64勝76敗3分

ブログに一切野球ネタを書く間もなく、あっという間に今シーズンの全日程が終了。
タイガースは、64勝76敗3分で4位という結果。
まあ、今シーズンは「超変革」をスローガンに掲げて、春先からの選手起用を見てても、勝利よりも育成を優先するようなシーズンになるだろうなと思ってただけに、借金が12程度で済んだんであれば、上出来かな。

とはいえ、投打の軸、特に藤浪と鳥谷さえ本調子であれば、せめてCSぐらいは狙えてたんじゃないかと思うと、ちょっと残念かなあ。
鳥谷に関しては、北條を試せるいい機会でもあったんで、良し悪しですが。
でもホント、北條に限らず、今年は割とポジ要素が多かったのも、来期以降への期待にはなりましたね。


まずは投手陣。
こっちはそれほどポジ要素が多くないとはいえ、とりあえず岩貞にメドが立ったのが大きいかな。

とりあえず年間ローテ守って規定クリアして、今日の最終戦でも7回0封で2ケタ勝利＆防御率2点台ですし、これは確変じゃなく覚醒と言っていい、のか？
ホント、年間ローテ期待できるピッチャーがメッセ藤浪能見サンぐらいしかいないですから、本格的な覚醒に期待したいですけど。

あとは、いまいちパッとしなかったかなあ。
ルーキーの青柳も頑張ってたけど、じゃあ来年もローテで、ってなると厳しいと思うし。
往年の御子柴的ポジションで頑張ってくれれば、御の字じゃないかな。
他の若手も、秋山もなんかもう頭打ちな感じだし、遼馬や島本も期待値の割に・・・だし。
とはいえ今日の最終戦、初登板でチームのシーズン最後のマウンドを任されて、キラリと光るものを見せてくれた望月あたり、来年は期待したいですね。


続いて野手陣。
こっちはポジ要素豊富で、まずはなんと言ってもドラ１高山。

ホント、去年のドラフトのときに大絶賛しましたし、文句なしの成績残してくれてかなりホッとしてますw
欲を言えば、本塁打は2ケタ打てるだけの力は十分あると思うんで、そこだけ（あと守備）が少し物足りませんでしたが、来年はOPS.800ぐらいを最低目標に。
全盛期の桧山レベルぐらいの成績は期待していい選手ですよ、マジで。

あとはやっぱり原口ね。

育成から這い上がって、もともと打撃に定評はあったとはいえ、まさかここまで打つとは。
このまま正捕手定着なら万々歳なんですけど、どうなんでしょうね。
腰の状態もあるし、通年でマスク被れないならコンバートって選択肢もあるんだろうけど、他に守れそうなのがファーストぐらいだもんなあ。

そしてもう一人、上でも書いた北條。

鳥谷の不調があったとはいえ、7月中旬にスタメン掴んでからシーズン終了まで離さなかったのは立派。
まあ、レギュラー獲得するときってのは、こんなもんでしょうね。
大きな好不調の波もなかったし、むしろバッティングに関してはかなり慣れてきた感もあるから、これは怪我さえなけりゃ、ショートは向こう10年安泰なんじゃねえの？

ほかにも、横田、陽川、中谷あたりが積極的に使われてたけど、この辺はまだまだ様子見ですね。
去年ブレイクしかけた江越があんなですし。
やっぱりブレイクするときってのは、一気にブレイクしきってしまわないと、翌年も続けて活躍するってのは難しいんだろうなあ。
個人的には、坂本と板山の2年目に期待。


さて、シーズン終わりましたが、タイガースはシーズンオフこそ本領発揮しますからw
またドラフトとかFAとか、ぼちぼち書いていきますよー。