたが、内観は広くてキレイ。
ロビーには木彫りの上杉謙信像がお出迎え。
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まだ時間が早かったのもあって、館内にいたファミリーは20人程度かなあ。
本当に開催されるのか、なんて不安になってたら、運営から彩ちゃん欠席のお知らせが。

先日の大宮公演に続いての欠席ということで、不安な気持ちは確かにありますが、彩ちゃんの身体のことは彩ちゃん本人にしか分からないですし、憶測や邪推で不安をあおったところでなんのプラスにもならないですから。
オタクにできるのは、ただただ回復を信じて待つこと。
そして、笑顔で「お帰り!」を言う準備をしておくこと。
それだけですね。

物販開始時間にもなると、ようやく人も集まり始めて。
他人のことは言えませんが、特に関東からの遠征組なんか、交通手段の変更も余儀なくされただろうに、こうやって駆けつけるバイタリティには感服します。

そして入場。
ようやくこのツアー初めて端席を免れましたが、なんならいままでよりもステージに対して角度が浅いんじゃないかってぐらいの端っこ。
ただ、前列は車椅子席で空席、さらには両隣も空席という、もちろん手放しで喜べるようなものではないんですが、視界としては良好。
いつもどおり、ライオンのキングっぽい音楽とともにメンバーの影が幕に映し出されて、いよいよ開演。


M01:仮契約のシンデレラ
彩ちゃんパートは、ぽーちゃんが代理。
「ぶひひ~ん」「はい!お疲れちゃ~ん!」のクセが凄い。

M02:ハイタテキ!
M03:熟女になっても
セリフパートで真山さんがひさびさの甘噛み。
ぎりぎり持ち直した感じでしたが、手刀を切りつつ「ゴメンゴメン」って謝ってたのが、なんだかちょっと可愛らしかったですね。

M04:YELL

自己紹介タイム。
大宮のときもそうだったみたいですが、彩ちゃんの自己紹介は全員で。
「ヤス、あんこ、食べられるようになった」
他のメンバーも同様にアレンジ。
「ヒナ、タピオカ、飽きた」
「リコ、キュウリ、飽き…てないです」
「ミレイ、美味しいものなら、なんでも好き」
「ポー、朝、パン、あの、美味しい、パンがね、あの、美味しいwww」
「マヤ、みんなだーい好き!」

M05:梅
ここにきて、本編セトリ入れ替え。
すっかり固定で行くもんだと思ってましたし、変わるとしたら新曲が入ってくるものとばっかり思ってたので、さすがにちょっと油断してました。
こうなってくると、また今後のセトリの変化も楽しみになってきましたね。

M06:禁断のカルマ
M07:バタフライエフェクト
M08:シンガロン・シンガソン
M09:元気しかない!
朝からコシヒカリしか食べてない美怜ちゃんと、さっきまであったコシヒカリがない柏木さん。
コシヒカリ被りになったのは、上越の名産が分からなかったからだそうで。
そして、本編唯一の休憩タイムですが、「座って」と言う前にもうみんな座ってると、ご立腹の柏木さんと真山さん。
そのうちフェイントかけてきそうですけど、そうなるとメンバーの休む時間もなくなるか…。

M10:I’m your MANAGER!!!
冒頭の「月曜日起きられない」を「火曜日起きられない」とアレンジした真山さん。
周りもびっくりしてた感じだったんで、リハから決めてたわけじゃなく、熟女の甘噛みを取り戻すためにアドリブで急にぶっ込んだんじゃないかしら。
もちろんただの妄想ですが。

M11:星の数え方
ここも『結ばれた想い』から変更。
セトリが変わったっていうのもそうですけど、この曲はそのうちどこかのアンコールでやるだろうなと思ってたので、本編に組み込まれたっていうのが意外でしたね。
そして、『結ばれた想い』のままでいくという選択肢もあっただろうに、今日このタイミングで変えてくるっていうのが、なんとも。
春ツアーのときも5人での披露でしたけど、あのときは『MUSiC』のお披露目ツアーという側面もあって、5人でパフォーマンスする事情も分かりますが、ソロパートと違って代役の利かないハモリが生命線のこの曲を、わざわざ今日やらなくても…というところだけが、ちょっとモヤモヤしてしまいました。
もちろん5人のパフォーマンスは素晴らしいものでしたし、そう考えると、それを踏まえたうえで敢えて、ってことかもしれませんが。

M12:踊るロクデナシ
大宮で、ぽーちゃんが振り付けを間違えたと聞いて、ドキドキしながら見守ってましたが、とくに目立ったミスはなく一安心。
いや、でも、けっしてミスしてほしいわけではないんですが、行けなかった現場で特別なことがあると、好きな曲がセトリに入ってるとかよりも全然悔しいですね。

M13:曇天
M14:まっすぐ
彩ちゃんパートは美怜ちゃんが担当してましたが、落ちサビ「まっすぐ君だけにありったけ愛を捧げよう」が、ビックリするほど良かったです。
新曲『PANDORA』もそうですけど、美怜ちゃんの歌唱表現の幅が、ここにきてさらに広がった感じがしますね。
それにしても、なにかしらの要因で100%のパフォーマンスができないときに、「自分のできる範囲で頑張る」という言葉をメンバーはよく口にしますが、けっしてそれを免罪符にして80%のパフォーマンスに抑えようとするんじゃなく、できないところはゼロでもいいからできるところを120%出し切ろうとする姿勢はホントに素晴らしいと思います。

M15:頑張ってる途中

この日のスタンドマイク係は柏木さん。
とりあえず2周目に突入したということで、前回の大宮で見逃したぽーちゃんバージョンを見られるチャンスが復活したのはありがたい。

M16:Lon de Don
M17:PANDORA
大宮公演の直前に動画が公開されたのもあって、早くも会場の一体感が凄い。
年末の大学芸会、ゴリゴリのバンドサウンドで早くブチ上げたいですね。
そして、これ歌ってるときの美怜ちゃんがドンズバで好きすぎる。
この曲のときだけ、2本持ちのペンラ、1本ピンクにしようかな、ってぐらい。

M18:放課後ゲタ箱ロッケンロールMX
大宮でもそうだったみたいですが、柏木さんが「やすもとおおおぉぉぉ!」と全力シャウト。
さすがに心が揺さぶられました。

M19:Family Complex
歌詞に沿ってメンバーの名前をコールするところ、じつは普段コールしないんですが、柏木さんのシャウトに揺さぶられた心のまま、この日の「やすもと!」だけは大声張り上げました。
心なしか、会場の声援もひときわ大きかったような気がします。
そして、見たことない虫を最前列のお客さんにそっと渡す小林歌穂さん。

EN1:全力☆ランナー
けっこう久しぶりだなあ、と思って軽く遡ったら、自分が現場で聴いたのは去年の秋ツアー以来およそ11ヶ月ぶりっぽい。
ただ、袖からメンバー出てきたのが見えて椅子から立ったときに荷物をちょっとワサワサしてしまって、そうこうしてる間に曲が始まっちゃったのが勿体なかった…。
いや、完全に自分のミスなんですけどね。

EN2:使ってポートフォリオ
エビ中らしさ、とまで言ってしまうとアレですけど、エビ中楽曲チームの面白さの原点は、この曲にあるんじゃないかと思ってます。
ジャンルの幅広さだとか、メンバーの個性だとか。
9人時代の楽曲にもかかわらず、あまりノスタルジーを感じさせない、10年目を迎えた今のエビ中にも不思議とマッチしているような、数少ない楽曲なんじゃないでしょうか。

EN3:フレ!フレ!サイリウム
対するこちらは、ノスタルジーに全振り。
もちろん、それでいいんです。
右へ左へと揺れ動くサイリウムの光に、10年という年月の上に積み上げられたいろんな想いが込められてるんですから。


終演後MC。
「みんなにひとつお願いがあるんですけど」と美怜ちゃん
「会場に入るまえに服払って、花粉落としてきて!今日ずーっとクシャミ我慢してて大変だったの!」とのこと。
「いまの時期ってなに?ブタクサ?」という話から、ティッシュの「スギ ヒノキ ブタクサ 花粉症!?」を真山さんに可愛く歌ってもらおうという話になるも、真山さん断固拒否。
「スギと言えば秋田でしょ」と、むりやり秋田分校の話に。
「秋田と新潟は、会場の雰囲気が似てる。どっちも温かい」とのこと。
最後は美怜ちゃんから「また6人で必ず上越に来ます」と力強いお言葉。
秋田と新潟の雰囲気が似てるんじゃなく、エビ中メンバーのこういうところが、会場の温かい雰囲気を作ってるんだよと、そんなことも思ったり。

約3ヶ月に及ぶ長いツアー、どうしたって不測の事態が起きることはありますが、今回はちょっといろんなことが重なりすぎましたね。
美怜ちゃんの言葉を信じて、またいつか上越で、満員の会場で6人のエビ中を迎えられる日が来ますように。


つぎは大阪!
その前に秋田分校!




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