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私立恵比寿中学 秋のツアー2018@福井 [エビ中-ライブレポ]

エビ中さんの秋ツアーもいよいよ千穐楽、福井公演です。

三重に続いて、エビ中さんのツアーとしては初上陸となる福井。
関東ファミリーからはかなりの僻地感ある立地みたいですが、名古屋からだとクルマで片道2時間ですし、東京や大阪行くことに比べたらかなり近いんですよね。
だからといって、普段おいそれと行くような土地でもないので、遠征感もありつつ。
福井といえばカニですが、年末にまた福井に来てカニをたらふく食べる予定があるので、今回は越前蕎麦&ソースかつ丼&焼き鯖寿司を頂きました。

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ご飯食べてたら知り合いのオタクとも合流したので、会場へ。

会場は越前市文化センター
けっこう新しい施設のようで、隣には図書館や公園もあり、市民の憩いの場というか、複合施設の中のひとつの建物、という感じなのかな。
キャパが1,000人ちょっとで、比較的小さめのホールというのもあったんでしょうが、千穐楽特有のザワザワした雰囲気というものはなく、開場まではのんびりした時間が流れてて。
果たしてどんなライブになるのか、よりも、本当に中山さんが日直なのか、という謎の緊張感を抱えつつ、開演30分前に入場。

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客席は1階席しかなく、前方10列目ぐらいまではほぼフラット、それ以降はそれなりに傾斜のある造りで、自分は17列目のかなり下手側だったんですが、思った以上に見やすかったです。
座席自体ちょっと広めなのも嬉しかった。
開演前の影ナレ、彩ちゃんの「私が日直でもいいですかー!」の問いかけに、会場からは「いいよー!」という声が上がるものの、"いいよー"を"ビミョー"と聞き間違え(?)たのか、苦笑する彩ちゃん。可愛い。

そして開演。

M01:でかどんでん
M02:ちちんぷい
M03:EBINOMICS



でかどんでんでは、久しぶりGoPro使用の「ドーン!」5連発。
やっぱりこの曲は自由度高めにいろいろ遊んだほうが生きるような気がしますし、セトリの中の立ち位置というか、曲自体の特性としてはサドンデスに近いのかも。
シングルだからと遠慮せずに、どんどん崩しちゃっていい気がします。
EBINOMICSのぽリビアさんは、先日の柏木さんに触発されたのか、いつもよりアクションが激しめだったような笑

自己紹介、ぽーちゃんのご当地煽りは「カニ鍋が沸騰するぐらい盛り上がりしょー!」。
真山はこの秋ツアーで味をしめたコール&レスポンス。
福井といえばメガネ、ということで、「メガネー!」「いええええ!」、「裸眼ー!」「いええええ!」、「コンタクトー!」「いええええ!」、「レーシックー!」「…」。
安定の真山クオリティ。

M04:熟女になっても
M05:金八DANCE MUSIC
M06:きっとインフィニティー!
M07:もっと走れっ!!

金八のラスト、ぽーちゃんの「次は私立恵比寿中学…じゃなくて、インフィニティーズ!」という曲フリからの、きっとインフィニティ。
神戸でも披露されてましたが、これでまたもやインフィニティ全通継続更新。
念のため確認ですが、今年の秋ツアー以前は、春ツ2016千穐楽大学芸会2016DAY2ファミえん2017モリコロ秋ツ2017豊橋秋田分校2017武道館2018forever aiaiファミえん2018DAY2、で全部のはず。
違ってたら恥ずかしすぎるので誰か指摘してください。

そして、もっと走れでは衝撃の借り物競走開催!
紅組はぽーちゃんで、お題は「ぽーちゃんのまあるいペンライト」。
白組は柏木さんで、お題は「キャッチャーミット」。
残念ながら、自分はまあるいペンライトを持って行ってなかったんですが、ざっと見渡した感じでも7~8人ぐらい持ってたようで一安心。
さすがにキャッチャーミット持ってる人はいなかったみたいで、借り物競走は紅組の勝利!
ぽーちゃんは借りたペンライト持ちながら歌ったり、貸した人は嬉しかっただろうなあ。
歌い終わったあとはちゃんとタオルで拭いてから返してました(もし自分のなら拭かなくてもいいのになあ、なんて思ったことは内緒)し、ぽーちゃんの優しさが溢れてましたね。
ちなみに、今後エビ中のライブには念のためキャッチャーミット必携だそうです笑

M08:仮契約のシンデレラ
M09:ザ・ティッシュ
M10:自由へ道連れ
M11:日記

ティッシュも現場で聴くのは久しぶりかな?
というか、もっと走れとティッシュを同時に披露するのとか、いつぶりなんですかね?
ちょっとだけ「ティッシュ投げるんじゃ…?」なんてドキドキしてましたが、さすがにホールだと最前列しか届かないでしょうし、そこまではやらなかったですね。
しかし、仮契約&ティッシュの初期曲と、自由へ道連れ&日記の最新曲が同ブロックで、それでも違和感なく楽しめるっていうのは、やっぱり素敵だなあ。

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この秋ツアー恒例の、ご当地の人と話そうのコーナー。
登場したのは恰幅の良い外国人男性の方で、日本語が分からない、ということで美怜ちゃんが英語で対応。
質問コーナーも運良く(?)美怜ちゃんに当たって、「最近自分の好きなもの」というお題で、最近好きだという芸人さんのモノマネを披露したんですが、すごいね、1,000人がポカーンとするとあんな空気になるんだね笑
なんていうかもう、美怜ちゃんワールド全開でむちゃくちゃ面白かった。
ちなみに、ゲストの方は実は日本語分かるみたいで、それを明かしたときの「わたしより日本語上手いじゃん!」という、りったんのツッコミが個人的にツボ。
知ってる英語でコミュニケーション取ろうと「エネマ!」をブッ込もうとしたり、日本語通じると分かったあともカタコトで話しかけたり、とにかく終始マイペースの中山さん、ホントに人間としての凄まじさが溢れ出てて素晴らしかったです。

M12:感情電車
M13:スーパーヒーロー
M14:響
M15:ポップコーントーン

この日のハイライトはなんと言ってもこのブロック。
感情電車の歌い出しからすでにトリハダと涙が止まらなかったんですが、感情電車の歌い終わりからのアウトロで、全員が縦一列に並んだと思ったら、なにかを察する間もなく、ブランクなしでスーパーヒーローのイントロに繋がり、その瞬間、全ての感情が爆発しました。
この数秒のためだけに福井に来た、と言ってもいいほどの素晴らしさ。
さらにそこから響→ポップコーンとか、エモのフルコースですよ。

M16:シンガロン・シンガソン
M17:イート・ザ・大目玉
M18:頑張ってる途中

本編〆は頑張ってる途中。
福井は池ちゃんの出身地でもありますし、良い選曲だったんじゃないでしょうか。

そして、セトリの答え合わせ。

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M02:ちちんぷい → 制服"報連相"ファンク
M05:金八DANCE MUSIC → テブラデスキー
M07:もっと走れっ!! → どしゃぶりリグレット
M09:ザ・ティッシュ → キングオブ学芸会のテーマ
M15:ポップコーントーン → 春の嵐
M18:頑張ってる途中 → サドンデス

金八は、その後ろのインフィニティとのつながりを考えて、インフィニティーズの紹介をやりたくて入れた、とのこと。
もっと走れとティッシュ、両方ともりったんセレクトだったっていうのが意外だったなあ。
キネオさんとしては、初の福井ということで、エビ中の紹介的な意味合いでキンテマを入れたらしいんですが、「じゃあどしゃぶり入ってるの意味わからないよね」という真山さんからの辛辣なツッコミが。
春の嵐は、4公演目の大宮までずっと披露されてて、もし座間でもやってたら入れるつもりだったけど、途切れたのであえて入れなかった、とのこと。
りったん曰く、このブロックを考えるのが一番難しかったみたいですが、ポップコーンの選択は完璧だったんじゃないでしょうか。
最後の頑張ってる途中は、銀テをここに持ってきたことも含め、秀逸。
キネオさんは、サドンデスで"とっとき"のネタがあったみたいなんですが、果たして今後披露される可能性はあるのか…真山さんも言ってましたが、ハードルだけが上がり続けますね。

しかしこうして見ると、事前の予想では自習のときのようなアゲアゲオンパレードなセトリになるかと思いきや、もっと走れやティッシュなどインディーズ期の曲も含め、エモさもありつつ、新旧とてもバランスのいいセトリになったような気がします。
自ら「エビ中愛が一番強い」と自負するように、おそらくメンバーの中でりったんがエビ中の曲を一番聴いてるでしょうし、こういうセトリになるのも不思議じゃないのかな、と。
ここまでの5公演のように、パートの入れ替えや普段と違う演出はありませんでした(借り物競走ぐらい?)が、シンプルにエビ中の良さを伝えたい、という思惑がもしかしたらあったのかもしれないですね。

EN1:HOT UP!!!
EN2:ハイタテキ!

こうして幕を閉じた、千穐楽福井公演。
冒頭でも書きましたが、開演前から感じていた"千穐楽らしくない"雰囲気は、公演が終わっても払拭されることはなくて。
ただそれは、決してマイナスなことでもなくて、今回の秋ツアーは各公演で日直を決めて、その担当メンバーが演出をリードしていくスタイル。
つまりどの公演が特別ということもなく、ひとつひとつの公演全てが特別なもので、唯一無二のものだったということで。
全員が主役で、全員が横一列、千穐楽の"千穐楽らしくなさ"は、そんなエビ中を体現する6公演の締め括りとして、ある意味相応しいと言えるものだったようにも思います。

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初日のぽーちゃんがしっかり方向性を定めて根を張り、くっつきブンブンの2人が方向性を踏まえつつ太い幹を伸ばして、後半に入ると年長組2人が方向性を徐々に崩しながら枝葉を作り、最後に最年少が花を咲かす。
10周年の来年には、その大木にきっと素敵な実が生るような、そんな予感もしますね。
1ヶ月に満たない、わずか6公演の短くてあっという間の秋ツアー、どの公演も中身が濃くて、自分は半分の3公演しか行けませんでしたが、行けない公演もワクワクしてましたし、本当に素晴らしいツアーだったんじゃないでしょうか。

さあ、残すは大学芸会だ!



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