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私立恵比寿中学 spring tour 2023~100%ebism~(福岡、盛岡、名古屋) [エビ中-ライブレポ]

4月15日にスタートを切った、エビ中さんの春ツアー『100%ebism』
ここまで5公演を終え、自分も福岡、盛岡、名古屋と登校してきましたが、ほとんどセトリに変更のないライブを短いスパンで3回見て、しかも少しずつ席も悪くなっていった(名古屋は3階最後列の一番端)にもかかわらず、3公演ともに心の底から楽しいと感じられる素晴らしいライブを見せてもらいました。


ほとんどセトリに変更がない、と書きましたが、とにかく今回はそのセトリがすごくて。
春ツアー直前に新曲「kyo-do?」が発表されて、ツアーのセトリはこの曲に合わせたような世界観の、可愛らしい感じのものになるんだろうなー、なんて予想してたら、初手がまさかのPANDORAでひっくり返しましたし、そこからゲタ箱HOT UPで、おいおいマジか、と。
ああ、でもそうだった。
ここのスタッフ頭オカシイ(褒めてる)んだった。
と、なんだか妙に納得してたら、次のブロックは客席煽りからのダンス繋ぎでパクチー始まって、ああさらにナナメ上行かれたか、と。
いままでパクチーって、どこかフック的扱いというか、ライブでもあまり披露しないレア曲という立ち位置もあって、セトリの中のアクセントというイメージだったんですけど、ここにきて一気にキメ曲に昇華した雰囲気ありますね。

その次の金八DMでは、曲中のCMタイムで、メンバーの「CM風VTR」がスクリーンに流れる、という演出。
福岡:エマユナで「ピカピカの一年生」。
盛岡:美怜ちゃんがツアータオルの宣伝。
名古屋:柚乃ちゃんがペンライトの宣伝。
千葉とTDCがどんなだったかは分かりませんが、5~6パターンをローテーションで回す感じなのかしら。
まさか全公演変えてくるとか、さすがにそこまではしないですかね。
あと、Mステ未出演の低学年組に、けっこう多めにパートが割り振られてたりして、こうして受け継がれていくのも良いものだなあ、なんて思ったり。
オメカシは安定の楽しさ。
公式で上げてたコール動画も、けっこう浸透してたような気がします。
シュガーグレーズは、去年の春ツアーではなかった「cut!」「jump!」の一体感が楽しくて、そこからタフガキへと続く流れは、まさに前半のハイライトといった感じでしたね。

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MCでの「今日どう?」という雑な曲フリから、ここで新曲のkyo-do?を披露。
いままでのエビ中にはなかったタイプの曲なんですが、これだけクセの強い曲たちに囲まれても、エビ中さんがパフォーマンスすることでしっかりと親和していくもんだなあと、なんだか妙に感心してしまいました。
盛岡公演からは、カップリングのジブンアップデートも披露。
別ブログにも書きましたが、曲のラスト、歌穂ちゃんと悠菜ちゃんで「選んだのは」をユニゾンしたあと、最後のパート「自分自身だ」を歌う悠菜ちゃんを優しくステージ中央へとエスコートする歌穂ちゃんの表情が、こんなにも慈愛に満ちることってある?ってぐらい素晴らしいので、ぜひみなさん注目してほしいです。

莉子ちゃんとモニターさんの寸劇のあと、ここからはユニットコーナー。
きゅるん:莉子ちゃん、桜木さん、エマちゃん。
熟女になっても:真山さん、彩ちゃん、美怜ちゃん。
I’m your MANAGER!!!:歌穂ちゃん、柚乃ちゃん、風見さん、悠菜ちゃん。
熟女のお三方がとにかくオフザケに振り切って、かほりこの2人が低学年組を引っ張っていくようなユニット分けが、まず素晴らしいじゃないですか。
というかですね、美怜ちゃんの制服姿や、彩ちゃんの幼稚園児姿は、まあなんとなく一種のネタとして全然アリなんですけど、真山さんのランドセル姿は、その、なんというか、若干の"見てはイケナイモノ"感というかですね、うん、なんか、すごかったです。
ちなみに、熟女の曲中に"今日の宿題"と称して、3人のうち(おそらくFC動画に上がってるアミダくじで選ばれた)1人が「○○な一言」に挑戦するんですが、盛岡公演で美怜ちゃんが繰り出した、デートのお誘いの「今日、どうする?」は、あれはたぶん子供が見ちゃダメなやつ。
ごちそうさまでした(?)。
あと、アイマネで柚乃ちゃんと悠菜ちゃん(だったかな?)のおでこをペチペチする歌穂ちゃんが最高に可愛かったですし、2007年生まれに囲まれて懸命にフレッシュさをアピールする歌穂ちゃんが最高に微笑ましかったです。

続いては、怒涛のメドレーコーナー。
いかにハーフサイズとはいえ、9曲連続というのはメンバーにとってもオタクにとっても、なかなかのスパルタな構成。
しかも名古屋では、メジャーデビュー記念日というのもあって仮契約をフルサイズでパフォーマンスしてますから、これはもう尋常じゃないですよ。
なんとなくですけど、ここから先セトリが変わることがあるとしたら、ひょっとしてこのメドレーコーナーを弄ってくるんじゃないかと、そんな気さえしてますね。

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そしてライブはいよいよラストスパートへ。
バタフライエフェクトは、メンバーが鎖につながれてるという演出があるんですが、まあ、こんなところで書くような話でもないんですけど、個人的にですね、この"鎖でつながれてる"というのが非常に性癖にぶっ刺(自主規制)
で、鎖から解き放たれての自由へ道連れとか、この辺りの繋ぎもニクイなあ。
桜木さんの「道連れしちゃうぞ」もまた、柏木さんとは違うアプローチで素晴らしい。
というかですね、この自由へ道連れでのパフォーマンスがいちばん顕著ですけど、ここ最近の桜木さんの歌声ヤバくないっすか。
良い感じにアクが抜けて、下拵えはこれで完了、あとはどう仕上げていくか、みたいな。
ここからさらにどんなレベルアップを重ねていくのか、本当に楽しみです。

Bang Bang Beatは、ワイパーとかジャンプとか、振り付けが分かりやすく一体感を生んでるのもあるんだろうけど、ライブでここまで化けるとは予想もしなかったなあ。
現時点で、セトリに入ってたら嬉しい曲ベスト10には確実に名を連ねてる感じ。
青春ゾンビィィズもやっぱり楽しいね。
ただ、2Aの歌穂ちゃんパート「江戸中を熱狂させた~」のところで、ペンラを掲げたい自分とフリコピしたい自分で毎回葛藤してるのが悩ましいところ。
本編ラストは、イートザ大目玉で〆。
「いけないことをしましょう」で始まったライブが、「やっていいこと以外やらないままでいいの?」で終わるとか、それだけで最高じゃないですか。

アンコールの恋で始まるアンコールというのも、よくよく考えれば単純な発想なのかもしれないけど、でもこういう分かりやすさが心地よかったりもして。
そしてこの春ツアーのお楽しみでもある、セトリガチャ。
福岡:ハッピーエンドとそれから
盛岡:感情電車
名古屋:スーパーヒーロー
ガチャ運がいい、というより、おそらくこのガチャSSRしか入ってないから、なに引いても当たりには間違いないんですが、盛岡で感情電車が出たときは、さすがにちょっと変な声が出ちゃいましたね。
個人的には、残りの公演でポップコーントーンと日記を引きたいです。

そしてラストはボイジャー
この曲の持つ性質でもあるんでしょうけど、ライブの最後を飾るエピローグのようでもあり、次のライブへと繋がるプロローグのようでもあり。
曲中にスクリーンにも映し出されていましたが、各会場でファミリーが寄せ書きをして、それを千秋楽まで紡いでいく、という演出にも、そういう想いをどこか感じますね。
ちなみに、寄せ書きの白い布は最後ゴールテープとして、みたいなことをMCで言ってましたけど、なんとなくメンバーへのサプライズで別の演出があるような気がしなくもなかったり…。
まあ、アテにならないただの妄想です。ハイ。

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というわけで、10人体制のスタートとして素晴らしい滑り出しを見せている今年の春ツアー。
ここまでまだ5公演、個人的にも3公演しか見てませんが、この短期間でも間違いなく10人としての完成度がじわじわと上がってきてるというか、グループの輪郭が日に日に濃くなっていってるような気がします。
とくに、低学年組5人の成長が、本当にすさまじい。
先ほど書いた桜木さんはもちろん、柚乃ちゃんも、風見さんも、エマちゃんも、悠菜ちゃんも、武者修行フリーライブの成果なのか、いや、たぶんそうなんだろうけど、ステージの上でしっかりと自分の空間を作ってるんですよね。
それに加えて、姉さんメンバーに食らいつく、というよりも、立ち向かっていってるかのような気概も見え隠れして、この5人の逞しさ、頼もしさが、いまのエビ中を支えてると言っても過言ではないような気がします。
そこに、もはやエース世代の貫禄さえあるかほりこの2人が先頭で引っ張って。
10年選手の3人は、自由に楽しみながらもしっかりとバックアップしていて。
その辺りのバランス感覚まで込みで考えると、今年の春ツアー3ヶ月というのは、めちゃくちゃ貴重な期間になるんじゃないでしょうか。

春ツアーはまだまだ先も長く、その片鱗をのぞかせたばかりの『100%ebism』
ただもう現時点で、今年も千秋楽までまったく目が離せないものになってますし、これから中盤へと向かっていく春ツアーがこの先どう変化していくのか、楽しみにしたいと思います。



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