SSブログ

ファミえん令和元年@山中湖 [エビ中-ライブレポ]

今年もこの季節がやってきました!
てことで、8月17日に山梨県で行われました『エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん令和元年』に行ってきました。

というか、ブログの更新が1カ月以上も滞ってしまった…。
今年は更新頻度を上げるつもりでいたんだけどなあ…。

それはともかく。

今年のファミえん、会場は昨年と同じく山中湖交流プラザきららシアターひびき
2年連続3回目ということで、もうすっかりファミえんといえば、みたいな感じですね。
アクセスの不便さは否めないものの、ロケーションは素晴らしいものがありますし、多少の無理を通してでも足を運ぶだけの価値はあるんじゃないでしょうか。

DSC_0032_4.JPG

大型台風の接近の影響もあって、交通網含め、前日まで天気の心配が尽きませんでしたが、当日はすっかり雨も上がって、むしろ現地としては暑いぐらい。
会場には12時過ぎに到着。
ちょうどツアーバス組が少しずつ到着し始めてるぐらいの段階だったので、リスバン交換、物販等々もなかなかスムーズで良かったですね。
昨年より引き続きの設営となったフードエリア"パクパクうーたん村"も、多少の列はできていたものの、待ち時間は20~30分ぐらいだったかな?
小林歌穂さんオリジナルメニュー「胃袋の小林的存在たこ焼き(もちチーズ焼き明太マヨ)」、メンバーカラーのソフトクリーム(白桃シャーベット)かき氷(シークワーサー)を頂きました。
そういや、事前発表ではかき氷はレモン味だったような…。
DSC_0033_4.JPG
ソフトクリームとかき氷は写真撮ってないですー。
ホントはもうちょっと食べたかったんですが、気が付くとどの屋台も長蛇の列が。
去年は2daysで分散されてたのが、今年は一気に集まった感じですかね。
ちなみに、うーたんチケット引き換えのステッカーは彩ちゃんゲット。
過去2回は小林歌穂さん引けてたんですけど…いや、うん、彩ちゃんで不満だとか、そういうことでは全然ないんですよ…いやホントに。

冒頭で「素晴らしいローケーション」と書きましたが、雨は上がったものの、肝心の富士山は靄がかかってその姿を拝むことはできず。
もうちょっと風があれば…とも思いましたけど、野外ライブに風は天敵ですし、これも難しいところですね。
場内をぶらぶらしながら、知り合いの方々と談笑しつつ、いよいよ入場。

今年のブロック割は去年までの「E・B・I・C・H・U」ではなく「E・N・J・O・Y」。
自分は後列下手のYブロック。
整理番号も400番台中盤とそれほど良くはなかったんですが、なんとかセンター付近の5~6列目ぐらいかな?を確保。
やっぱり距離より角度ですよ。
毎年恒例のファミラジを聞きながら待つこと40分、いよいよ開演。

あ、ここから先のお写真はナタリー様より拝借。
いつもいつもありがとうございます。
(音楽ナタリー:エビ中、30tの水でずぶ濡れ「ファミえん令和元年」

USQ_1562_fixw_640_hq.jpg

M01:ラブリースマイリーベイビー

昨年DAY2と同じリミックスのebitureが流れ、衣装の上に法被を羽織ったメンバーが登場。
ラブスマでのスタートは2016年の富士急以来ですけど、やっぱり盛り上がりますね。
そして、1曲目からいきなり花道へと走るメンバー。
近い!可愛い!近い!可愛い!衣装!可愛い!髪型!可愛い!小林歌穂さん!尊い…。
この感覚だけは、何年たっても褪せることがないです。

M02:ほぼブラジル
M03:マブいラガタイフーン

そしてファミえんおなじみのこの2曲。
というか、2016年以降毎年必ずこの2曲はワンセットで、2016、2017、そして今年と、いずれも「ほぼブラ→マブラガ」の順(去年のDAY2だけが「マブラガ→ほぼブラ」)ですから、なんならもう繋ぎMIX作っちゃえばいいのに、なんて。

M04:Go!Go!Here We Go!ロック・リー

黒虎でセトリが上がったときには「きっとインフィニティー」になってた(既に修正済)んですけど、当初の予定がそうだったのか、それとも去年のを編集したときの消し忘れなのか…。
そして、もうすでにこの時点でずぶ濡れ。
多少の風向きで当たったり当たらなかったりしましたけど、ファミえんらしさを満喫するには十分すぎるほどの水量でした。

DSC_1536_fixw_640_hq.jpg

自己紹介MC。
イメチェンしましたとドヤ顔の彩ちゃん。
ただ、すっかりずぶ濡れになってしまって「せっかくのイメチェン、もうちょっと可愛い感じでお披露目したかったー」と悔やむ彩ちゃん。
遠目からはよく分かりませんでしたが、髪色を変えたんですね。
ぽーちゃんは、相変わらずファミえん公式キャラ「えびごろう」推しのご様子。
今年から新しく「ころこ」も仲間に加わったようで…もしかして、これから毎年1体ずつ増殖していくんだろうか…。

M05:あたしきっと無限ルーパー
M06:YELL
M07:テブラデスキー~青春リバティ~

テブラは春ツアー(どこだっけ?)でやったときに行けなかったんで、現場で聴いたのは2016年大学芸会以来?になるのかな?
イントロで思わず声が出ちゃいました。
いつの間にか干され曲になっちゃってますけど、楽しい曲だし、もうちょっと陽の目を見てもいいような気がするなあ。

M08:MISSION SURVIVOR

やたら楽しかった。
ファミえんでタオルと言ったらミッサバより揚げエビだろ!という声も多そうですが、この日はなんだかミッサバで正解だったような。

ECKzlMFUcAAo4GE.jpg

M09:元気しかない!

途中のコント部分は音源ではなく生声。
「ファミリー元気ないんじゃない?」「元気だけでいろいろ楽しんできたじゃん!」などなど。
これからは、サドンデスみたいにライブごとにセリフを変化させるスタイルでいくのかな。
個人的には、音源のちょっと間延び感というか、間の抜けた感じが逆にこの曲らしさを増幅させてるような気もするので、こういう大舞台だけで良いような気もしますけど。
ちなみに、2番サビあとのコントは省略。
そしてラスサビ、小林歌穂さんの左のポケットから「蝉の抜け殻(本物)」が出てきたと思ったら、「シャチハタの印鑑」「校長のメガネ」さらには「そこらへんの石」まで、いろんなものが出てくる出てくる。
メガネを取られた校長がスクリーンに映し出されると、会場も笑いの渦に。

M10:いい湯かな?

沁みるなあ。
さっきまでは身体的にずぶ濡れになってましたが、今度は心がじんわりと潤っていくようで。

USQ_3021_fixw_640_hq.jpg

M11:朝顔
M12:EBINOMICS

サビの振り付けが、にゃんこスターからチョコプラにマイナーチェンジ。
そういや、ジョニーのときの「そんなの関係ねえ」は、振付のラッキィ池田さんが小島よしおに許可取ったってのを聞いたような気がするんですけど、今回はどうなんでしょうか…?

M13:あなたのダンスで騒がしい
M14:感情電車

個人的には去年の秋ツアー福井以来で、けっこうひさびさに聴きましたが、フォーメーションに入ってから小林歌穂さんが歌い出すまでの静寂が、何度聴いても素晴らしい。
「静寂」なんだから「聴いても」というのはおかしいかもしれませんが、あの瞬間だけは、たしかに静寂が聴こえるんですよ…。
そして、優しく、力強く、山中湖に響き渡る、"その空"。

USQ_2675_fixw_640_hq.jpg

ここのMCだったかな?
富士山が見えないって話から、柏木さんが「ホントにまさに"曇天"って感じで…」というと、途端にざわめきだすファミリー。
「いや違うから!そんな曲フリないから!だって、そしたら、もし"どしゃぶり"だったら…」
再びざわめくファミリー。
柏木さん「違うってば!」
こういうやりとりも、ライブならではの一体感があって楽しいですね。

M15:紅の詩
M16:明日もきっと70点
M17:買い物しようと町田へ

ラスサビ前、花道の最果てで「いま何時?」をビシッとキメてステージに走る彩ちゃん。
ステージでは落ちサビのフォーメーションで待つ5人。
走る彩ちゃん…走る…はし…あれ、これ、間に合わなくね?
案の定、ひなちゃんの落ちサビに間に合わず、ステージ手前で崩れ落ちる彩ちゃん。
いやもう、愛おしすぎるでしょう笑

USQ_2808_fixw_640_hq.jpg

M18:ちちんぷい
M19:HOT UP!!!

ここの2曲はヤバかった。
コース料理もそろそろ〆に向かって落ち着いてきたかなー、と思ってたところに、極厚のサーロインステーキがドーン!って感じで。
翌日、首筋がずっと攣ってるような感覚があったんですが、原因はたぶんこれ。
隣の人にもぶつかる勢いで暴れまくってしまったんで、ちゃんとゴメンナサイしましたです。
「ごめんごめん」「かまへんかまへん」これで全部うまく回るんですよ。たぶん。

そして、時間的にもおそらく次が最後のブロック。
「2013年に始まったファミえんですけど…」って、やたら静かなトーンで柏木さんが話し出すもんだから、一瞬「今年で最後です」なんて続くんじゃないかと心配性な自分はドキドキしてましたが、「2015年からは毎年テーマソングを作って頂いてて…」と、テーマソングブロックの前振りで一安心。
柏木さんは、ちょっと落ち着いたトーンで話すだけで重大発表なんじゃないかと思うぐらい、声に力がありますね。

M20:summer dejavu
M21:ナチュメロらんでぶー
M22:青い青い星の名前

青い青い…は、これで本編ラストだというのが分かってたのもありますけど、なんだか最初のフレーズから涙が溢れてしまって。
もうすっかり辺りは真っ暗だったんだけれども、なんとなく、この景色をすべて目に焼き付けておきたいなあ、なんて、ふとステージから上空へと視線を上げた瞬間、はじける花火。
曇りがかって、ちょっとぼやけた花火でしたが、なによりも素敵な光景でした。

DSC_1706_fixw_640_hq.jpg

ただ、パフォーマンスを終えたメンバーが花道に出てきたときには花火も終わってて、「ずっとステージで歌ってたから見えなかったー」と、残念がる姿に、たしかにそこだけちょっと勿体なかったなあ、と。
そして、端から端までファミリーに手を振りながら6人全員で花道を歩いて、さあステージに戻ろうかという、そのとき。
再び打ち上る花火。
横一列に並んで、花火を見上げる6人の背中がもの凄くカッコ良くて、この背中をいつまでも追い続けていたいなあ、なんて。
あの背中を見られただけでも、後方ブロックで良かったなと、心から思いました。

DSC_1741_fixw_640_hq.jpg

そして湧き上がるアンコール。

EN1:FAMIEN'19メドレー(ご存知!エビ中音頭~こりゃめでてぇな~I can’t stop the loneliness~エビ中出席番号の歌その2~早弁ラップ~あるあるフラダンス)

メンバーが1人ずつステージor花道に登場して、ワンフレーズずつ繋いでいくメドレー。
出席番号の「キラキラ光る」を美怜ちゃん自身が歌ったり、彩ちゃんオリジナル早弁ラップだったり、どんどん会場も盛り上がって、いよいよトリは小林歌穂さんですよ!
なに歌うんだろう?感情電車は歌ったし、面皰かな?日記かな?
あ、もしかしたら大漁恵比寿節かもしれない!
なんて心躍らせてたら、なんとあるあるフラダンス!
しかも、MUSiCフェスで岡崎体育さんがやった、替え歌のやつだ!
軽快に1番を歌い、2番に突入…するも、様子がおかしい。
「フフフ フンフフフ フンフフンフフ~ン…」と鼻歌でごまかすぽーちゃん。
慌てるひなたとりったん。
すべてを理解し、完全に諦めるぽーちゃん。
爆笑するひなたとりったん。
「…これ、リハーサルでやったやつじゃん!」と、ご立腹のぽーちゃん。
どうやら、スタッフの手違いで、リハ用と本番用のフリップを取り違えてしまったらしい。
いや、うん、笑っちゃいけないんだろうけど、大いに笑わせて頂きました。
正解バージョンはFCサイトとぽーちゃんのインスタに上がってますので、そちらをぜひ。

USQ_3503_fixw_640_hq.jpg

EN2:梅
EN3:イート・ザ・大目玉
EN4:Family Complex

最後の力を振り絞ってのひと暴れ。
美怜ちゃんも、MUSiCフェスでは声を詰まらせてしまったけれど、しっかりと歌い切って。
6人揃っての2時間半のステージ、まだまだ制限のあるところは少なくないけれども、これだけのパフォーマンスを見せてくれるんですから、焦らず、ゆっくり、少しずつ。

そして。

EN5:星の数え方

もうこれは、どう言葉にしたらいいんだろうか。
美怜ちゃんが万全でない春ツアー、5人で大切に温めてきた卵から、その殻を突き破って、ようやく雛がその姿を見せたかのような、新しい命の誕生にも似た、6人での初披露。
その瞬間に立ち会えたことは、本当に嬉しかったです。

DSC_1910_fixw_640_hq.jpg

歌い終わって静かに頭を下げ、そのまま退場するメンバー。
「以上を持ちまして…」のアナウンスに、現実に引き戻される、というよりも、いま目の前で起こったことは本当に現実だったんだと、むしろ輪郭がくっきりと浮かび上がるような、不思議な感覚。


こうして幕を閉じた今年のファミえんですが、ホントにもうただただ楽しかったな、と。
授業でもなく、学芸会でもなく、"遠足"なんですから、それでいいんですよ。
6人が楽しそうに、歌って、踊って、笑って、泣いて、その姿がそこにあるだけで、日常からも非日常からも解放された、素敵な時間があるんですから。
10周年だからと、特別なことがあるわけでもなく、ファミえんはいつものファミえんで。
それでいいんです。

USQ_3913_fixw_640_hq.jpg

また来年も、素晴らしい時間が過ごせますように。



nice!(1)  コメント(0)