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エビ中春ツアー「drawer」前半戦雑感もろもろ [エビ中]

ただいま絶賛開催中の、エビ中さんの春ツアー「drawer」
春ツアーとしてはじつに3年ぶりの開催となりまして、ここまで、新潟、大阪、札幌、茨城、愛知と5公演が終了。
千穐楽の渋谷までは残り8公演、今週金曜日の八王子公演からはいよいよ中盤戦、と言ったところでしょうか。
自分自身、ここまでありがたいことに茨城以外の4公演を現場で見る事ができたんですが、次の予定が7月3日の川崎公演ということで、スパンが1ヶ月以上ありますし、ここらでちょっと4公演の感想だったり、八王子以降の妄想を多分に含んだ展望だったりを書き残しておこうかと。


当然のようにネタバレしていきますので、ご容赦ください。念のため。

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まずは最初のブロック。
ツアーの1曲目に「全力ランナー」という選曲も驚きでしたが、その最初のパートを風見さんに託した、というのがもう衝撃で。
さらに言うと次のブロックも風見さん歌い出しの「シュガーグレーズ」から始まるし、「春の嵐」ではかつてのぁぃぁぃパートを任されるしで、この春ツアーでの風見さんのポジションというか、少なくともパフォーマンスにおいての期待値がハンパないなと。
去年のちゅうおんでソロカバーコーナーのトップバッターを務めた小久保さん然り、年末の大学芸会でソロダンスを披露した桜木さん然り、ココユノノカ3人の"個"が着実にエビ中を形成するパーツのひとつとして存在しているように感じましたね。

そして3曲目の「梅」が、茨城公演から「大人はわかってくれない」にチェンジ。
最初のブロックと次のブロックは、「中人」から「playlist」までのアルバム6枚からそれぞれ1曲ずつと、最新アルバム「私立恵比寿中学」から2曲の合計8曲、という編成で。
さらにステージ上のモニターには7枚のアルバムジャケットが映し出されて、それぞれの収録楽曲のパフォーマンス中には、そのジャケット写真からレコードが出て回り出す、という演出(レコード針のノイズ音など細かい演出が素敵)もあって。
となるとこの先、セトリ変更があるとすれば、それぞれのアルバム収録曲の中での入れ替えになるのかしら、なんてことも思ったり。

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自己紹介を経てのブロックは、さっきも書いたように「シュガーグレーズ」からスタート。
イントロから風見さんがバチっと世界観作り上げてるのは、トリハダものですね。
個人的にもアルバムの中で好きな曲のひとつで、想像以上にアクロバティックな振付とか、パフォーマンスを見てさらに好き度が増した感じ。

「愛のレンタル」への曲繋ぎは、歌穂ちゃんの寸劇タイム。
でっかいエンピツ片手に楽しそうな歌穂ちゃんを見てるだけでもう幸せメーターはMAX振り切ってるんですが、それに加えてここの曲繋ぎ演出が、なんとまあオシャレなこと。
初見ではそれと気づけないギリギリのアレンジを施したBGMと、スタンドマイクひとつでそれと気づかせる演出の組み合わせが、たまんないですね。
…はっ、もしかして、マカロニえんぴつだからエンピツ、っていう意味もあるのか…?

続いてのブロックは、ユニットに分かれてのパフォーマンス。
どう調理しても美味しく仕上がる「でかどんでん」の万能さというか、懐の深さというか、最強のユーティリティ楽曲っぷりがいかんなく発揮されてますね。
ここでも、風見さんの肝の座りっぷりが素晴らしい。
歌穂ちゃんと小久保さんの「約束」は、もうホント黙って聴きなさい。
ライブなんてそもそも一期一会ではあるんだけど、この二人のパフォーマンスは、いまのこの瞬間を見逃すともう二度と見られない類のものですから。
前後の2曲が、衣装も含めてわりと自由度の高いパフォーマンスなだけに、しっかりと衣装を身にまとって丁寧に歌う二人の姿が、より一層鮮やかに映りますね。
「結ばれた想い」は曲も大好きですし、演出も最高なんですけど、正直、歌穂ちゃんのいない物足りなさが…笑
いや、良いんですよ、良いんですけど、やっぱりこの曲ってホラ、歌穂ちゃんメインみたいなところがあるじゃないですか。
演出カッコいいし、全然良いんですけど(しつこい)。

そして前半のハイライト、「夏だぜジョニー」。
月並みな表現ですが、マジで目がいくつあっても足りない。
それまでの弱火でじっくり丁寧に煮込んだようなパフォーマンスから一転、エビ中ライブの楽しさをざく切りにして強火で一気に炒めたような、そんなはっちゃけたパフォーマンス。
ぼくはもう歌穂ちゃん以外のメンバーを見るのを諦めて、全体を周辺視覚でぼんやり捉える程度になってますが、回を追うごとにハチャメチャ具合が増していってますね。
千穐楽とか、ホントどうなっちゃうんだろう。
これはさすがにどこかで映像として公開されそうな気もしてますけど、もしそうなったとしても、カメラで追いきれない部分が多すぎるのが難しいところだなあ。

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そしてここで一旦ブレイク。
メンバーのアー写を絵画に見立てた会話コントで、後半ブロック幕開けの「ハッピーエンドとそれから」に繋がるというもの。
先日の愛知公演でメンバーの入れ替えがあったんで、そこのセトリも変わるのかと思ったらそのままでしたね。
個人的には、セトリが変わらなかったことよりも、会話コントの中での「美術品を盗むという犯行予告」のくだりがそのままだったことが気になる…。
なんとなく何かの伏線のような気もするんですが、どこに繋がっていくのか、いまのところまったく想像できないんですよねえ。
ただの思い込みなのか、それとも。

後半ブロックは、「ハッピーエンドとそれから」で幕開け。
次の「宇宙は砂時計」が、大阪公演から「ナガレボシ」に変更になったんですが、ここはこの2曲でローテーションしていく感じになるんじゃないかなあ、と。
音源の段階では「宇宙は砂時計」の方が好きでしたが、「ナガレボシ」での歌穂ちゃんの所作ひとつひとつがちょっともう神秘的というか、極端な話、あまりにも集中して見つめてしまうと、会場に自分と歌穂ちゃんの二人しかいないんじゃないかと錯覚してしまうぐらい、そのパフォーマンスに引き込まれてしまいますね。

このブロックは、「イエローライト」に「Anytime,Anywhere」と、新アルバム曲目白押し。
なんですが、現時点でまだ「きゅるん」と「トキメキ的週末論」が未発表なわけで、こうなるとホントどこに入ってくるんだ、というのが気になるところ。
今回の春ツアーはあまりにも演出が見事すぎるというか、新アルバム以外の曲まで含めて流れが完璧すぎるので、なかなか違う曲に変わるイメージがつかないんですよね。
実際、ここまでセトリが変わったのは2曲だけですし。
ただおそらく、思いもつかないような形で別角度からのアプローチをきっと見せてくるんだろうなあ、という期待も同時に抱かせてくれてるのも事実で。
もういっそ、川崎公演まで情報シャットアウトしておこうと目論んでます。

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そしていよいよラストブロック。
初っ端の「靴紐とファンファーレ」はもう、ズルいよそれは、そんなんされたら絶対に泣いてまうやん。
2番サビまでのモニターの演出がもうニクいし、落ちサビの安本さん柏木さんに至っては、確実に光の波動を放ってます。
見えたもん、だって。
ぜったい飛行石とか握ってるよ、あれは。
4回見て、4回、涙を流してます。目が、目があぁぁぁぁぁぁ!

んで、放心状態のところに「ポップコーントーン」とかぶち込まれるんですから、このラスト4曲は正気を保てっていう方が難しいですよ。
ただ、愛知公演での真山さんの煽りがあまりにもパーフェクトに決まりすぎてたので、これはもしかしたら、次の八王子から入れ替わる可能性もあるのかな、と。
や、固定なら固定で全然構わないんですけど。

それにしても、の、たむらぱん曲の強さ。
後半8曲のうち3曲、ていうか、ラスト4曲のうち2曲がぱん様提供曲ですから、これはもう有り難いことこの上ないですね。
そんなぱん様提供の「COLOR」で、しっかりラストを彩って。
当初この曲が発表されたときは、まあ、ももクロさんとのコラボだし、10周年企画ソングという、それ以上でもそれ以下でもないぐらいの扱いになるのかなあ、なんてぼんやり思ってたんですが、とんだ思い違いでした。

ひとつ気になったのは、このブロックのときからなのか、最後のMCのときだけだったか、あまり記憶が定かでないんですが、モニターに映し出されてるツアーロゴがセピア色になってて。
全体的に白を基調としたステージセットに、衣装も前半のカラフルなものから後半は真っ白なものに変わって、MCでも「いろんな色に染まれる」的なことをメンバーが言ってますし、まあ、解釈の仕方はそれぞれあるにしても、それなりに腑に落ちるところはあるんですが、この「ツアーロゴがセピア色になってる」理由だけが、いまだによく分からないんですよね。
なんというか、そこだけツアーコンセプトと真逆の表現をしている気がして、とくに深い意味がないならないでいいんですけど、なんかちょっと気になるところ。
それも、千穐楽まで終われば見えてくるものなのかしら。

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てなわけで、ここまでつらつらと書き連ねてきましたが、文中にも書いたように、ここまでの5公演は過去のツアーと比べても変化が少なく、なにより、新アルバム曲からもまだ2曲が未披露ということで。
おそらく、全体から見たらまだほんの入り口を覗き見ただけなんでしょうし、よくもまあその分際でこんなにも書き殴ったもんだと恥ずかしくもありますが、とりあえずは次の登校日まで、あれやこれやと妄想を膨らませておきます。

改めて、ツアーって楽しいっすね。



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