SSブログ

オンラインやついフェス! [エビ中]

この週末は『オンラインやついフェス』でした。
本来であれば「YATSUI FESTIVAL ! 2020」として、渋谷エリア13会場で開催されるはずでしたが、新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催に。
総勢200名を超えるアーティスト、芸人、文化人が登場し、youtubeやLINE LIVE、ニコニコ動画等々の配信サイトで、2日間にわたって様々な企画が行われました。

そして、そんな大型フェスの大トリを務めたのが、我らがエビ中さん。
ライブ自体がおよそ4ヶ月ぶり。
6人揃ってのライブとなると、8ヶ月ぶりとなるこのライブ。
いままでのライブとは明らかに質の違う緊張感を抱きながら、パソコンの前で待機していました。



M00:ebiture
M01:Family Complex
M02:元気しかない!
M03:仮契約のシンデレラ
M04:シンガロン・シンガソン
M05:YELL
M06:ポップコーントーン
M07:ジャンプ

掲げられたバックドロップの校章。
6人揃ってのebiture。
ああ、そうそう、これを待ち望んでいたんだよ…なんて感傷にひたる間もなく、繰り出されるパフォーマンスに感情がぐわんぐわん揺さぶられまして。
正直言いますと、これだけのブランクが空いて、しかも準備もままならない中での再スタートということで、期待だけを膨らませ続けていて大丈夫だろうか、という不安もあったんですが、まったくの杞憂。
参った。参りました。
エビ中を見くびっちゃいけない、なんて、これまでの経験で分かってたはずなのに、またもやエビ中さんに頬を強く打たれてしまいましたね。

なにより嬉しかったのは、6人が本当に楽しそうにパフォーマンスをしていた、ということ。
細かいことは抜きにして(それでも心躍るには十分すぎるほどのクオリティ)、歌って踊ることをとにかく楽しもう!という姿勢が、画面越しにも伝わってきたということ。
すこし、気持ちが先走っているように見えるところもありましたが、それもまた、この日のライブではすべていい塩梅となって、昂る感情に拍車をかけていたんじゃないでしょうか。

横一列で踊る「元気しかない!」
「シンガロン・シンガソン」の彩ちゃんのフェイク
「ポップコーントーン」の落ちサビ
そして、「ジャンプ」の『いまだー!』

4ヶ月、8ヶ月、いや、もっと言えば1年半待ち望んだ景色がようやく戻ってきて、なんど涙を拭ったか分かりません。
6人のエビ中。
6人でエビ中。
この日のライブは、目にした人ひとりひとりがそれぞれの想いを持って眺めていたでしょうし、ライブ後に抱く感情はさらに、いままでのライブとは比にならないぐらい、さまざまなものだったと思います。
まだはっきりとは先の見えない状況の中で、それでも確かに一歩足を踏み出せたことは、自分にとっては大きな希望になりました。

オンラインでの振り替え開催も、けっして簡単な決断じゃなかったと思います。
6人での再始動の場を提供してくれたこと。
大トリというこれ以上ない舞台を用意してくれたこと。
そして、自分たちのツアー日程さえ不確定な状況のなか、出演に踏み切ってくれたこと。
すべてに、感謝です。

さあ、完全復活したエビ中さんから、いよいよ目が離せませんよ!







nice!(0)  コメント(0) 

ボクコネ~ぼくはテクノカットよりコネチカット~ [エビ中]

3月に大阪と東京で上演が予定されていたエビ中さんの舞台『ボクコネ~ぼくはテクノカットよりコネチカット』
コロナの影響で残念ながら公演は中止となってしまいましたが、有料配信での上映、というなんともありがたい措置を取って下さいまして。
配信初日となった18日には、超局地的な停電により配信が延期されるという、小林歌穂さん曰く「エビ中持ってる」的な出来事もありましたが、無事、全5回の上映とアフタートークが配信されました。
配信期間はまだ残ってますが、さすがにもうネタバレしてもいいよね?
ということで、感想なのか考察なのか憶測なのか、なんだかよく分からないブログをつらつらと書いていきます。

EWVlDyQWsAEJwpz.jpg

まずはざっくりと、登場人物とあらすじのようなもののおさらい。
ボロアパートの一室に住む、SFオタクで引きこもりの貧乏学生板垣(柏木さん)。
男に騙され家財道具一式を貢いだ、日野(星名さん)。
子役上がりの売れないシンガーソングライター、萬屋(真山さん)。
アパートの大家で、認知症の疑いのある柚子(中山さん)。
その柚子にしか姿の見えない宇宙少女(小林さん)。
そして、ツアーコンダクターを名乗る山田(山口さん)と佐藤(山田さん)が現れ、家ごと宇宙船に載せて宇宙旅行に飛び出したと告げるも、地球が二つに割れて人類は滅亡した…

というところまでが導入部ですね。
18日の配信はここで止まってしまって、この段階では、「かほりこがずっとワチャワチャしてるし、たまんねえなあ、おい」なんてウキウキしてたんですが、全編観終わったあとは、なんだかいろいろと考えさせられるストーリー。
いままでのシアターシュリンプとは一味違った作品で、すごく楽しかったです。
メンバーの演技も、素晴らしかったですね。

劇中で気になった部分はいくつかあるんですが、まずは冷凍睡眠のスイッチ
「誰が冷凍睡眠のスイッチを押すのか」を巡る「利他主義」と「利己主義」が、物語の大きな軸だったと思うんですが、不思議なのは、「スイッチを押すと冷凍睡眠に入る」ことは最後の最後まで明かされないまま、「柚子にスイッチを押させようとしている」ことをセリフでほのめかすだけで物語が進んでいくんですよね。
自分は初見のときに、「アレ?なんか見逃した?」って思いながら、「スイッチ押したら爆発するのかしら」とか「なんか分からんけど、柚子を犠牲にしようとしてるんだろうなあ」なんて、ぼんやり考えてて。
「誰がスイッチを押すか」を巡る利他主義と利己主義のせめぎあいがテーマなら、スイッチの正体を隠したまま話を進める必要はないですし、そこがすごく引っ掛かったんですよ。
けっきょくのところ、この「スイッチを押したらどうなるのか」という部分を明確にしないまま話が先へ先へと進んでいったときに感じる、漠然とした不安や悲しみが、「ボクコネ」という舞台の本質だったんじゃないか…。

ということで自分なりに結論付けはしましたが、どうなんでしょう。
繰り返し見ることで見えてくるものはたくさんあるけれど、それはあくまでも副産物的なものというか、舞台を見た人たち同士で共感するためのパーツなんだと思いますし。
限られた情報の中でなにを感じるかが大事なんじゃないか、ということで。

とか言いながら、ここからゴリゴリに後付け考察していくんですが笑

あ、ちなみに、そもそも冷凍睡眠に入る必要性はあったのか、という疑問もありますが、人類存続の希望を宇宙人との遭遇に賭けるのであれば、合理的なんだろうな。
広大な宇宙で未知との遭遇を果たす確率を考えると、冷凍睡眠に入って半永久的に時間をかけた方が、確率は高くなりますから。
100年分の食糧があっても、寿命はせいぜい数十年ですし。
「未知との遭遇対策委員会」も、宇宙人に見つけてもらって冷凍睡眠から覚めたあとのことを考えて、のことだったんじゃないでしょうか。

IMG_20200425_200156.jpg

登場人物で気になったのは、山田かなあ。
終始悪役のような扱いで、元妻の殺害や、佐藤や柚子への接し方を見てても、まさに利己主義の塊のような立ち居振る舞いでしたが、なぜかそこまで憎めないんですよね。
元妻の殺害に関しても、後々のセリフから、隠し事なのかウソなのか、妻からなにかしらの裏切りを感じて凶行に至ったんだろう、という憶測はできますけど、部下の佐藤の前ですらタバコ吸わなかったぐらい、タバコ嫌いの妻に対しては気遣いをしていたんだということを思うと、やっぱりなんか切ない。

ちなみに、妻の遺体処理に関してはひとつ推察がありまして。
じつは、山田の妻の遺体を柚子が発見していたんじゃないか、ていうね。
というのも、暗闇のなかで佐藤が遺体を発見するシーンが冒頭にあったんですが、物置に隠しておいたはずの遺体が外に出ていたのは、柚子の仕業なんじゃないかと。
佐藤が物置に隠したピストルを発見したのも柚子ですし、そう考えるといろいろ腑に落ちるんだけど、違うかなあ。
山田と佐藤が、なんとしてでも柚子にスイッチを押させようとしてたこととか。
うーん、分かりません。

エビ中さんたちの演技に関しては、ホントに素晴らしかったです。

真山さん演じるミチさんは、子役上がりの苦労人ということで、前作「ガールズビジネスサテライト」で松野さんが演じた山田あずさになんとなく通づるところもありますが、あずさと同じように、やっぱり誰かに認めてもらうことに喜びを感じるんだなあ、と。
ラストの、山田を殺したと佐藤に勘違いされる場面の、はっきり否定したいのにパニックでうまく言葉が出てこない、という演技が素晴らしかったです。
直後、自分を撃った佐藤に対してハトを逃がす仕草をしたのは、佐藤に罪悪感を与えるため、というのをアフタートークで聞いたときは、ちょっと身震いしました。

美怜ちゃん演じる日野さんは、じつはわりと最後まで正論を通してたように思うんですよね。
彼氏に貢ぐ、という行為も、どちらかと言えば利他的に映りますし。
ミチさんのように振り回されることも、板垣のように閉じこもることもなく、山田と佐藤に対しても自分の主張を通してましたから。
キノコ人間にならなければ、佐藤との過去の因縁がなければ、なんて設定を覆しちゃうのはアレですけど、あの船内においては未来を変えられる唯一の人間だったからこそ、キノコ人間という形での退場になっちゃったのかなあ、なんて。
美怜ちゃん自身、台本読んだ時点で自分は日野ちゃんだと思った、と言ってるように、美怜ちゃんの演技と日野ちゃんのキャラが、しっかり融合してたように思います。

柏木さん演じる板垣は、この物語の主人公的立場だけあって、いろいろ考えさせられる部分が多かったですね。
自分のためにセミの羽根をもぎ取ったおばあちゃんに「愛されてる」と感じたり、そのおばあちゃんが亡くなってから引きこもり生活が始まったり。
部屋の壁にかけっぱなしの喪服からも、なんだか切なさを感じます。
クライマックスの、廊下で繰り広げられる惨劇をよそに、部屋に閉じこもってひとり音楽に没頭する姿は、それこそ「利己主義」の象徴だなあ、なんて感じたりもして。
最後、柚子に10分の猶予を与えたのも、「自分がスイッチを押させた」という罪悪感を少しでも和らげるためなのかなあ、なんて思うと、ちょっと悲しいですね。

莉子ちゃん演じる柚子ちゃんが、この舞台での個人的MVP。
認知症のおばあちゃん、という難しい役だったと思いますが、ところどころの表情やセリフ回しとか、ホントに素晴らしかったと思います。
いろんな人の感想を見てても、「本当はすべて知っていたんじゃないか」なんて言う人もたくさんいて、劇中での得体の知れなさ加減というか、掴みどころがありそうでなさそうな人物像を、見事に演じきったんじゃないでしょうか。
手紙のシーンでも過去の核心には触れませんでしたし、本当のところはどうなのか、という気持ちもありますが、そこは各々の解釈で、ということなんだろうな。

そして、歌穂ちゃん演じる宇宙少女
柚子以外には見えない、ということで、舞台の上にいながらストーリーの外で芝居をしなければならない、という難しい役でしたが、まったく違和感なく演じられてたように思います。
この宇宙少女に関してもいろんな憶測が飛び交ってましたが、自分としては、生き残った人類=未来人なのかなあ、なんて思ってます。
特にそれを示唆するような描写があるわけでもないので、なんの根拠もないんですが、地球滅亡の数カ月前に人類を救うために地球へやってきて、そこで柚子と出会って…みたいな前日譚を勝手に思い描いては、その後の展開を想像したりして。
これまた正解はないんでしょうけどね。

IMG_20200425_200051.jpg

こんな感じでしょうか。
正直、ポスターやセットの小道具だったり、映画「My Life as a Dog」だったり、細かい伏線の話とか書ければいいんですけど、なにぶんその辺の学が無いもので…。
演者ひとりひとりの細かい言動や、利他主義と利己主義についても、もっと深く考察しないといけないんでしょうけど、そういうのは有識者の方々にお任せします笑

前回のシアターシュリンプから4年。
その間にも、グループとして個人としてドラマの出演もあったりして、確実にメンバーの演技力や表現力はアップしてますし、それぞれの役柄の外殻である「キャラ」の部分だけでなく、根っこにある「人間臭さ」を感じられるような、素敵なお芝居でした。
校長が「いままでのシアターシュリンプとは違う、新機軸の舞台」というようなことを言っていましたが、まさにエビ中の新たな一面が見られたような、そんな気がします。

今回、不測の事態による公演の中止から、配信の決定に至るまで、関係者の方々の尽力には感謝するほかないです。
でも、これですべてが報われたかというと、けっしてそうではないでしょうから、いつかまたこの素敵なお芝居を観劇できる日を心待ちにしています。




nice!(0)  コメント(0) 

泣いても笑ってもススムのだ [エビ中]

この投稿をInstagramで見る

.  麗花できた台湾の九分のお茶屋さんから見えた空  ここで撮影したいと提案させてもらったのは 初めてのMステ出演を サプライズで発表してもらった場所だったから  向かいの席に座ってたりなは珍しく泣かなくて 私は大号泣 いつももらい泣きするくせに 嬉しい時は素直に喜ぶんだよね  一回行った場所なら ひょっこりお茶を飲みにきてくれるかも!なんて 思ってたら 雲の切れ間が顔みたいだねって え!本当にきてくれたのかなって喜んで撮ったのに見返すとなんだか怒ってるみたいな表情の空  先にお茶を飲んだのがバレてたかもな、きっと 相変わらず食べ物になると鋭いな  あの頃と同じくらい美味しいお茶だったよ またみんなで来れたらお先にどうぞ  なんてね。  #0208  #まやまにあ  .

真山 りか/Rika Mayama(@ma_yama_official)がシェアした投稿 -















あの日から3年。

あなたの存在は、変わらずみんなの心にいます。

たまには遊びに来てね。

いや、もう来てるのかも。

たくさん笑って、たくさん泣いて。

それでも、前にススムのだ。





nice!(0)  コメント(0) 

私立恵比寿中学HISTORY『幸せの貼り紙はいつもどこかに』 [エビ中]

エビ中10周年を記念して、9月19日に発売となりました私立恵比寿中学HISTORY『幸せの貼り紙はいつもどこかに』
発売から一週間以上経ってようやく、読了しました。

早く読んだ方がいい、という感想をあちこちで目にしましたが、先日も書いたように、秋ツアー最初の登校となる名古屋公演はフラットな気持ちで観たい、というのもあって、3日前にようやく読み始めまして。
読み始めたらあっという間だよ、なんて声も聞かれましたが、いやいや。
各章を読むたびに、当時の映像作品を見返したくなって、一旦本を閉じてBlu-ray観て…なんてことをやってたら、読み終えるのにこんなに時間がかかってしまいました笑

ということで、読んだ感想を以下にまとめてみました。
いつも通りネタバレとか気にせず書いていきますので、未読の方はご注意ください。

EEzveNjU4AAGbhd.jpg

第1章「運命の始まり」
第2章「大人たちの思惑」
まずは、エビ中結成の話から。
全体の構成として、エビ中の歴史を時系列順に、メンバーはもちろんエビ中に関わったさまざまな人たちのインタビューをもとに、当時の状況や各人の心境が綴られていて、単なる記録的な読み物ではなく、エビ中の積み上げた10年という時間の重みを十分に感じられるような物語になっています。
第1章は、カホリコを除いたメンバーのスターダスト入社からエビ中加入までの話。
第2章は、"理事長"藤下さんや、藤井校長はじめスタッフのインタビュー。
どちらも、時期としては結成から2011年の秋、渋谷O-EASTでのワンマンライブぐらいまでの話になるのかな。
メンバーの加入経緯に関しては、過去のインタビューで既読のものも多かったですが、メンバー間での温度差だったり、そりゃ、思春期真っ盛りの女の子が10人も集まってみんな仲良く、なんてワケにはいかないよなあ、とは思いながらも、想像してたよりはもっと現実的でシビアなものでしたね。
いい意味で、というか、みんな普通の子供だったんだなあ、と。
第2章で綴られている、それぞれのスタッフがエビ中に関わるようになった経緯は、わりと初耳の話が多くて面白かったです。
エビ中がどうやって誕生し、成長するための根をどういう方向に張り巡らしていったのか。
正直、初心者向けというよりは、ある程度エビ中周辺のことも知った上で読んで面白い内容だと思うので、エビ中知らない人に薦めるときには「読み飛ばしてもいいよ」って言った方がいいかもしれない笑


第3章「少女たちの意思」
2011年の1stワンマンから、2014年武道館での合同出発式ごろまでの話。
第1章では現在も在籍するメンバー(真山、安本、星名、柏木)のインタビューだけでしたが、ここでは転校したメンバーの言葉を中心に、当時を振り返ってます。
インディーズ時代に転校した奏音さんに比べ、初代リーダー宮崎さんの転校がわりとあっさり書かれてて拍子抜けしましたけど、事務所に所属してる奏音さんと、芸能界から身を引いた宮崎さんとでは、立場が違いますから仕方ないですね。
そこからの、メジャーデビューするにあたってのメンバーの心境、環境の変化あたりはかなり興味深かったです。
そして、なんといっても、瑞季、杏野なつ、鈴木裕乃の転校。
第1章では書かれていなかった3人のエビ中加入の経緯から、転校を決めたきっかけ、そして転校メンバーと残留メンバーの軋轢まで、包み隠さず語られています。
現メンバーからこの当時の話を語られることは過去にもありましたが、転校した3人の言葉で語られてるというのが新鮮でしたね。
そしてそれによって、ウラとオモテというか、やっぱり片方だけの証言では全体を知ることはできなくて、転校メンバーと残留メンバーに見えてた景色の違いをひとつひとつ比べてみると、なるほどなあ、と。
自分は当時まだエビ中のことを知らなかったので、そのころの空気感のようなものは分かりませんが、ステージ上はともかく、それ以外の部分での空気感を、当時のファンの方々はどのように感じていたんでしょうか。
ただ、転校していったメンバーも、いまのエビ中を構築する大切なピースのひとつなんだ、という事実に変わりはありません。


第4章「新しい出会い」
3人の転校後、小林歌穂と中山莉子の転入に関しての話。
この章のあとにも何度か言及されてますけど、2人の加入がなければいまのエビ中はなかった、という言葉を裏付けるようなエピソードが数多く語られてます。
当時は最年長の真山さんですら18歳。
インタビューではわりと達観したような言葉が述べられてますけど、それでもやっぱり若さゆえの不安や悩みもあっただろうし、他のメンバーに至っては言うまでもなく。
そのけっして浅くはない溝を埋めた、2人の人間性。
いや、努力だろうな。
エビ中というのは、いろんな不測の事態、偶然の連続によってその都度舵を切り、なかなか思い描いたように進むことのできないグループのように思いますが、少なくともカホリコの2人、そして2人が加入したエビ中に限っては、自らの力で思い描いた方向へ未来をを切り拓いていくことができたんじゃないでしょうか。
そして、6人で続けたいという想いに応えた「DearDearDear」の話や、マネージャーの隅内さんにダンスの續先生など、大人たちの優しさも垣間見られて良かったです。
自分がエビ中を知ったのがちょうどこの時期ということ。
そしていま小林歌穂さんを推しているということ。
そんな自分にとってこの章は、やっぱり特別な想いがありますね。


第5章「連鎖する苦境」
順調に走り出した8人のエビ中の、2016年末ごろまでのお話。
音楽的な面、パフォーマンスの面で、エビ中の方向性が定まりつつある中で、順調にスキルを伸ばしていくメンバーと、それを見守る大人たちの覚悟のようなものが見えます。
いまもボイストレーナーとしてエビ中を指導してる恵美子先生も、ここで登場。
メンバーと、スタッフと、全員が前を向いて進みだした、そんなとき。
2015年末、柏木ひなたの突発性難聴。
2016年夏、小林歌穂のバセドウ病。
柏木さんの件は、いままでもいろんなところで語られることがあったので、柏木さん自身の言葉も含め、大きな驚きというようなものはありませんでしたが、入院中のメンバーとのやり取りなんかは、微笑ましく、むしろ『EVERYTHING POINT4』のような重苦しさがなかったのが印象的でした。
俺の藤井2016での『スーパーヒーロー』は、当時、批判めいた声も少なくなかったように記憶してますが、藤井校長の「負け方の美学」という言葉はともかく、あの日のエビ中はただ「勝ちたかった」わけではなく、「"スーパーヒーローで"勝ちたかった」んだなあ、と。

そして、柏木さんに比べ、あまり多く語られることのなかった歌穂ちゃんのバセドウ病ですが、思ってた以上に、かなり初期の段階から本人が前向きに捉えていたみたいで。
いや、ホントはそうじゃないのかもしれないんだろうけど、泣くときはトイレで隠れて、というエピソードからも分かるように、弱い部分は他人に見せたくないんだろうな。
現在も治療中というのは少し驚きでしたけど、柏木さんも歌穂ちゃんも、そう言ったことを全く感じさせないパフォーマンスをしているのは、素晴らしいと思います。


第6章「別れと覚悟」
そして迎える2017年2月8日。
これまで嫌というほどいろんな言葉が語られ、さまざまな感情を揺さぶられ、2年半という時間が経過したいまでも、この当時のことを語った言葉のひとつひとつは、どうしても心の深いところを突き刺すような、鈍い痛みを伴いますね。
なかでも、りななんのお母さんの言葉。
誰よりも悲しんで、誰よりも苦しんだだろうと思いますが、こうしてりななんの思い出を語って頂けること、毎月8日にはInstagramにりななんの写真をアップして頂いてること、本当に心から感謝したいと思います。
そして、りななんの訃報を伝えられたメンバーの様子も生々しくて。
自分は当時から、この悲しい事実をメンバーがどのようにして知ったんだろうかと、スタッフがどのようにして伝えたんだろうかと、それがすごく気になっていて。
くっつきブンブンが高校卒業記念の撮影をしていたこと、そして、その3人に伝えたのが隅内さんだったってことは、語弊のある言い方になりますが少しホッとしました。
もちろん、そのときの4人の悲しみや苦しみは、想像するのも憚られるほど大きなものだったでしょうし、これ以上の詳細を望みたくもないんですが、とにかく、この悲しみを、ひとりで受け止めてほしくはなかったなと。
誰かと一緒にいてほしかったなと。
ただそれだけです。

…うーん、この章はホントに、想いを言葉にするのは辛いなあ。
とにかく、書かれているすべての言葉を、大切に噛み締めて読んでください、としか。
松野莉奈がどんなに素敵な女性で、どれだけエビ中のことが好きで、どれだけたくさんの人に愛されていたのか。
もっとたくさんの人に知ってもらいたいです。


第7章「終わりなき激動」
7人で再出発した春ツアー2017、そして廣田あいかの転校。
ぁぃぁぃの言葉が、過去のインタビューからの抜粋なのは仕方ないとして、他のメンバーの言葉も、以前に「EP劇場版」を見たときに受けた印象と大きく変わることなく、おそらくこんなことを考えてたんだろうなあ、というのが可視化されたような感じ。
あのころの自分は、ぁぃぁぃの転校はそれほどピンチだと捉えていなくて。
当時のエビ中は、ぁぃぁぃがダントツの知名度で、"エビ中=変な声の子がいるグループ"という認識のされ方が一般的で、だからこそぁぃぁぃが抜けるというのは大きな痛手に間違いなはいんですが、それと同時に、"変な声の子がいるグループ"から脱却するには、これ以上ないチャンスなんじゃないかと。
もちろん、当事者のスタッフやメンバーはそんな呑気なこと考えていなかったと思いますし、次の章の話になりますが、その危機感が「ebichu pride」を生むことになったんですが。

そしてこの章では、星名さんの文春砲にも触れていて。
これがけっこう意外でしたね。
そして、メンバーが思ってた以上に激昂していたというのが、もっと意外で。
あの当時は、「このまま美怜ちゃんを許したら他のメンバーが可哀想」とか「美怜ちゃんにだけ甘すぎる」なんていう言葉を投げかけるファンもいましたが、誰よりも厳しく、誰よりも怒ってたのはメンバー自身だったっていう。
いまだにあの事件を、その後の対応も含めて非難する声を聞きますが、けっして大人の事情で有耶無耶にしたわけではなかったんだなあ、と。
メンバー同士でしっかり話し合いができてて、わだかまりがないのであれば、個人的には説明責任なんてものはクソ喰らえと思ってますので。


第8章「再びの危機」
2018年1月4日、武道館での大学芸会「ebichu pride」で6人での新たな出発。
メンバーも、このときのレッスンが一番きつかったという言葉を何度も口にしてましたが、ひとりひとりの言葉から、その凄惨さがさらに伝わってきました。
1曲目に「シンガロン・シンガソン」を持ってきたことの意味は、当時自分がそうなんじゃないだろうかと感じていたことと答え合わせをできたようで、ストンと腑に落ちました。
そして、幻の新メンバーの件。
EP劇場版ティーチインだったと思いますが、校長から初めてこの話を聞いて、そのときは「新メンバーの発表」と言っていたような気がしましたが、これを読む限りでは「新メンバーオーディションの発表」だったみたいですね。
そして、この日のパフォーマンスを見てそれを取りやめたというのは、本当に良い決断だったように思います。
それにしても、この「新メンバーオーディション」だったり、前年末のカウントダウンジャパンでの「HOT UP!!!」3連発セトリ案だったり、このころの校長がパニクって迷走してたってのがよく分かりますね笑
いや、別に非難してるわけじゃなくて、それほどまでに悩んで、なんとかしなきゃって想いが強かったんだろうなあ、と。
もし藤井校長が冷静に判断して最適手を選ぶような策士だったら、エビ中はもっと早く売れてたかもしれないけれど、ここまで魅力的なグループにはならなかっただろうなあ。

そして年末の大学芸会。
2日目のリハ中に美怜ちゃんを襲った事故ですが、怪我の具合が想像してたよりもずっと重く、読みながら背筋の凍る想いがしました。
言葉通り、一歩間違ってたら命にもかかわるほどの事故で、入院期間中の美怜ちゃんの発言を聞くと、1年と経たずにステージに立ってパフォーマンスをしているというのが、どれほど奇跡的なことなんだろうかと。
いや、奇跡っていうのも違うな。
そんなものがあるなら、事故なんて起きてほしくなかったし。
けれど、美怜ちゃんが、そして6人が、どれほどの想いを持ってステージに上がりパフォーマンスをしているのか、その事実だけでも心の底に留めておかなければと、強く思います。


第9章「夢のその先へ」
そうして10周年を迎えた私立恵比寿中学。
2019年6月22日に行われた「MUSiCフェス」の模様を中心に、メンバー6人の言葉によって、これまでの想い、そして未来への希望が綴られています。

この本を読み終えて思うのは、メンバーも、スタッフも、エビ中という場所を大切にしているということ。
エビ中には「永遠に中学生」というコンセプトがあり、それは、大人になってもエビ中のライブを見てるときだけは中学生に戻ってほしい、という思いが込められていますが、それと同じように、メンバーにとっても、いつでも戻ってこられる場所にしたいと、そう思ってるんじゃないでしょうか。
それは、いまいるメンバーも、転校していったメンバーも、そしてりななんも。
いつでも戻ってこられるように、けっして現状維持ではなく、常に変化を求め、最高を更新し続けることで、エビ中という大切な場所を守っているんじゃないかと。

自分はこの10年というエビ中の歴史の、半分も知りません。
でも、自分がエビ中ファミリーになってからの4年半だけでも、おそらく常人では経験しえないような出来事に、何度も何度もメンバーはぶつかってきました。
幸せの貼り紙はいつもどこかに。
「幸せの貼り紙はいつも背中に」というエビ中の楽曲をもじったタイトルではありますが、こんな激動の人生を歩んできたメンバー自身の幸せの貼り紙のありかを、この本を読めばほんの少しだけでも知ることが出来るんじゃないでしょうか。
6人の行く先の未来にも、たくさんの幸せの貼り紙が貼られていることを、願ってやみません。

EEzveNhUcAINHks.jpg

そして、この本をまだ読んでない人が、こんなネタバレ全開のブログを読んでくれてるとは思えませんが笑、もしこのブログを読んで少しでも興味を持っていただけたのなら、ぜひ読んでみて下さい。




nice!(1)  コメント(2) 

私立恵比寿中学6thフルアルバム『playlist』発売決定! [エビ中]

エビ中6枚目となるアルバム『playlist』の発売が、ついに!12月11日に決定しました!
パチパチパチパチパチ!



思えば、昨年末の大学芸会で『MUSiC』の発売が発表されて、それと同時に6枚目のアルバムの発売も予告されてまして。
ただそのときには「秋口に発売予定」という発表で、なのに夏が過ぎても何の情報もなく、いまかいまかと首を長くして待っていましたが、ついに決まりましたね。
まあ、年間に2枚のアルバムを出すっていうのは、通常でもそれだけで大変なことですし、さらには10周年イヤーということで、通常よりも多忙な毎日でしたでしょうから、多少の予定変更は仕方ないかな、と。
良いものができるんであれば、いつまででも待ちますよ。

とりあえず中身としては、現時点では先行シングルの「トレンディガール」が収録されるということ以外は何もわかってない状態ですが、もう5日後には秋ツアーも始まりますし、そこで少しずつ全貌が見えてくる感じですかね。
ツアーファイナルが12月8日ということで、ツアーをすべて終えてからの発売というのは、個人的にはすごく良いと思います。

「予習をしてライブに行きたい」という気持ちも分からなくはないですが、やはり新曲は音源ではなくまずはライブで聴きたい、というのが本音ですし。
CDは"ライブの予習教材"ではなく、あくまでも、ライブで聴いたあの曲をいつでも手元に置いて聴けるもの、という感覚が自分にはあるんでしょうね。
CDよりも、ライブに重きを置いてるというか。
もちろん、そうでないという人もいっぱいいるんでしょうけど。

2年前の『エビクラシー』のときもそうでした。
それほど大きい声ではありませんでしたが、「ツアー始まってからアルバム出すなんてなに考えてるんだ?」という言葉も目にしましたし。
でも、2年前は、アルバムが出るまでの公演は新曲を聴くのが毎回楽しみでしたし、アルバム発売日には、いままでにない高揚感でCDショップに足を運び、心の底からワクワクしながらCDをプレイヤーにぶち込んだことを、いまでも鮮明に覚えています。
またあの感覚を味わえるというのは、本当に楽しみですね。
ただ、あのときは初日公演から全曲披露してましたけど、今回はどうなるんでしょうか。
ラジオなんかでのメンバーの発言を聴いていると、毎公演まったく違った形のものになる、ということらしいですし、そうなると、ちょっとずつ小出しにしていくのか…。
いずれにせよ、アルバムと同時に秋ツアーの楽しみも増えましたね!

そしてこの『playlist』、収録曲はまだ未定ですが、初回生産限定の特典だけでもう、購入必至ですよ!
まず初回生産限定盤Aには、昨年末に行われた『クリスマス大学芸会2018DAY3~スペシャルロイヤルケーキ~』のライブ映像が収録!
そして初回生産限定盤Bには、今年の6月に行われた『MUSiCフェス ~私立恵比寿中学開校10周年記念 in 赤レンガ倉庫~』のエビ中ライブ映像が収録!
クリスマス大学芸会の方は、残念ながら5人でのパフォーマンスとなったDAY3の収録となりますが、特典映像でDAY1とDAY2のユニット曲の映像も含まれるっていうのが、ちょっとは救いですかね。
ただ、6人でステージに立ったDAY1の映像を、少し前にフジNEXTで放送されてましたが、ほんの少しでも、FC限定動画とかでも、まだまだ見られる機会があると嬉しいなあ、と。
それを言い出したら、MUSiCフェスの方も、せめて他の出演アーティストさんたちとのコラボ映像も…なんて、だんだん図々しくなっていくだけなんですけどね笑

しかし、「新しいライブ円盤が出ないから、エビ中の良さを広められない!」なんて憤慨してたファミリーさんたちも、これで胸のつかえが取れたんじゃないでしょうか。
幸いなことに、2shot撮影会や3shot撮影会の特典もあるみたいですし、たくさん買うだけの口実は十分にあるわけですから。
…なんてね。


『エビクラシー』という高いハードルを越えた前作『MUSiC』。
はたして『playlist』は、どんな形で最高を更新してくれるんでしょうか。

『playlist』、12月11日発売ですよ!!!
EEfHFEWVAAEOoT7.jpg
「playlist」スペシャルサイト




nice!(1)  コメント(0) 

20190716 [エビ中]


この一年は

あなたの願いがひとつ実った一年になりました


あなたの大好きな仲間たちが

あなたが大好きな仲間たちが

大事に大事につないだ夢

エビ中フェスは

あなたが叶えた素敵な夢


次の一年も

また素敵な景色を届けることができたらいいな


松野莉奈さん

21回目の、誕生日。




nice!(0)  コメント(0) 

神ちゅーんず終業式~楽しい思い出を振り返ろう~ [エビ中]

今年の4月からテレ朝系(大阪ABC制作)で放送され、つい先日最終回を迎えました、エビ中さん主演ドラマ『神ちゅーんず~鳴らせ!DTM女子』ですが、昨日はその終業式イベント。

DzlbVohU8AAotiO.jpg

時間の関係で昼の部のみでしたが、参加してきました。
会場はなかのZERO大ホール。
東京駅から中央線1本で行けるのは、田舎もんにとってはありがたいですね。
到着は14時ちょっと前ぐらいでしたが、開場時間間近とあって、まあまあの賑わい。
前日にDISH//さんとのツーマンがあったり、トルコの話だとか秋田分校だとか、いろいろ話題も多いときっていうのは、開場前の待ち時間もなんとなくみんなテンション高めで、雰囲気盛り上がってる感じがして良いですね。

入場口脇では、11月に発売されるBlu-rayの予約受付。
とりあえず1枚予約したんですが、どうにも郵便番号を間違えて書いた気がしてならない。
住所さえ合ってれば大丈夫ですよね?
ヘタクソな字しか書けないんで、自筆で住所記入して郵送してもらうタイプの予約は、これがあるから苦手なんすよねえ…。
11月までドキドキです。

入場時に手渡された特典のクリアファイルの中に、赤、青、白、グレーの無地のA4用紙。
どうやらゲームコーナーで使うらしい。
座席は2階の下手後方。
まあでも、かなり角度があるから、わりと見やすかったですね。
ライブで立ち上がって見るとなると、怖そうだけど。

ABCのアナウンサーさんの司会で、メンバー登壇。
ひとりずつ自己紹介。
真山「橘梓役の真山りかと"申します"」。
「なんでそんなかしこまってんの?」「さっきまで一番ふざけてたのに!」と、"申します"の一言でメンバーから総ツッコミを受ける真山。
テイク2も「真山りかと"申します"」と被せると、続く美怜ちゃんも「星名美怜と"申します"」とさらに被せる、仲のいい年長コンビ。
ただ、最初はちょっと硬かった空気がこれで一気に和らいだ感じもあったんで、もしかしてあえてそれを狙った可能性も…ないか笑

最初のコーナーは、お客さんと思い出のシーンを振り返ろうのコーナー。
柏木さんがボックスの中からチケットの半券を引いて、当選した人が選ぶ思い出のシーンをみんなで見る、というものでしたが、正直、そんなにはっきり覚えてるシーンなんてないし、もし当たったらどうしよう…まあ、でも、そんな当たるワケないか…なんて思ってたら、3枚目に引いたのが「2階6列目…」とここまでドンピシャ。
さすがにちょっと焦りましたが、席番はかすりもせず一安心。

まず最初の男性が選んだのは、ダンス部からハブられてる梓を凜たちが物陰から覗くシーン。
凜が鼻の下をポリポリ掻く演技に対し、監督さんから「思いっきりやっちゃっていい」という指示が出た結果、あまりにもやりすぎてしまった(もしかして鼻の穴に指突っ込んだ?笑)ためにマネージャーからNGが出たというウラ話も。
D5vWNKAXkAEd9mW.jpg

続いての女性が選んだのは、やえ子が「大好きだよ」と凜に抱きつくシーン。
映像が終わって明転すると、映像を再現して柏木さんに後ろから抱きつく彩ちゃんと、それに対して「気持ち悪い」と言い放つりったん。
顔を真っ赤にして恥ずかしがる柏木さんが、スーパー可愛かったです。
D5IL4uvW4AAKie1.jpg

最後の女の子が選んだのは、フェス当日遅刻したやえ子が帽子を押さえて走ってくるシーン。
このシーンも、彩ちゃんが再現することに。
ただ、帽子がないからと、机の上にあったタオルを頭に乗せて走る彩ちゃん。
たぶん全部アドリブだったんでしょうけど、ただただ映像を振り返るだけじゃなく、こうやってウラ話だったりシーン再現だったりしてくれたのは楽しかったですね。
D7gDVcKXYAAoQhM.jpg

続いては、NGシーン集のコーナー。
言い間違いや滑舌系NGからハプニング系まで、いろんなNGがありましたが、見事(?)NG女王に輝いたのは、我らがぽーちゃん。
最初に「この中で一番多くNG出したのは誰ですか?」という質問にも真っ先に手を挙げてましたし、まあ、けっこう難しい単語とか長セリフも多かったし仕方ないよね…。
ぽーちゃんは「滑舌が…」って言ってたわりには、滑舌関係ないNGも多かったけど…笑
個人的に面白かったのは、最初の質問のときに「もしかしたらワタシかも…」って、ぽーちゃんに続いて手を挙げたのに、じつはNGが一個しかなかった美怜ちゃんですね。
ちなみに、Blu-rayの特典映像にもNG集が入るみたいですけど、ここで見た映像がそのまま収められるのかな?
他の演者さんのNG集なんかも見てみたい気もしますけど、どうなんでしょう。

そして最後は、クイズコーナー。
メンバーが出題する4択問題に、入場時に配られた赤、青、白、グレーの色紙で答えていくシステムだったんですが、これがけっこう難易度高めで。
1問目の「凜のペンケースのデザインは?(だったかな?)」で、半分以上の人が不正解だったんじゃないでしょうか(もちろん自分も不正解)。
それ以降も、「やえ子の学園祭での役割は?」とか、「遥のメールアドレスは?」とか、ホントに細かいトコまで見てる人じゃないと答えられないようなマニアックなものばかり。
最終的に残った7人は、壇上でメンバー6人のプロフィール穴埋め問題に答えてましたが、一番多く答えられた人でも正解は3つだけでしたから、ゆるーいイベントの中にあってここだけガチ感が出てましたね。

そして最後は、「トレンディガール」と「あなたのダンスで騒がしい」のミニライブ。
あまり音響良くない感じがしましたけど、イベントの一環ですからこんなもんかな、と。
スクリーンの関係でステージも狭くて動きづらそうでしたしね。
それでも、久しぶりに俯瞰で見るパフォーマンスの面白さもありましたし、またホールでのライブも見たいなあ、なんて。
春はライブハウスツアーListen to the MUSiCで音楽を目一杯楽しませてくれましたし、秋はホールでKing of Gakugeeeekai、なんてのもいいかもしれませんね。

最後はお見送り会あったはずなんですけど、なぜだろう、記憶がない

というわけで、思ってた以上に楽しい終業式となりました。
ドラマの方は終盤になるにつれてちょっとストーリーが強引というか単調というか、けっこう不満の声を聞きましたけど、凜の陰キャ爆発→梓とルミが呆れる→テイラーがキレる→やえ子がなだめる→遥が金で解決、みたいなね。
個人的にも、メンバー同士があまりギスギスするようなのは、たとえドラマの中であっても、好きではないですし、4コマ漫画的な、日常をゆるく描くようなのでもよかったな…。
まあ、それだとあまりに内輪ウケになりすぎますし、今までのエビ中さんにはあまりなかったタイプの作品になったという点では、新鮮で良かったと思います。
メンバーひとりひとりのキャラクター自体はものすごく魅力的なものでしたし、何かの機会で続編だったりサイドストーリーがあれば良いなあ、なんて。

D-ys4r7UcAUgAbq.jpg

またどこかで神ちゅーんずの6人に会えますように。



nice!(0)  コメント(0) 

EVERYTHING POINT劇場版-a new beginning- [エビ中]

東京、名古屋、大阪とおよそ1か月にわたって上映されてきました「EVERYTHING POINT劇場版 -a new beginning-」ですが、今日でいったん終了になりますかね。
おそらく観られてない人も多いでしょうし、今後観られる可能性もそう高くない(とはいえ、秋田分校で期待してますよ)ですから、自分の備忘録も兼ねて、印象深かったシーンを思い出せる限りでざっくり書いてみようかと。
ホントなら観てすぐ下書きでもしておけばよかったんですが、なんせ今日になってようやくこれを書こうと思い至ったので、順番が前後してたり細かい部分が間違ってたりする部分もあると思いますが、ご容赦を。


まずは、なにかの取材の休憩時間?
MUSiCの衣装を着て、テーブルを囲んでジャンケンをするメンバー。
どうやらホワイトボードにお互いの似顔絵を描く、その順番と、誰が誰を書くのかを決めるためのジャンケンらしい。
しかし、ジャンケンに加わろうとすると止められるぽーちゃん。
絵が得意だから選ぶのは最後、とかそういうルールがあったのかな?
「誰か私も描いてほしいなー」と拗ねるぽーちゃん。可愛い。

春ツアー千秋楽、茶番劇からゼッテーアナーキー。
りったんが浦島太郎の歌を歌ってたんですが、何度聞いても「絵にも書けない美しさ」を「目にも書けない美しさ」って歌ってるように聞こえる。
ゼッテーアナーキーでは、天狗のお面を被ったまま歌い続けるぽーちゃんをずっと追うカメラ。
素晴らしい仕事。

USQ_4251_fixw_640_hq.jpg

そのあとは時を戻して、春ツアー初日からの映像。
こうやって時系列ではない映像のつながりも、今回のEPの特徴でした。

どこかのご飯やさんでのライブ打ち上げのシーン。
スマホでなぞなぞを調べて、メンバーとスタッフに出題するひなた。
「春、夏、秋、冬、一年の中でもっとも日数が長いのはどれ?」という問題に「夏!"なとぅ"だから!」などと、まったくもって意味不明な解答をする校長。
大爆笑するメンバー。
いやマジで意味わかんなかったんですけど。
その後も、ひなたがスマホを見ながら問題を出し続けるなか、カメラは部屋の隅でイチャイチャする師弟コンビをズームアップ。
マジで尊い。

どこかの公演のリハーサル直後?終演直後?
泣きながら歩いてる彩ちゃんを追いかけて、後ろから抱きしめるひなた。
誰かが辛い時には、誰かが支えになる。

どこかの公演のケータリング。
ぽーちゃん「芽キャベツって可愛くないですか?え、芽キャベツってこのまま放置したら普通のキャベツになるんですか?」

どこかのレッスン?
ひとりで遊びに行っても、すぐに帰りたくなるというぽーちゃん。
りったん「こないだも朝から2人で夢の国に行ったけど、途中で歌穂ちゃん疲れてるなーって」
ぽーちゃん「今度行くときは夕方から行こうね…」

沖縄公演?
楽屋前で、畠山のバッティングフォームをぽーちゃんに指南するひなた。
他にも、バレンティンや山田哲や青木のフォームも指南。
バレンティンのフォロースルーの大きさに、「肩柔らかいんだねー」とナナメ上の感心の仕方をするぽーちゃん。
ひなた「オルスタって言うと、どうしてもオールスターを思い浮かべちゃう。ホームラン競争、ココ負けちゃったけど、後半の下半身の粘りが凄かった!筒香さんさすがです」

沖縄公演の打ち上げ?
彩ちゃん「ごーやちゃんぷっるー」(言い方可愛い)(伝わらない)

ファミえん本番前。
ぽーちゃん「ファミえんのかき氷すごくないですか。だって、お祭りとか行ったら1杯300円とかするんですよ。それが食べ放題だなんて…すげえ~~~」

2018famien.jpg

春ツアー千秋楽直後と、ファミえん直後のインタビュー。
彩ちゃん「個人でもいろんな仕事をやらせてもらってるけど、いくら"安本彩花"個人だといっても、エビ中だからやらせてもらえる仕事もある。個人でもあり、エビ中の一員でもあり…そこが難しいところ。でも、だからこそ、外で得たものはエビ中に持ち帰りたい」

真山さん「いまのエビ中はすごくスッキリしている。でもそれが悪いことだとは思わない」

ぽーちゃん「エビ中がどんどんひとつにまとまっていってる。でも、それだとエビ中らしさがなくなってしまうかもしれない。だから、それをちょっとでも壊していきたい」

秋田分校の直前、プラモのメンバーに振りを確認しに行くぽーちゃん。
教えてもらったあと、「ありがとう、ありがとう」と何度も頭を下げ、戻りかけたところで再び引き返して「ホントにありがとう」と一言。
こういうところなんすよ。

秋田分校は、ぽーちゃん×プラモ、ひなた×桜エビ~ず、まやま×いぎなり東北産の映像。
ただ、ここで印象的だったのは、エビ中のリハーサルを座席に座ってじっと見つめる、地元秋田の方々の姿。
この画が、秋田分校の素晴らしさを表してると言っても良いと思う。
そして、藤原美幸さんとのでかどんでんリハーサル。
みんな楽しそう。

Dp82Di-UcAAUZve.jpg

以前の「エビ中は真山だ」発言をいじられる真山。
真山さん「でも、エビ中は安本だと思ってるし、エビ中は星名だと思ってるし、エビ中は柏木だと思ってるし、エビ中は小林だと思ってるし、エビ中は中山だと思ってる。でも、エビ中にとって一番大切なのは、ファミリーの皆さん。私たちだけがいても成立しない。ファミリーの皆さんがいてくれるから、私たちはこうして活動できてる」

りったん「2018年は、ライブとかはすごく楽しかったけど、自分の中でワァーーッ!っていうのがあまりなかった気がする。だから10周年はすごく楽しみ」

FCイベのレッスン。
リハーサル見学中、自分が参加できない悔しさに涙を流す美怜ちゃん。
心配して声をかけるスタッフ。
隣で「ううん、なんでもない」と、笑顔で切り返す恵美子先生。
こうやって理解して、寄り添ってくれる方々が傍にいてくれてるのは、本当に心強い。

彩ちゃん「早く6人でパフォーマンスしたい気持ちもあるけど、でも、絶対に無理はさせられないから、いつも心にブレーキをかけてる」

FCイベント。
美怜ちゃん「初めてエビ中のライブを外から見て、みんなあんなに動いてるんだって。すごく元気をもらった。1部のときより、2部の方が元気だったかも。エビ中のライブは、ファミリーも含めて空気感が良いなって」
ひなたが歌ったキミに39と、曇天フルバージョンの映像。

DzlgaMwUcAApFsc.jpg

そして、衝撃のラスト5分
秋田分校?の帰りのバスの車中。
ぽーちゃん「いろんな想いがあるんですけど、上手く飲み込めないっていうか…」
りったん「きりたんぽが飲み込めない…」
彩ちゃん「ウズラの卵が飲み込めない…」
美怜ちゃん「こうやって一生懸命喋ってるのに、カットされると思うと、その気持ちも上手く飲み込めない…」
真山「ひなたが全然ノってこないのが飲み込めない…」
ひなた「ノってるよー」
ぽーちゃん「ホルモンとか、カリカリに焼いてようやく飲み込めるっていうか…」
美怜ちゃん「もう飽きた…」
真山「その飽きたっていうのも、上手く飲み込め…」
???「あ、美味しそう」
真山「美味しそう?」

で、終幕。
いや、ラスト5分は映像で見るとメチャクチャ面白いのに、自分の語彙力ではなにひとつ伝わらないっていう、この悔しい気持ちが飲み込めない…。


でもホント、ラスト5分だけじゃなくて、全編やっぱり映像じゃないと伝わらない部分が多いですし、まだまだもっとたくさんの人に見てもらいたい。
「劇場版だから映画館で観てほしい」っていうキネオさんのこだわりも分からなくもないんですけど、名古屋のティーチインですら50人ぐらいしか集まらないような状況ですし、地方での上映はかなり厳しいんだろうなあ。
配信や円盤化を期待する声もありますけど、どうなんでしょうね。

せっかくの10周年ですし、歴史を残すという意味でも、過去の劇場版作品と合わせて、どこかでまた披露される機会があればいいなと思います。




nice!(1)  コメント(0) 

神ちゅーんず放送&配信開始! [エビ中]

私立恵比寿中学主演ドラマ「神ちゅーんず~鳴らせ!DTM女子~」が、ついに始まりました。

52391279_785549335158898_9068387072531759104_n.jpg

先週土曜日のテレビ朝日を皮切りに、日曜日には制作局でもある大阪ABC、そして名古屋でも来週の月曜日からメ~テレでの放送が始まるということで、最初はテレビで見るまでガマンしようと思ってたんですが、GYAO!TVerでも配信されてますし、少しでも再生回数に貢献しないとね、ってことで視聴しました。
名古屋も含め、まだ放送されてない地域も多いですが、ゴリゴリのネタバレ含んだ感想になりますので、テレビで見るまでガマン!な人はご注意を。

スマホのカメラ越しに映る川谷絵音が「神とは…」と語りながら街を歩く場面からのスタート。
ていうか、もしかしたら動いてる川谷さんを初めて見たかもしれない笑
主役の十倉凜を演じるのは柏木さん。
ぶっきらぼうで口の悪いところはシアターシュリンプを彷彿とさせますが、クラスの中ではどちらかというと陰キャな感じは、ちょっと新鮮。

D3mBca5UwAAPjaL.jpg

続いてオープニング。
OP曲の「トレンディガール」も初めて聴きましたけど、シングル曲としてはちょっとパンチが弱いかなー、というのが現時点での印象。
まあ、まだフルで聴いてないですし、ライブで聴いてガラッと印象変わるなんてことはザラにありますから、なんとも言えないですけど。
普段からゲスの極みあたりを聴いてる人の感想とか、ちょっと気になりますね。
オープニングに関しては、映像に映ってるメンバーと曲のパート割とが合ってないので、とりあえずその違和感がハンパなかったです笑

学校やライブハウスのシーンでは、エキストラとして参加したオタクがたくさん映ってたみたいですけど、はっきり「見たことある人」って分かったのは3~4人かな。
エキストラでもセリフがあるような役は、おそらく役者の卵だったり、セミプロみたいな人たちがやってるんでしょうけど、オタクもみんな達者ですねー。
自分はホントに緊張しぃなんで、まず無理だと思います。

クラスのヒエラルキートップ女子、橘梓を演じるのは真山さん。
真山さんといえば、いままでのドラマや舞台では残念系女子役が定番だったんで、教室で陽キャの中心になってはしゃいでる姿にはやっぱりちょっと違和感があったんですが笑、板垣瑞生さん演じる澤田正樹とのデート?シーンはサマになってたのが印象的。
エビ中演じる6人の中では、性格的にも環境的にも凜と一番水が合わなさそうな役なので、これからどうやって接近していくのか楽しみです。

凜の親友、大宮やえ子を演じるのは、安本さん。
6人の中では一番フラットな役というか、他の登場人物のサポート兼ツッコミという、いわゆる受け手の役回りになるのかな。
一番キャラ設定が難しそうではありますが、「十倉凜の親友である大宮やえ子」をキャラ設定の軸にしてるんだとすれば、もう完璧なんじゃないでしょうか。
最後の「うわあ~、きもちわるーい」のセリフとか、ああ、凜の親友になるのはやえ子みたいな子なんだろうな、って思いましたもん。

D3jx9SiV4AIP4VA.jpg

星名さん演じる藤原ルミは、まだ敵か味方か分からないミステリアスさがありますね。
凜に対しても、ちょっと上から目線な感じも受けますし、かつて一緒に組んでたバンドをどういう経緯で凜が抜けることになったのか、セリフでは凜が「自分が下手だから…」と言ってましたが、ここの関係性も気になります。
フェスの最終選考会で凜の作った曲を演奏した真意とかね。
凜とルミが最後までバチバチの関係だと面白そうだなあ。

中山さん演じる永莉テイラーは、1話ではほとんど出番がなかったですね。
2話の予告を見た感じだと、同じ学校の生徒だということを凜も知らなかったみたいで。
いまのところどの登場人物とも、同じ学校の生徒という以外の接点がないということで、物語の筋からは一番遠いところにいますが、人気モデルという設定の割にはそれを鼻にかけてる感じもないような印象ですし、性格的には凜と合いそう。
あと、マネージャーのクセが強い。

そして、小林歌穂さんが演じるのは、笠原遥
凜のDTM制作に対して唯一積極的にアプローチをかけてますが、学校ではすれ違いざまに他の生徒から「変人」と呼ばれるほどのキャラなので、凜とやえ子に受け入れられるには、ちょっと時間がかかりそう…かな。
メガネを上げる仕草とか、片方の口角だけ上げる笑い方とか、ちょっとデフォルメ気味の演技も怪しい雰囲気を増幅させてていいと思います。
だいたいこういうのって、キャラ付けを印象強くするために、初登場時だけちょっとデフォルメすることが多い気がするんですけど、このキャラは最後まで押し通してほしいなあ。

ドラマ全体の印象としては、まだ第1話を見ただけですが、比較的コメディ要素強めかな。
凜のちょっと暴走気味な妄想とか、脇を固める永野さんや阿佐ヶ谷姉妹の渡辺さんも、もともとの芸人としてのキャラがちゃんと生かされてますし。
ただ、題材となってるDTMに関しては、そこまで深く掘り下げる方向性じゃないかも。
自分もそっち方面に詳しいわけじゃないので、どうしても必要かって言われると、まあそうでもなかったりする()んですが、一時期「DTMドラマ」という言葉がひとり歩きして話題になってたこともあったんでね。
そういった層がちょっとでも興味持って見てくれて、あれ、エビ中って可愛いし演技も良いじゃないか、ていうか歌唱力エグいぞ…ていう展開にでもなってくれれば万々歳なんですが。
柏木さん推しの人は、凜と正樹の行方も気になるところでしょうけど、さてどうなりますか。

D3oe8IcUEAkDPl7.jpg

それと、撮影はすべてiphoneで行われてる、というのも見どころのひとつみたいですが、配信の映像をパソコンで見た限りでは、まったく違和感は感じなかったですね。
おそらくiphoneの機能を使ったと思われる、アニメーションによる演出がいくつかありましたけど、安っぽいCG使うよりずっと良いような気がします。
他にもおそらく「iphoneならでは」な技術はたくさんあると思いますし、ひとつの映像作品の試験的な試みとして、そういった部分でも世の中に引っ掛かるようなポイントになってくれればいいんじゃないでしょうか。

というわけで、私立恵比寿中学主演ドラマ「神ちゅーんず~鳴らせ!DTM女子~」、絶賛放送&配信中ですよ!



nice!(0)  コメント(0) 

EVERYTHING POINT劇場版 名古屋ティーチイン [エビ中]

東京に続き、現在名古屋で上映中の「EVERYTHING POINT -a new beginning-」(以下EP)ですが、昨日は校長とキネオさんによるティーチインがありましたので、そちらの内容を書ける範囲でレポします。
質問によっては、映画のネタバレになるものもありますのでご了承ください。
あと、質問者の発言はかなり端折ってあります。
ちなみに、校長から「ノーツイートで」というお達しのあった話が2つほどありましたので、そちらは割愛してあります。

というわけで、さっそくどうぞ。


校長とキネオさん登壇。
校長「とりあえず新元号の話しようよ。」
校長「今日はレッスンがあったんだけど、新元号発表の瞬間はレッスン中断して。でも10分ぐらい押したんだっけ?まだかよー、って感じになったけど、ここまできたら見ないわけにはいかないと思って。アメーバニュースで見てた。」
キネオ「メンバーのテンションがやけに高かった。めずらしく中山もテンション高くて、ホントにそんなに興味あるのか?とか思ってたけど。」
校長「俺らは1回経験してるけど、彼女たちにとっては初めての経験だから。でも、こんなお祭りムードの新元号発表は俺らも初めての経験だし。」
校長「"令和"って、俺は好きだな。"レイ"って響きが良い。」
キネオ「元号発表があってすぐ、今日欠席だった星名から安本にLINEが入って。安の字が候補に挙がってたじゃない?それで"安本のヤスじゃなくて美怜のレイだったねー"って。」
校長「それもちょっと違うんだけどね笑」

校長「今日は全部で50人ぐらい?平日なのに来てくれて、ありがとうございます。これぐらいの人数なら、端から順番に聞いていきたい。なんなら、輪になって話したいぐらい。」

Q:五五七二三二〇について
校長「メンバーがいままでで一番キツかったっていうのが、ポンパラのMV撮影。菅野よう子さんがすごく厳しくて、全員一斉に録音するんだけど、個別の録り直しをさせてくれない。」

Q:新メンバーについて
校長「EBICHU PRIDEのときに、乱入して発表するつもりで全部準備してたんだけど、ライブ見てこれは行けないなと。慌ててPA席行って、"やっぱりやめるやめる!"って。」
キネオ「こっちは全部段取りしてるのに、いまさらなに言ってんだ?って腹立ったけど笑」
校長「あの時はホント、ムチャクチャにしてやろうと思ってた。とにかくなんでもいいから話題作りというか。WACKならやってただろうけど笑。いま考えると、ああいうやり方はエビ中には合わない。」

Q:ここからとEPについて
キネオ「EPに関しては5で完結したというか、あれ以上のものは作れない。」
キネオ「ここからをパッケージしたあとに、校長からEP劇場版やりたいって話があって。ここからは新メンバーの話を中心に撮ってたから、そこに収められなかった食事のシーンとか、いつものメンバーのワチャワチャを集めてみたけど足りなくて。それで、冒頭のシーンとかFCイベントとか撮り増しした。」

Q:もっと多くの人にEP見てもらいたい
校長「有料サイトとか、考えてないわけじゃないけど、曲とかどうだっけ?」
キネオ「曇天がフルで入ってる。」
校長「ああ、そうなると音楽的な権利がね…。」
キネオ「劇場版と銘打ってる以上は、映画館で観る、というのも大切にしていきたい。ただ、映画館に人を入れるのは本当に大変で、歯がゆい気持ちもある。」
校長「秋田分校のときとかは映画館開放してくれてるけど、そういう取り組みを他の地域でもできれば。秋田みたいなのを、西の方でも作りたい。」

Q:メンバーが大人になったな、というエピソード
校長「真山はヤフーニュースの記事で"アイドルって大人が作ったレールに乗ること"というところだけが切り取られてタイトルになった(アイドルって、大人がつくったレールに乗ることじゃないですか――「永遠に中学生」、私立恵比寿中学の10年)ことを気にしてたけど、自分で何かを生み出せるならアイドルじゃなくてもいいと思ってる。彼女は自分のやるべきことをちゃんと咀嚼できてる。変わった部分というか、昔から根底にはあったんだろうけど、10年経って発信する力がついた。」
キネオ「安本とはライブのことをよく話す。ライブならではのこと、フェイクだったり作曲だったり、自分から発信して動くようになった。昔は、安本、鈴木、松野の3人が"できない組"だったけど、いまは安本が一番アーティストっぽいというか、他のところから吸収してる部分も多いんじゃないかな。」
キネオ「とにかく安本はクソ真面目で、周りの人間には分からないようなところでも、本人は悔しい思いをしてたりしてる。」
校長「星名は変わらないね。まったくブレない。そこが凄い。」
校長「たぶん他のグループだったらダメになってたところもあるんだろうけど、エビ中だから成立してる、っていうのが良いんだと、俺は思ってる。」

Q:メンバーから提案されること
校長「EBICHU PRIDE以降は、セットリストに関しては意見を言われるようになった。実際にステージに立ってる側の意見として、そこは自分たちには分からない部分だから。」
校長「グッズの提案もあって、星名は靴下作りたいって。あと、入浴剤。ただ、靴下なんて外から見えないじゃん。入浴剤だって、家に帰ってからしか使えないし。まあ、もし今後グッズで出ることがあったら、そういうことなんだ、と思ってください笑」

Q:今後のこと
校長「彼女たちも大人になって、どうしてもワチャワチャした部分は減っていくし、どんどんプロっぽくなっていくと思う。中学生というコンセプトと、プロフェッショナルな部分と、いまは良いバランスだけど、6人で続けていくといずれ均衡は保てなくなる。そうなったときに新メンバーを入れる可能性は残しておきたい。」

Q:歌のない学芸会をやってほしい
校長「オーケストラとか交響楽団みたいな?それ面白いな。そういうのが好きだっていう人もいるんだろうけど、実際どれぐらいの人が来てくれるんだろうね。メンバーが出ないっていうのは面白いと思う。」

校長「そろそろ?俺たちも今日中に東京帰らなくちゃいけないし。キネオ、名古屋滞在時間どれぐらいだ?」
キネオ「ギリギリでしたけど、間にあったから良いんですよ(※東京で遅刻経験あり)」
校長「ノーツイートって言った部分はホントにダメだから。俺が飛ばされる笑」


こんなところかな。
ノーツイート部分以外にも、書いてて細かいニュアンスが伝わらなさそう(語彙力のなさ)なところはカットしました。
途中、もしかしたら校長とキネオさんの発言が入れ替わってるところがあるかもしれませんが、そこは大目に見てやって下さい。


EP劇場版は、名古屋では4日まで、そのあと大阪では12日から18日まで上映されてますので、お時間のある方は是非!



nice!(1)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。