ファミえんin富士急2016

富士急ハイランドで行われた、今年のファミえん。









映像で改めて見てみましたが、思ってた以上に楽しかったですね。
去年は「こんなこともあったなあ」なんて、ライブ当日を懐かしむ感じで鑑賞しましたが、今年は「こんなこともあったんだ」的な、いい意味でのいろんな発見とともに見られたというか。
当日のチケ番が良かったんで、ほぼ最前列で張りついて見てたってのもあって、トロッコとかサブステの様子が全然分からなかったですから。
あと雨。
これも映像見て、「こんなに降ってたんだ」なんて思いましたし。
ていうか、あの雨の中、よく合羽も着ずにライブ見てたな、俺・・・。

ただ、今回のファミえんというか、このBlu-rayに関しては、ちょっと違う感情もありまして。
ベストアルバム特典の、吉田豪インタビューを読む限り、ぽーちゃんが体調崩し始めたのがこのファミえん辺りからみたいですし、どうしても、ね。
本編での、ハイタテキでの息の上がった感じとか、リハでの彩ちゃんとのやり取りとか、やっぱりどことなく辛そうな感じが見えてしまって、凄く胸が痛い。
映像自体が、そこまで意図的な編集をしてないだけに、余計にね。

ライブそのものは、凄く良かったです。
当日は、キャノンの音とかスピーカーの音割れとか、音響的にはかなり良くない環境だっただけに、こうやってクリアに聴こえるのはありがたい。
パフォーマンスで意外と良かったのは、「全力ランナー」かな。
春ツアーや秋ツアーでも何度も歌ってましたけど、この曲はライブより映像の方が映えるのかなあ。
個人的には、肉眼で見たどの「全力ランナー」よりも良かったです。

あとはもう、「いい湯かな」からの、「ポップコーン」～「涙は似合わない」～「幸せの貼り紙」そして「summer dejavu」の流れのパーフェクトさ加減と言ったら。
なんなら、途中の校内放送がジャマなぐらいw
メイキングでぁぃぁぃが、貼り紙～サマデジャの流れが吉と出るか凶と出るか、みたいに言ってましたけど、完全に大吉でしたね。
現場では確認できなかった、「いい湯かな」でのぽーちゃんの涙も確認できましたし。
やっぱりエビ中の本質は、アゲ曲よりもエモ曲だよなあ。

あと、これもメイキング絡みですけど、当日気になってた衣装の順番。
過去3年は、前半が和のイメージで、後半が夏イメージだったのが、今年は逆になってて、なんか意図があるのかなあなんて思ってましたが、前日リハの様子を見る限り、当初は例年通りの順番だったみたいで。
ぁぃぁぃが「最初の4曲を後半（夏イメージ）の衣装でやりたい」って言ってたのが、採用された感じなのかな？
ぁぃぁぃはやっぱりその辺の嗅覚が素晴らしいね。
実際、あの衣装の順番で大正解だったと思いますし。
ただ、「最後がロックリーなのが気に食わない」って言ってたのは、花火の演出考えたら、アレはアレで正解だったかなーとは思いますけど。

それにしても、今年のファミえんはホントに雨に祟られた感じになっちゃいましたね。
去年の新潟と比べると、どうしても遠足感が薄いっていう意見が多かったですけど、もし晴れててライブ前に遊園地で遊べてたりしたら、遠足感は出たような気もしますし。
ライブでも、恒例のカキ氷がなかったり、いろいろ影響あったような感じもしますし。
まあ、それでも、雨のファミえんってことで、そういう一つの物語に繋げることができたのは、エビ中もまだまだ"持ってる"ってことなんでしょう。

とはいえ、やっぱり来年は晴れてほしいですね！