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柏木企画「10131415~BOSSと子分たち~」 [エビ中-ライブレポ]

柏木企画の第3弾は、ココユノノカとのユニットライブ「BOSSと子分たち」
先に行われた10年選手もいそきんトリオも、まあだいたいこんな感じでこういうセトリでやるんだろうな、という、もちろん嬉しい裏切りもたくさんあったけど、全体の雰囲気としての予測はなんとなくできていて。
ただ今回のBOSSと子分に関しては、まったくなにが起こるか分からない、セトリも「バラードなんてないからね!」という柏木さんの"予告"はあったものの、さてどんなセトリで来るんだろうかと、わりとまっさらな状態で臨むこととなりました。


会場は立川ステージガーデン。
なかなか新しい会場で、エビ中さんも初めて使う会場なのかしら。
東京のなかでも西寄りなので、名古屋からでも車で片道5時間弱、しかも周辺に駐車場もたくさんあるというお優しい立地。
ただ、この日の座席は1階27列目とかなり後方で、フロアは完全にフラットなのにステージはそんなに高くなくて、175cmの自分でもステージは見えづらかったのがちょっと難点。
まあ、こればっかりは席運なので致し方ないですけどね。
てなわけで、まだ配信アーカイブも見てないのでレポとしてはかなり薄め(いつものことじゃん、とか言わないの)ですが、つらつらと書いていきますよ。


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M01:ハイタテキ!
M02:誘惑したいや

まずは、ココユノノカのオーディション課題曲であったこの2曲からスタート。
個人的には、この2曲は柏木さんは参加せずに3人だけで歌って「オーディションからここまで成長しました!」みたいな感じでも面白いかな、と思ってましたが、まあ言うて柏木さんの歌を聴きに来ているファミリーも多いですから。
風見さんの「ああ神様」が、めちゃめちゃ瑞々しかったです。


M03:Anytime,Anywhere
M04:シンガロン・シンガソン
M05:仮契約のシンデレラ

ココユノノカ加入時、真山さんから「エビ中の第3章の始まり」という旨のお言葉がありましたが、このブロックはいわゆる第1章、第2章、そして第3章のエビ中の"核"のような曲たちで、過去も未来も全部含めてココユノノカに託そうとする想いなのかなあ、なんて。
ただ、今回の柏木企画4公演は、おそらくセトリ被りはないんじゃないかと思ってたので、シンガロン歌ったのが意外だったかも。
とはいえ、いそきんのアンコールはまたちょっと別枠扱いなのかも、ですけど。


MC~箱の中身はなんだろな?~

ここで突然のミニコーナー。
思えば、柏木さんたちがココユノノカの年齢のころは、春ツアーとかでは毎回必ずMCでミニコーナーがあったなあ、なんて懐かしい気持ちになったり。
いまはもう当たり前のように思ってしまってますけど、2時間全力で歌って踊り続けるってやっぱり相当フィジカル鍛えてないとできないんだろうなあ。
イカを触った手を擦り付け合う4人が可愛すぎました。


M06:キャンディロッガー
M07:さよなら秘密基地
M08:大好きだよ

そして柏木企画恒例となった、デュエットコーナー。
桜木さんのキャンディロッガーは、生誕祭で歌ったときの動画がFCサイトのムービーにあがってますけど、これは絶対に生で見たいと思ってたので嬉しかったなあ。
さよなら秘密基地は、小久保さん自身も大好きな曲というだけあってさすがの歌いっぷり。
歌い出しとラストのパートは、もともと小久保さんのパートだっけ?と紛うほどでした。
風見さんの大好きだよは、柏木さんも仰ってましたけど本当にソロで歌ってほしいぐらい、曲の雰囲気と歌声がマッチしてて心地よかったなあ。

それにしてもこの3人の三者三様の個性というか、歌声やパフォーマンスの、お互いがお互いに持ってないものをたくさん持ってるバランスの良さ。
このデュエットコーナーだけで存分に見せつけられた気がして、柏木さんのプロデュース力に改めて感服いたしました。


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MC~日本語を英語で伝えよう~

コーナータイトルはうろ覚えです。
ジェスチャー小久保とシャカシャカ柏木が全部持ってった感じですが、謎に自信満々の桜木さんとか、優等生風見さんとか、ここも見所満載で。
「伝える」という部分での解釈の仕方とかも見えて、意外と小久保さんは人にモノを教えるのが上手なんじゃないか、とか思ったりも。
や、そんな小難しいこと考えずに楽しんだらいいんですけど。


M09:大人はわかってくれない
M10:キングオブ学芸会のテーマ

キンテマは9人体制になって初披露。
これはマジで1年ぐらいずっと思ってるんですけど、最後の「幸せだなあ」の歌穂ちゃんパートは小久保さんに歌い継いでもらいたいなあ、と。
なのでこの日は、あまりの解釈一致に思わずガッツポーズしちゃいましたね。
Cメロの桜木さんも良かったですし、さっき三者三様と書いたように、ほんとRGB三原色じゃないですけど、3人の個性を混ぜ合わせたら、たいていの曲の世界感は色付けられるんじゃないんでしょうか。


MC~エビ中の曲を2倍速で踊ってみよう~

ちょっと前にFC動画でもいくつかやってたことがありましたね。
ここはもう柏木さんの本領発揮というか、もう言うたらぶつかり稽古みたいなもんで、「相手してやるから順番にかかってこいよ」的な、ね。
それでも最後までブレない柏木さんの体幹の強さというか、動きひとつひとつの正確さというか、単に2倍速の音源に合わせて踊ってるわけじゃなく、おそらく動画を0.5倍速で再生してもちゃんとダンスになってるんじゃないかという、素人目にも明らかにレベルが違ってましたね。
や、そんな小難しいこと考えずに楽しんだらいいんですけど(2回目)。


M11:制服"報連相"ファンク
M12:紅の詩
M13:イヤフォン・ライオット

ここでエビクラシーから2曲持ってくるあたりがニクいなあ。
ただ、紅の詩は28日の柏木さんソロで歌うと思ってたので、ちょっと意外な選曲というか、いや、まだソロで歌わないって決まったわけじゃないですけど。
そしてオーラスのイヤフォンライオットの力強さ。
なんというか、この曲にはすべてを受け止める包容力のようなものを感じますね。


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AN1:コミックガール
AN2:頑張ってる途中
AN3:いつかのメイドインジャピャ~ン

いやもうジャピャンはズルいって…。
事前リクエストでわりと要望の声が多かったみたいですけど、これまたまったくそんなものは見てなかったので、完全に意表を突かれました。
いそきんのときのmatsuritureと同じく、柏木さんの曲フリでは脳の処理が追い付かなくて「ん?なんだっけ?」からの、イントロの0.1秒で全てを悟った瞬間の感情の爆発具合ったら、ハンパなかったですね。
そして、前後しますけど、久しぶりのコミックガールも楽しかったなあ。
これもう完全に小久保さんメインで息を吹き返した感じなんじゃないかしら。


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というわけで、座席運のなさもまったく問題にしないほどの本当に楽しいライブで、あっという間に過ぎ去った2時間半。
柏木さんのメッセージ通り、これからのエビ中を3人に任せるんだ、という想いがしっかり伝わってくるようなライブだったんじゃないでしょうか。

途中のMCでも何度か仰っていたように、6人体制以前の曲ではなかなかパートの割り振りも少ない3人が、この日は他のパートもたくさん歌っておりました。
やっぱりもともとの曲のイメージもあるし、技術的な面だとか、歌声の個性だとか、今回のライブを見ていても、すごく心地の良い部分もあれば、そうではない部分も少なからずあって。
はたまた今日のコミックガールだったりジャピャンだったり、3人が自分の個性を乗せていくことで、曲に新たな息吹が吹き込まれることもあったり。
EPなんかでレッスン風景見てても分かるように、ひとつの単語、ひとつの文字にまでこだわってるエビ中さんだからこそ、のパフォーマンスの数々だったように思います。

そしてココユノノカそれぞれの個性と、関係性。
学年はひとつずつ違うけれど、どこか同い年のようであり姉妹のようであり、手を取り合ってるようには見えないのに不思議と一体感はあって、でもちゃんとお互いをリスペクトしながらライバル視もしているという、本当に不思議な3人です。

改めて、ココユノノカの3人がこれからのエビ中を支えていくんだろうな、と。
その片鱗を見せつけたのは、柏木さんのプロデュースによるところはもちろん、この日の3人のパフォーマンスそのものでした。

全員が主人公だった第1章。
かほりこの物語であった第2章。
そして第3章は、ココユノノカの、そしてエマユナの、果てはまだ見ぬ未来の新メンバーの物語へと変貌していくんだと、この日のライブで確信いたしました。


さあ、柏木企画ラストはバンドを従えてのソロライブ。
配信での視聴になりますが、柏木さんの"魂"、しかとこの目に焼き付けます。




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