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ギア-GEAR- East Version [日記]

サンマフェスから一夜明けた翌日、仙台から千葉へと移動。
この日の目的は、ノンバーバルパフォーマンス「ギア-GEAR- East Version」。

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GEARの説明に関しては、公式ホームページのお言葉をお借りして。

日本発×日本初のノンバーバル(=言葉に頼らない)パフォーマンス『ギア-GEAR-』。光や映像と連動したマイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングによる迫力のパフォーマンスで感動のストーリーを描くと共に、セリフを使わない "ノンバーバル"という演出により、小さなお子さまから大人まで、そして外国の方までもが、言葉の壁を越えて楽しんでいただけます。

ストーリーはこんな感じ。

人間型ロボット「ロボロイド」が働き続ける、忘れ去られた古い元おもちゃ工場。人間が去った今も働き続けるロボロイドたちの前に、かつてこの工場で作られていたおもちゃの人形「ドール」が現れる。ロボロイドは、異物に対する解析機能を通じて、ドールと触れ合い、ドールが持つ不思議な力により、思わぬ能力を発揮する。一方、ドールはロボロイドたちとの「遊び」を通じて、少しずつ人間に近づいていく。そんな楽しそうな時間もつかの間、あることをきっかけに工場が大暴走を起こしてしまう。 そして……


元々は京都の専用劇場でやってたものを、昨年から関東でも行われるようになったらしく、それまではGEARのことを全く知らなかったんですが、今年の5月ぐらいだったか、エビ中の安本さんがドール役で出演するということで、その存在を知って。
とはいえ、なんせ関東、しかも千葉ということで、さほど積極的に見に行こうという気はなかったんですが、twitterで感想を眺めてると、これがまあ、大絶賛の嵐。
そこまで言うんなら、是非とも見てみたい。
もちろん、安本さんが出演する回を見たい、というのが本音なんですが、もはやそれすら些末に感じるぐらい、GEARを見てみたいという欲が高まってきまして。
ということで、キャストスケジュールも出ないうちからチケットを確保して、念願の初GEARに漕ぎつけました。

あ、いちおう、ストーリーに関しては省略してますが、図らずもネタバレしちゃってる可能性もあるので、そこだけご了承下さいませ。


会場の千葉ポートスクエアへは、千葉駅からシャトルバスも出てるらしいんですが、地元の人間に聞いても乗り場がどこにあるのか分からないと言われる始末なので、京葉線の千葉みなとから歩くことに。
駅からは、そこまで複雑な道ではないんですが、若干迷ってしまいまして。
わりと土地勘は良い方なんですけど、千葉みなと駅は、事前に頭でイメージしてた周辺地図と東西南北が90度ズレてるような感覚。
恐るべし千葉。

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千葉ポートスクエア。
開演前になにか軽くご飯でも食べようかと思ったけど、周りにはファミレスも喫茶店もなく。
恐るべし千葉。

開演30分前に会場に入ると、ロビーや受付から、すでにGEARの世界観がたっぷりで。

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こういうのも演出のひとつとして、期待感を高めてくれるのは良いですね。
座席は、早めにチケット確保してたのもあって、最前列のA列8番。
ステージはそこまで大きくないものの、舞台のそこかしこに、いろんな仕掛けがありそうな感じがひしひしと見て取れる。
スタッフの方から、上演中の注意事項などの説明があったのち、いよいよ開演。

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肝となるストーリー部分に関しては割愛しますが、およそ90分の上演中、まったく息をつく暇もないほど素晴らしかったです。
ノンバーバルということで、劇中はセリフが全くないんですが、言葉以上に、キャストの方々のパフォーマンスが饒舌で。
表情や仕草ひとつひとつから、ちゃんと言葉が伝わってくる。
そして何より素晴らしかったのが、パフォーマンスの質の高さに加えて、それぞれのキャストの連携というか、マイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングと、ジャンルの違う4つのパフォーマンスが見事につながっていて、ドールも含めた5人の歯車がしっかりと噛み合って物語を動かしてるんですよ。
どこかひとつでもズレたら、ストーリーが止まってしまうような。
公演タイトルが示す通り、なるほどまさにGEARだな、と。

しかもこれ、毎回キャストが変わるのに、5人の呼吸がぴったり合わないといけいないっていうのは、プロならあれぐらいは…って話かもしれないですけど、簡単じゃないと思いますよ。
自分のパフォーマンスだけじゃなく、専門外のパフォーマンスもしっかりできないといけないですからね。
当然、同ジャンルのパフォーマーでもキャストによって個性もあるだろうし、キャストの組み合わせによっても全く別のパフォーマンスになる部分もあるだろうし、全キャスト、全組み合わせを見てみたいと思えるぐらい、ホントに素敵なステージでした。

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ちなみにこの日のドールは、9nineの村田寛奈さん。
普段のパフォーマンスを拝見したことはないんですが、表情も愛らしく、コミカルな仕草とか、ダンスも可愛らしかったですし、凄く良かったです。
そうなると、やっぱり安本さんのドールも見てみたい…。
あのシーンどうやって演じるんだろうとか、すごく気になる…。
バースデー特典で無料招待チケットもらったし、なんとか予定合わせたいなあ…。
(ちなみに、この日がちょうど誕生日だったんですが、チケット引き換えのときにスタッフさんから「おめでとうございます」と言ってもらえたのが、この日初の「おめでとう」でした笑)


GEARはパフォーマンスの素晴らしさもさることながら、ストーリーも、いろいろ感じるものがありますし、みんなが大絶賛する理由も分かりますね。
どこまで書いていいのか分からないのですごくぼんやりした言い方しかできませんけど、とにかくこのストーリーの肝はドールの表情で、そこをどう読み取るかによっても違う物語が見えてきそうな感じですので、もし次の機会があれば、そこに注目したいです。

まだ見てないという方は、絶対見た方が良いですよ!



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