気仙沼サンマフェスティバル2017 [音楽]
少し遅くなりましたが、先週の日曜日、気仙沼サンマフェスティバルに行ってきました。
2年前から行きたいと思っていたものの、なかなか予定が合わなかったり、なにより気仙沼までのアクセスを考えると、どうにも気後れしてしまってたんですが。
今年はエビ中さんの秋ツアーを絡めれば、移動もワンクッションできるってことで、2年越しの念願かなっての参加となりました。
土曜日、結城でのエビ中さんを見終わったあと、仙台に移動して一泊。
翌朝、仙台からのバスツアーで気仙沼へ。
仙台から気仙沼までは約2時間、予定より20分ぐらい遅れて会場到着。
前日はあいにくの雨模様だったみたいですが、この日は夏の名残を惜しむかのような快晴と陽気で。
朝ホテルを出たときはちょっと肌寒くて、ヒートテック着ておけばよかったかな、なんて思いましたが、そんなん着てたら確実に熱中症になるんじゃないかってぐらいのフェス日和。
ステージではすでに気仙沼向洋高校軽音楽部の演奏が始まってて、心はもうウッキウキですよ。
とはいえ、まずはやっぱりサンマを食べないとね!
ニュースにもなってたように、今年は例年になくサンマが不漁で、このサンマフェスの開催もどうなることかと心配してましたが、運営さんの尽力で、気仙沼で水揚げされたサンマをたくさん用意して頂きまして。
いつも通りの無料配布でしたが、敬意を込めてしっかり(といっても2kほどですが…)募金してきましたよ。
肝心のサンマも、気仙沼の塩がいい塩梅に効いてて、脂のノリも最高でしたし、思わず2尾頂いちゃいました笑
ステージでは、地元のバンドやアイドル、八幡太鼓に祭りの踊りに、まさに地元に根差したフェス!って感じで。
お目当てのJUNIORの前にはマキタスポーツも出てきて、「ミスチルのトイレの歌」やら「いとしのエリーに乾杯」やら、テレビで何度も見たネタだけど、相変わらず面白いっすね。
サチモス音頭とか、原曲知らんでも面白かったってのは、やっぱり腕があるんだろうな。
で、いよいよJUNIOR。
セトリははっきり覚えてないけど、「七つの海」「パルヴィーノ」「スパゲティ」「ルーシー」「ありたの歌」「パールハーバー」だったかな?
なんか忘れてるような気もするし、おそらく順番もぐちゃぐちゃなので、あんまり信用しないように。
ライブは、毎回言ってますけど、やっぱり楽しいの一言に尽きる。
野外ってのがまた楽しさを増幅させてて、おそらくひと回り以上若いような連中と踊り狂ってました。
…まあ、途中から完全に息も上がって、半分以上はモッシュから離れて休憩してましたけど笑
これで「ガイコツ島」なんかやられてたら、たぶんぶっ倒れてましたね。
とはいえ、逆に自分よりもふた回りは上と思われるような年配の方がリフトされたりしてましたし、いやいや、たかだか40歳で老け込んでちゃいかんなあ…。
ライブ前にはGoさんにもご挨拶できましたし、もう大満足です。
JUNIOR終演後は、小腹も空いたので気になってた屋台をちょこちょこつまみつつ、体力回復のためにしばらく休憩。
ここで、ツイッターのフォロワーさんと合流。
お互いエビ中ファミリーで、初めましてがパンク現場っていうのもなかなか不思議な感じで。
しばらくエビ中談義してたんですが、年齢も一緒で、エビ中にハマったのもほぼ同時期ってなると、意気投合するのにそんなに時間はかかんなかったです笑
あ、ビールごちでした。また今度はエビ中現場で。
その後、RADIOTS、MONOEYESあたりは、後ろの方でまったりと。
RADIOTSは相変わらずのカッコよさ。
MONOEYESに関しては、前日に初めて知ったんですが、ELLEGARDENの細美さんのバンドなんすね。
エルレはまったく追ってなかったんで、全然知らんかった…。
音楽好きみたいなツラして偉そうなこと書いてるくせに、如何せん偏食が過ぎるから、有名どころの知識がほぼ皆無ってのが俺のダメなとこだな。
エルレなんかは別に嫌いじゃないというか、むしろ好きなんですけど、人気があるからってだけで触手が伸びない、この無駄な天邪鬼。
かといって、いまさら治す気もないですけど笑
アンコールでは、毎年恒例なのかな?細美さんだけがステージに残って、地元の高校の軽音楽部の子たちが演奏するって形で、2組が1曲ずつ披露。
どちらも演奏やMCがしっかりしてましたし、単なる思い出作りじゃない、本気のステージ。
2組目のボーカルの子なんか演奏始まったとたんに感極まって泣き出しちゃうし、こういう経験が財産になっていくんだなあ、なんて、オジサンの心はエモで満たされましたよ。
図らずも、2日連続でオジサンが肩を並べて涙を流すっていうね笑
細美さんは2012年の第1回からサンマフェスには参加してるみたいですし、地域のこと、若者たちのこと、本気で考えてるからこそできる演出で、ホント素晴らしいよなあ。
2012年、前年の東日本大震災からの復興を目指して、気仙沼のサンマ祭りとコラボして始まった、この気仙沼サンマフェスティバル。
6回目を迎える今年は、前年までのイオン気仙沼から、気仙沼向洋高校の旧校舎裏側へと会場を移動しての開催で。
この旧校舎が、震災時に多くの人々の命を救った「震災遺構」として保存されるということで、サンマフェスもその意向を汲んでの会場変更となったみたいです。
生まれて初めて訪れた気仙沼。
かつては活気ある港町だっただろうことが容易に想像できる街の雰囲気と、それでも会場に向かう道中、バスから見える景色には、震災の爪痕を感じさせるようなものもいまだに数多く残されてて。
震災から6年が経ち、普段の生活の中で被災地に想いを巡らせることも、正直、少なくなってきてます。
そんな自分が軽々に口にすべきではないのかもしれませんが、それでもこうして、しっかり前を見すえて進もうとする若い力、その背中を後押しする音楽の力、そしてそれを支える地域の力に触れ、そのどれもが素晴らしく輝いて見えました。
実行委員、ボランティア、出演者、そして気仙沼の方々とサンマフェスに関わったすべての人に感謝と敬意を込めて。
気仙沼サンマフェスティバル、最高でした!
また来年も行くぞ!
2年前から行きたいと思っていたものの、なかなか予定が合わなかったり、なにより気仙沼までのアクセスを考えると、どうにも気後れしてしまってたんですが。
今年はエビ中さんの秋ツアーを絡めれば、移動もワンクッションできるってことで、2年越しの念願かなっての参加となりました。
土曜日、結城でのエビ中さんを見終わったあと、仙台に移動して一泊。
翌朝、仙台からのバスツアーで気仙沼へ。
仙台から気仙沼までは約2時間、予定より20分ぐらい遅れて会場到着。
前日はあいにくの雨模様だったみたいですが、この日は夏の名残を惜しむかのような快晴と陽気で。
朝ホテルを出たときはちょっと肌寒くて、ヒートテック着ておけばよかったかな、なんて思いましたが、そんなん着てたら確実に熱中症になるんじゃないかってぐらいのフェス日和。
ステージではすでに気仙沼向洋高校軽音楽部の演奏が始まってて、心はもうウッキウキですよ。
とはいえ、まずはやっぱりサンマを食べないとね!
ニュースにもなってたように、今年は例年になくサンマが不漁で、このサンマフェスの開催もどうなることかと心配してましたが、運営さんの尽力で、気仙沼で水揚げされたサンマをたくさん用意して頂きまして。
いつも通りの無料配布でしたが、敬意を込めてしっかり(といっても2kほどですが…)募金してきましたよ。
肝心のサンマも、気仙沼の塩がいい塩梅に効いてて、脂のノリも最高でしたし、思わず2尾頂いちゃいました笑
ステージでは、地元のバンドやアイドル、八幡太鼓に祭りの踊りに、まさに地元に根差したフェス!って感じで。
お目当てのJUNIORの前にはマキタスポーツも出てきて、「ミスチルのトイレの歌」やら「いとしのエリーに乾杯」やら、テレビで何度も見たネタだけど、相変わらず面白いっすね。
サチモス音頭とか、原曲知らんでも面白かったってのは、やっぱり腕があるんだろうな。
で、いよいよJUNIOR。
セトリははっきり覚えてないけど、「七つの海」「パルヴィーノ」「スパゲティ」「ルーシー」「ありたの歌」「パールハーバー」だったかな?
なんか忘れてるような気もするし、おそらく順番もぐちゃぐちゃなので、あんまり信用しないように。
ライブは、毎回言ってますけど、やっぱり楽しいの一言に尽きる。
野外ってのがまた楽しさを増幅させてて、おそらくひと回り以上若いような連中と踊り狂ってました。
…まあ、途中から完全に息も上がって、半分以上はモッシュから離れて休憩してましたけど笑
これで「ガイコツ島」なんかやられてたら、たぶんぶっ倒れてましたね。
とはいえ、逆に自分よりもふた回りは上と思われるような年配の方がリフトされたりしてましたし、いやいや、たかだか40歳で老け込んでちゃいかんなあ…。
ライブ前にはGoさんにもご挨拶できましたし、もう大満足です。
JUNIOR終演後は、小腹も空いたので気になってた屋台をちょこちょこつまみつつ、体力回復のためにしばらく休憩。
ここで、ツイッターのフォロワーさんと合流。
お互いエビ中ファミリーで、初めましてがパンク現場っていうのもなかなか不思議な感じで。
しばらくエビ中談義してたんですが、年齢も一緒で、エビ中にハマったのもほぼ同時期ってなると、意気投合するのにそんなに時間はかかんなかったです笑
あ、ビールごちでした。また今度はエビ中現場で。
その後、RADIOTS、MONOEYESあたりは、後ろの方でまったりと。
RADIOTSは相変わらずのカッコよさ。
MONOEYESに関しては、前日に初めて知ったんですが、ELLEGARDENの細美さんのバンドなんすね。
エルレはまったく追ってなかったんで、全然知らんかった…。
音楽好きみたいなツラして偉そうなこと書いてるくせに、如何せん偏食が過ぎるから、有名どころの知識がほぼ皆無ってのが俺のダメなとこだな。
エルレなんかは別に嫌いじゃないというか、むしろ好きなんですけど、人気があるからってだけで触手が伸びない、この無駄な天邪鬼。
かといって、いまさら治す気もないですけど笑
アンコールでは、毎年恒例なのかな?細美さんだけがステージに残って、地元の高校の軽音楽部の子たちが演奏するって形で、2組が1曲ずつ披露。
どちらも演奏やMCがしっかりしてましたし、単なる思い出作りじゃない、本気のステージ。
2組目のボーカルの子なんか演奏始まったとたんに感極まって泣き出しちゃうし、こういう経験が財産になっていくんだなあ、なんて、オジサンの心はエモで満たされましたよ。
図らずも、2日連続でオジサンが肩を並べて涙を流すっていうね笑
細美さんは2012年の第1回からサンマフェスには参加してるみたいですし、地域のこと、若者たちのこと、本気で考えてるからこそできる演出で、ホント素晴らしいよなあ。
2012年、前年の東日本大震災からの復興を目指して、気仙沼のサンマ祭りとコラボして始まった、この気仙沼サンマフェスティバル。
6回目を迎える今年は、前年までのイオン気仙沼から、気仙沼向洋高校の旧校舎裏側へと会場を移動しての開催で。
この旧校舎が、震災時に多くの人々の命を救った「震災遺構」として保存されるということで、サンマフェスもその意向を汲んでの会場変更となったみたいです。
気仙沼サンマフェスティバルにお越しの皆様、本当にありがとうございます。サンマフェスも残すところ、あと数時間となりました。6回目を迎えた今年の開催地は「波路上瀬向(はじかみせむかい)」です。続→ #sanmafes pic.twitter.com/VW28WwTpHm
— 気仙沼サンマフェスティバル2017 (@ksn_sanma_fes) 2017年10月8日
ここは普段地元の漁師さんや漁協の方が働く場所ですが、東日本大震災当日に避難した約50名の命を救った建物であることから、気仙沼市が震災遺構として保存・公開を考えている「気仙沼向洋高等学校旧校舎」の裏側にあたります。続→ #sanmafes https://t.co/bzNqlggZCK
— 気仙沼サンマフェスティバル2017 (@ksn_sanma_fes) 2017年10月8日
震災遺構とは「後世へ教訓を伝承するために残すもの」であり、気仙沼向洋高等学校旧校舎は東日本大震災から6年が過ぎた今でも、被災当時の姿のまま残されています。この景色を見て想いを馳せていただけると幸いです。続→ #sanmafes https://t.co/IiRqwiH316
— 気仙沼サンマフェスティバル2017 (@ksn_sanma_fes) 2017年10月8日
気仙沼の地に集まって、共に過ごし、それぞれの想いを胸に、一緒に前を向いて歩いて行きたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。(完)#sanmafes https://t.co/6cYr8pHYlh
— 気仙沼サンマフェスティバル2017 (@ksn_sanma_fes) 2017年10月8日
生まれて初めて訪れた気仙沼。
かつては活気ある港町だっただろうことが容易に想像できる街の雰囲気と、それでも会場に向かう道中、バスから見える景色には、震災の爪痕を感じさせるようなものもいまだに数多く残されてて。
震災から6年が経ち、普段の生活の中で被災地に想いを巡らせることも、正直、少なくなってきてます。
そんな自分が軽々に口にすべきではないのかもしれませんが、それでもこうして、しっかり前を見すえて進もうとする若い力、その背中を後押しする音楽の力、そしてそれを支える地域の力に触れ、そのどれもが素晴らしく輝いて見えました。
実行委員、ボランティア、出演者、そして気仙沼の方々とサンマフェスに関わったすべての人に感謝と敬意を込めて。
気仙沼サンマフェスティバル、最高でした!
また来年も行くぞ!
2017-10-11 22:01
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