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柏木企画「101112~平成いそきんトリオ集結」 [エビ中-ライブレポ]

卒業する柏木さんからの、ファミリーへの最後のプレゼント、とでも言いましょうか、柏木さんプロデュース公演いわゆる「柏木企画」がいよいよ始まっておりまして。
配信で拝見した「10年選手」に続き、こないだの日曜には「101112~平成いそきんトリオ集結」が市川市文化会館で行われ、運よく座席もご用意して頂きました。

10年選手のライブは、インディーズの懐かしい楽曲にはじまり、10年の積み重ねによる楽曲の幅広さと、培い続けた歌声を余さず見せつけられるようなライブで。
さて、いそきんはどんなライブになるだろうと期待しまくっていたんですが、それをはるかに超える素晴らしいライブになりました。


市川市文化会館に来たのは、2019年の秋冬ツアー以来。
過去のブログを漁ると、どうやら「PANDORA」初披露公演が、ここだったみたい。
いやあ、覚えてないもんだなあ笑
ちなみにこの日は「PANDORA」は披露されず。そりゃそうか。

25列36番という座席に「どっちも平方数だし、√25と√36足したら11になるじゃん!ヒャッホー!」なんてガチでテンション上がりながら、いよいよ開演。

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M01:ダイビング
いきなりロンダートをカッコよく決めて登場する柏木さんと莉子ちゃん。
あれ?歌穂ちゃんは?と思ったらちょっと遅れてパタパタ走ってきて、なんだかそれだけでニコニコになっちゃいましたね。
正直、当時を知らないオタクなのでなんの思い入れもない曲なんですが、それでも今日ここでこの曲からスタートすることの意味ぐらいは。さすがに。


M02:バタフライエフェクト
早くも会場から悲鳴が笑(声出し厳禁)
そりゃまあ、かほりこスタートの曲ですから外すわけはないですし、自分もようやくここでひとつスイッチが入った感じ。


M03:青い青い星の名前
歌穂ちゃんの伸びやかな落ちサビが美しい。
意外な選曲だと思いましたが、今年のファミえんに参加できなかった歌穂ちゃんを気遣ってのことだったのかしら。
数あるファミえんテーマソングのなかから、こうして歌穂ちゃんの印象的なパートのある曲が歌われるというのは、やっぱり推しとしては嬉しくなりますね。


M04:I’m your MANAGER!!!
加入当時、エビ中で好きな楽曲は?って聞かれると、この曲と踊るガリ勉中学生を挙げていたという莉子ちゃん。
MCでは「ガリ勉でもよかったねー!」なんて話をしていましたが、テスト返却のくだりを3人でどうやるのか、ちょっとだけ見てみたかった気も笑
「どうしてみんなそんな身長伸びるの」のパートで、かほりこの2人にいじり倒される柏木さんがめちゃくちゃ可愛かったです。


M05:テブラデスキー~青春リバティ~
M06:ちちんぷい
この2曲は、アタマのネジが緩みまくってました笑
金八の楽曲は、自分がちょうどこのころにハマったという思い出補正もプラスされて、自然と心が踊り出しますね。
とはいえ、ちちんぷいはともかく、テブラは思い出で補正されるほどライブで披露されてたわけでもなく、個人的にもたぶん3回目か4回目ぐらいじゃないかしら。
アゲ曲でここまで干されてるのも珍しい。もっとやって下さい。
25列目からだと、ちちんぷいの白目小林歌穂さんを目視できなかったのが唯一の心残り。

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M07:リフレインが、ずっと
柏木さんとのデュエットコーナー。
10年選手を見て、おそらく今日もやるだろうということで、はたしてどの曲を歌うのかといろいろ予想もしていましたが、どちらの選曲も嬉しい予想外となりました。

リフレインは何度かぽーランドでも歌われてきましたし、ハモリのAメロBメロ担当が、柏木さんと歌穂ちゃんでちょうど別々だったから、ということでこの曲を選んだようですね。
エビ中のなかでもわりと対極にあるような声質の2人ですけど、お互いがそれぞれ相手の歌声を楽しんでいるような、そんなパフォーマンスだったように思います。


M08:でかどんでん
対して、歌穂ちゃん曰く「パワー系ボーカル」の2人で歌うでかどんでん。
歌い終わったあとに莉子ちゃんが「ホントに楽しい!」と連呼していましたけど、ステージで歌ってる本人がそこまで楽しんでるんだから、こりゃあこっちも楽しくないはずがないわけで。
この2曲のギャップこそが、まさにかほりこだなあ。

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M09:お願いジーザス
最後のサビの出だし、もともとの歌割りだと歌穂ちゃんパートなんですが、そこを莉子ちゃんが歌ってたのが、なんだかすごく新鮮。
自分が気づいたのはここの部分だけでしたけど、こうやって自分のパートもシャッフルしたところは他にもあったのかしら。
3人以外のパートを割り振る方がやりやすそうな気もしますけど、こういうところにも、8年という歳月の積み重ねで鍛えられたパフォーマンス力が現れてるなあ、と。


M10:宇宙は砂時計
この曲はどうしても小林歌穂さんから目が離せなくなりますね。
ぽーランドでソロで歌っていた時とも、9人で歌っていた時とも違う、しっかりとイメージの中に柏木さんと莉子ちゃんの歌声を内包したようなパフォーマンス。


M11:結ばれた想い
春ツアーのユニットコーナーで歌われていて、もちろんそのときもパフォーマンス、演出含めて素敵なものでしたが、やっぱりこの曲は歌穂ちゃんがいてこそ、なんですよ。
歌穂ちゃんのラップ、最高に素敵でした!(小声)


M12:23回目のサマーナイト
せっかくの柏木さん振り付け曲なのに、振り入りで披露されることがあまりないから、どちらかがリクエストしたのかしら、なんて。
まあ、とくに言及もされてないので勝手な妄想の範疇を超えることはないですけど、そんな裏話があったらいいなあ、というお話です。
ちょっと照れくさそうな歌穂ちゃんの「これ以上わたしに言わせないで」。良い。

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M13:チュパカブラ
直前のMCからずっと歌穂ちゃんがそわそわニコニコしてて、なんだったら歌穂ちゃんにとってはエルニーニョよりもこっちの方がメインだったんじゃないかってぐらい。
おそらくメンバーのなかでも、この曲をここまで気に入ってるのって、歌穂ちゃんだけなんじゃないかしら。
パフォーマンス中のはっちゃけっぷりが、たまらなく愛おしかったですね。
さすがにライブで何度も披露するような曲じゃないとは思いますけど、ワンチャンTikTokでバズったりしないですかねえ…。
とにかく楽しそうな歌穂ちゃんが見たいんじゃあぁぁ…。


M14:フォーエバー中坊
先日の莉子ちゃん生誕ソロライブでも披露されたように、こちらは莉子ちゃんお気に入りのリクエスト。
チュパカブラのときもそうでしたけど、かほりこがアイコンタクトで自由に暴れまわると、さすがの柏木さんでも制御不能になるんですね笑
いや、制御不能というよりは、もう好きにさせておこう、という感じかしら。
10年選手がシェフ柏木による絶妙の味付けと包丁さばきを堪能するライブだったとしたら、いそきんトリオはとにかく素材の味をジャマしない、丁寧な下処理だけであとは勝手に美味しくなるような、そんなライブに仕上てたような気がしてます。


M15:たまげた恋のエルニーニョ
えええ?もう終わり?あ、アンコールあるのか。あれ、でも、本編でエルニーニョやったらアンコールはなにやるんだろ?
てなことを思ってましたですよ、この時は。
3人でのパフォーマンスはやっぱり面白くて楽しくて。
会場には回帰さんも来てたようですけど、ユニットドラフトでこの3人を選んでくれたこと、そしてこんな素敵な曲を書いてくれたこと、本当に感謝しかないですね。
効果音担当の歌穂ちゃん、この日もキレッキレでございました。



体感だと30分もやってないんじゃない?なんて思うぐらい、あっという間に本編が終了。
Tシャツ抽選のMCも終わり、そのまま席で待つようにと言い残して、袖へと捌ける3人。
やっぱりアンコールあるんだ。良かったー。でもなにやるんだろ?回帰さんが新曲でも書きおろしてくれたかしら?まあ、なにやっても絶対楽しくなるんだろうな。それにしてもオフショット映像の3人可愛いなあ。


…なーんてのんびり構えてたら、不意に始まるmatsuriture
おお、今年はファミえん行けなかったし、これは嬉しいなあ。
と、これまたのんびり、でも、はて?3人だとどうなるんだろう?なんて思う間もなく、№3の掛け声とともに袖から飛び出してきた真山さん。


おお、真山さんだ。


…真山さん?


は?


え?




ああああああああまやまさあああああああやすもとさあああああああみれいちゃああああああああああああああああああああ!!!?!?!?!!!

目の前の出来事に、脳の処理が追い付かないこの感覚。
シンガロンシンガソンが始まってもまだよく分かってなくて、でもなんだこれ!楽しい!ってことだけはちゃんと身体が反応して。
自由へ道連れの途中ぐらいからだんだん落ち着いて、冷静に目の前の出来事を咀嚼できるようになったのはいいんだけれど、ちょうど脳がきれいに整理された瞬間にHISTORYのイントロが流れ出したもんだから、なんかもう、ダメでした。
もうね、どうやっても涙止まんないの。
身体に力入らないし。
ていうかもはや、我慢するのを諦めたよね。



M16:シンガロン・シンガソン
M17:自由へ道連れ
M18:HISTORY
M19:星の数え方
M20:ジャンプ
M21:響

この6曲に関しては、もう細かいことは書きません。
というか、一曲一曲の持つ意味というのがあまりにも大きすぎて、全部についてあーだこーだ書こうと思うと、どうしても話が野暮ったい方向に行ってしまうのでね。
これらの曲が存在した2018年1月4日から2021年5月5日までのおよそ3年4ヶ月っていうのは、なかなかどうして、明るい話題というのも少ない時期でしたから。
あれこれ書こうとすると、野暮ったくなっちゃうのよ。
6人が笑顔で歌って踊ってる、この日のステージはそれだけで十分だし、現場や配信で見た人それぞれが抱いた想いを大事にしてくださいな。

M22:イッショウトモダチ
そんな6人時代に、ケリをつけるかのようなラストナンバー。
ただノスタルジーに浸りたいだけなら、この曲は蛇足でしかなかったんだろうけど、目の前に広がる光景は6人時代のエビ中の"未来"であって、だからこそ、ここで歌うことに意味があったんじゃないかと。
そしてココユノノカやエマユナという、さらなる未来への存在が、今日という日をもたらしてくれたんだと、笑顔で涙を流しながらこの曲を歌う6人の姿を見て、そんなことを感じました。



多くのファミリーからの要望にこたえる形となった、この日のアンコール。
柏木さんのブログを読む限りでは、「6人でやりたい」と言った自身の言葉に対してひとつの区切りをつけることができたと、そう感じているようにも思えます。
6Voicesやこの日のMCでも、6人時代を語る柏木さんの言葉には「悔しい」という思いが強く出ていて、それを聞くたびにこちらもなんだかやるせない気持ちになったりしましたが、これを境に少しでも楽しい思い出になってくれてたら良いな、なんて。

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次はいよいよ、新しいエビ中の中心を担うココユノノカの登場となる、BOSSと子分たちです。
どうやら爆上げセトリになるようですが、柏木さんが3人に、そしてエマユナになにを託していくのか、しっかりと見届けたいと思います。




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